昨日17日、神奈川県動物保護センターの愛護団体「ボランティア調整会議」があり当会から2名で参加いたしました。4月に新規オープンするセンターの名称は「神奈川県動物愛護センター」と改名になります。そして今後愛護団体と自治体との協働事業を推進するために、皆様からのご意見を出して頂きました。
当会としては ① ボランティア団体が保護している頭数が過剰になりスペースとお世話する人員の数をセンターとして把握しているかどうか。 これは出来ていない。 ② 愛護団体として活動し譲渡する際に「不妊去勢手術」をして里親様に渡すことは基本的な事。しかしそこが現在あいまいな形になり問題のある「ピースワンコ」も認可団体としている理由を所長にお聞きしました。神奈川の犬は手術して出しているが他県の犬もするという事ですか?との考えに唖然。やっと東京、神奈川では野犬もいなくなり、遺棄される子犬たちも殆どいなくなりました。それは今まで多くの団体様がきちんと「不妊去勢手術」をすることを実行してきた結果です。それを、広島から連れてきた犬を神奈川県、東京都に譲渡センターを作り未手術で譲渡している。きちんと行ってきた愛護団体を裏切るような譲渡方法をとっている団体は「認可するべきではない」と申し上げましたが、 にやにやするだけで回答なし。 ③ 「ボランティア規約」を今後作るとのことですが出来上がる前に一度閲覧させてほしいと要望する。 ④ ボランティア団体が50を超えている現在連絡もつかないような団体も出てきている。更新手続きする必要があるため2,3年に一度書面、活動内容を提出する事を義務化する。 このような事を要望してきました。 行政で出来る事は限界があります。そこを後押し、支えていくのが「愛護団体」の1つのお役目と思います。動物たちを守ってあげられる良い形になるセンターであってほしいと願います。 別件ですがセンターには「ふれあい用小型犬」が5匹います。その子たちはこの寒空に外の屋根だけある風よけもないコンクリートのフェンス柵の中に置かれています。「ホットカーペットなど置いている」という所長様に「小型犬は室内に入れてあげないといくら温かくしてあると言っても風を受け安眠は出来ません。せめて夜だけでも室内のケージに入れてあげて欲しい」と言いましたが、「考えておきます」と言うだけ。365日24時間、夏でも冬でも、雨の日も、風の日も、雪の日も関係なく外に皆で固まっています。今までにも一般の方から「小型犬を外で飼っている、どうしたらいいでしょう」という相談が会の方に来ることがあります。それを「生かす施設」という神奈川県のセンターでこのような可哀想な保護状態を継続している事はどうなのでしょうか?チワワなどはメキシコ原産の暑い国の犬です。専門家がいるセンターでこのような状況下に犬を置いている事を考えてしまいました。早急に対処お願いいたします。 |
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