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以前に愛護団体施設でも
大分前になりますが、ある東京の愛護団体の施設において「ワクチン接種の犬達からパルボが大量に発症」したことがありました。この団体の代表者が製薬会社を訴えると騒ぎました。製薬会社が現場を視察に来られ結末は「このように大量の犬を過密にいれていた為に、環境が劣悪になり犬達の体調も崩れワクチンの効果が上がらないことが原因」という判断が下されました。慰謝料を求めましたが却下されています。

今回の茨城センターでの「パルボ発生」に関しも外野の方が現場の状況も把握せず勝手な意見をしている事が目につきます。何度も言いますが「発症しても隔離できるスペース」があれば今までも職員の方が必死に治療し何とか回復する犬もいました。

当会の卒業犬「カーラちゃん」は姉妹で収容され2匹とも引き取り予定でした。しかし引き出す前日センターからの電話に「2匹ともパルボです。今から治療しますのでお迎えを伸ばしてください」と連絡がありました。そして残念なことに妹犬が亡くなってしまいましたがカーラちゃんはパルボに打ち勝って今も元気に家族として大切にされています。その様に同じ姉妹犬であっても免疫力,、体調の状態で明暗を分けました。

しかし今回の事で昨日も急遽、認可団体様「神奈川」が譲渡用「外に置かれている犬」の2匹を引き出しに来てくださいました。ありがとうございます。皆で協力し合い連絡を取りながらセンターの状況を少しでも良くなればという思いで動いて下さっています。どこかの団体のように、ただ「センターを脅して改善させる」事が如何に意味のない愚策であるか、賢明な皆様ならご理解頂けると思います。

また事実を把握もしていない方がセンターに電話を入れるような事は絶対にしないでください。そうなれば犬達の管理する時間も治療する時間も無くなります。それが如何に「犬達のためにならない」かがお分かりになるでしょう。どこの自治体にも「問題の愛護団
体」はいます。しかしそれを水面下で自治体の毅然とした対応があれば、このような場当たり的な考えの団体は排除できたはずです。そこに関しては今後茨城県は考えて行かなければならない問題でしょう。

[2019/06/21 16:14] | 保護、団体関連 | page top
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