東京都小池知事より協力いただいている譲渡団体様に「表彰状」授与の式典が24日都庁でありました。当会は予定が立たず出席する事が出来ませんでしたが後日郵送して頂く事になっております。
全国で「殺処分0」という言葉が氾濫し、間違った解釈をしている一般国民、ボランティア団体もあるようです。 東京都も犬は28年度より、猫は30年度より「殺処分0」達成と発表されています。その意味は「動物福祉等の観点から行ったもの」「引き取り、収容後に死亡したもの」を除く致死処分を「殺処分と表示」と書かれています。つまり「全頭全てを処分しないで殺処分0を達成」という意味ではないことがお分かりだと思います。 実際2015年203匹「犬10、猫193」2016年94匹「犬0、猫94」2017年16匹「犬0.猫16」が処分という事になり313匹が致死処分の数字に表示されています。そして2018年犬猫ともに0。それは本当に動物の立場を優先した「動物愛護」の正しい解釈だと納得しております。 譲渡不可能な犬猫を「殺すな」という1団体の脅迫で処分を止められ、どんどん収容頭数が膨れ上がって、すし詰め状態にされている茨城県。なぜ自治体によってこのようなレベルの差が生じてくるのでしょうか? 当会も東京都、神奈川県、そして茨城県と各センターに譲渡協力をさせていただき、今まで30年間の歩みの中で様々な場面に直面してまいりました。その度に何とか解決策を自治体、愛護団体様と話し合いながら努力しお互いを認め合い乗り越えてまいりました。それには自治体としての一貫した考え方の上に今後の速やかな対応策を実行していく考えが必要なのです。茨城県もここは「自治体の施設」なのですから、たかが1団体の場当たり的行動に振り回されることなく毅然とした態度で業務を遂行してください。そうしなければここに出入りしている多くの譲渡団体様にも迷惑をおかけしている責任は重大だと痛感します。当会は今のこの状況下での犬達の姿は見たくありません。 |
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