ゴールデンウイーク明け収容犬達が一気に入ってきました。それでなくても満杯状態にされている上に更に収容頭数増加。昨年12月からこんな状態にしている1団体が処分する予定の犬を毎週4匹ずつ引き取ると言い職員を脅し「殺処分」を中止させています。
しかし「処分される候補」の犬はそのまま。センター内は「人と共存できない野犬」ばかりがどんどん残りいずれ、誰も引き取れない野犬ばかりの収容施設になるでしょう。そして[センターで野犬たちも一生飼え]と言う持論を展開。皆さん、そんなことが現実的、常識的に実行できると思いますか?犬の事を分かっている方なら到底無理なことを理解できるでしょう。 犬という動物は1匹ずつ飼い主である人間の元で愛情を感じて生活する事が必要なのです。センターの檻でただ生かされている状況は幸せと思いますか?地獄です。当会もセンターに通いこの10年間で目を見張るほどの改善、展開してきた「茨城県動物愛護センター」に心から喜んでいたのです。 しかし今はもうセンターの過密状況下にいる犬達の顔を見る事も辛くなり車を飛ばして引き取りに行く事にも気持ちが向かなくなってきてしまいました。この団体は「空き地にどんどん収容棟を建てろ」「古墳の上にドッグランを作れ」こんなことを要望していますが、それはどんな効果があるのでしょうか? 「野犬施設」がただ増えて行く事で何も「動物愛護」にはなりません。「鑑札の装着」「係留して飼育」「不妊去勢手術の徹底化」等県民の意識向上に力を注ぐことの方がどれだけ大切な事なのか。自治体の施設なのですから「収容適正頭数」に保つことは保護施設として当然な事なのです。「殺処分0」という言葉だけが世の中に広まりその意味を正しく理解していない方々が「殺すことは悪」と言う誤った解釈で攻撃をしています。 「殺処分0」という事はすべての犬猫を処分しないと言う意味ではないのです。「第3者にバトンタッチ出来ない個体」「重度の病気で治療不可」「動物の福祉上生命維持が困難な個体」「危害を与える恐れのある個体」等「人間と共存できない動物」には可哀想ですが「安楽死処分」は動物のためにも必要な事なのです。以前はどんな良い子でも期限が来ればガス室処分されて来た過去の辛い業務。職員の方の心的重圧はどれほどのものだったでしょう。しかし、いつまでこのような事を「茨城県動物愛護センター」は続けて行くのですか?どこに向かっていこうとしているのですか?多くの譲渡認可団体様は「譲渡事業」に異論を感じています。認可団体の現場の声]に耳を傾けて下さい。 |
| ホーム |
|