茨城県動物指導センターから譲渡団体にメールが来ました。
「センター内で「パルボ」が発症しすでに犬が血便をし4匹のうち2匹死亡したためセンター内立ち入り禁止。犬の引き出しもご遠慮ください」との通達が来ました。今後この4匹だけでは治まらないでしょう。過密に置かれた環境になると必ず「パルボ」が過去にどのセンターでも発症していました。 しかし茨城センターはこの2年ぐらい収容頭数も減り私達愛護団体は「パルボの発症」を忘れているほどでした。しかし心配していた最悪の事が起きてしまいました。パルボは「犬のぽっくり病」と言われるほど死亡率が高い感染力があります。いくらワクチンを打っていても、過密に入れられ体調が崩れストレス、食事も喧嘩が起きたりで精神的な負担でフードも食べれず、そうなると免疫力が低下しパルボが発症します。 このウィルス感染は非常に腹痛を伴い犬は痛くて背中を丸めじっと立ちすくみ、そのうちにトマトケチャップのような血便をし衰弱していきます。水のような下痢便に腸壁も一緒に排泄され、酷い嘔吐が続き苦しみののち死亡します。 この原因である「過密状態」にした団体は犬達の知識もないまま「殺処分するな、全頭生かせ、処分したら黙ってはいない」とセンターを脅し、1週間に4匹引き取ると大口をたたいても先週も引き取りもせず、挙句の果てこの始末。処分されるより「パルボ」で死亡する事の方がどれだけ苦しいか貴女は分からないのでしょうか。本当に怒りを感じます。多くの譲渡団体様からも怒りの声が起きています。 この菌は6か月ぐらい残ります。愛護団体が譲渡も中止したら更に収容頭数は増加していきます。死亡した犬達のいた部屋以外からもこれから発症する犬達は出てくるでしょう。パンデミックです。今まで1部屋に5匹位で保たれていた収容犬舎。今は15,16匹がいれられ犬達は毎日どれ程の苦痛の中で生かされているのか。こうなることは分かり切っていました。口のきけない犬達を此処まで苦しめてもCAPINさん、何の心に痛みを感じないのですか? 譲渡団体様にもこれだけ迷惑をかけても自分の責任を感じていない。センターの犬達は多くの愛護団体様の大切な命です。貴女だけが譲渡団体ではないんですよ。過密に入れられその挙句苦しんで死んでいかなければならない犬達。本当に哀れでなりません。 |
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