テリアハーフの「ガブリエルちゃん」もう9年以上前に家族にして頂き今回9月29日にお別れになったお知らせを頂きました。
飼主様のY様は本当に大切にしてくださって急死したガブちゃんの死をとても悲しまれていらっしゃいます。真っ黒い毛並みでお目目だけがクリクリした可愛い子でした。Y様ご家族の末っ子として育てて頂き本当に目に入れてもいたくない程という言葉がぴったりの愛情をかけて下さいました。
Y様のご家族にして頂き感謝申し上げます。「仮ボス家の33代目」としてお世話になり幸せをつかんだガブちゃん。貴女の事は今でも思い出します。天国からこちらにいる子達を見守っていてください。
Y様の闘病記もお読みください。
本当にショックのお気持ちが伝わってきました。
元D614・テリア系ミックス、ガブリエルをお譲り頂きましたYです。
このたび誠に残念なことに、前日まで元気にすごしていたガブリエルが9月29日午後2時すぎに亡くなりましたので、ご連絡させて頂きます。
23日に気管支炎と診断されていたので、気管支拡張剤と抗生物質を服用中のことでした。
亡くなる前日28日は呼吸も整い、ほぼ回復したように見え、軽い散歩にも喜んで行き、夕ご飯も完食、お薬も飲めて、私のベットに先に横たわり、どかせて一緒に寝たほど元気でした。
ところが、翌29日の朝方より気管支炎がぶり返した様子となりましたので病院を受診、レントゲンで肺炎と肺水腫の状態であると診断され、酸素室に入り、一時預かりとなりました。自宅に「利尿剤の効果でおしっこが大量に出ました!」との嬉しい連絡が入り安堵したのも束の間、午後になり「突然血を吐いて倒れた」との連絡が入り、そのまま亡くなりました。
病院の先生方は、血液検査で炎症反応が出ていたのでMRI検査を実施しようとしましたが、ガブリエルが苦しかったのでしょう動いてしまい失敗、時間をおいて再びトライする予定でした。
ガブリエルは2016年に加齢による僧帽弁閉鎖不全症と診断されていました。以来、半年ごとに心エコー検査をして状態を確認していましたが、この春の検査では「徐々に状態は進んでいるが、まだ治療の必要はなし・運動制限の必要もなし」とのことでした。
実生活でもその通りで、大好きなボール投げをしても息を切らすこともありませんでした。
ただ、「これからは肺水腫に気をつけてくだい。急に悪化すると半日で命を落とすことがありますから」と言われておりました。そのため呼吸には気をつけていたことが今回の受診にもつながっていたのですが、その通りになってしまいました。
最後の急変については、何かの、たとえば膵炎のような病気を発症していて、その影響で臓器に炎症を起こしていた可能性もありますと言われました。
ガブちゃんは今まで本当に元気で、何かの病気が重症化したこともなく、体力もあり、今回の血液検査でも、シニアなのに花丸をあげたいぐらい炎症反応以外の数値はみな正常値でした。
なのに何故?と私の頭の中は、もう少し早く連れてくれば結果は違ったのだろうか、何か今まで見落としていた異変があったのだろうか、とグルグル後悔ばかりが渦巻いています。
胸をえぐられるような深い悲しみがこみ上げて参ります。泣けて泣けてしかたありません。
お預かりした大切な命と思い接して参りましたが、このようなご報告となり、大変申し訳ありません。
医療にかけていながら落命させてしまったこと、ガブリエルにも本当に可哀想なことをしてしまいました。
体調を把握しているつもりだった私の思いなど簡単に覆して、病魔にさらわれてしまいました。
思えばガブちゃんが我が家に来てからの9年4ヶ月の日々は、母親をふたり送り、猫や先住犬、小鳥までが次々と世を去り、バタバタの生活でした。その中でガブちゃんは癒やしの存在でした。
W様にも是非一度お目にかけたいと思いつつ叶わず、残念に思っておりましたところ、同窓会が開かれるのを知り、実家売却に伴う不用品処分が9月中に終えられたら、参加申し込みさせて頂こうかと検討していたところでした。
結局お目もじ叶わず、本当に申し訳なくがっかりしております。
ガブちゃんは本当に賢くて、まるで「小さな女の子」が中に入っているようだねとよく家族で話していました。私の大事な大事な末っ子でした。家族の携帯には、たくさんのガブちゃんの動画や画像が入っています。みんなガブちゃんが大好きでした。関わったいろいろな方も、皆かわいがってくださいました。
毎朝洗濯物を干す時には「お外を見る」というので、10kgを前後していたガブちゃんをしばらく抱っこしてベランダにいました。その時のお日様のような香り、健康な体の香りが大好きでした。
お散歩の帰りには、中庭にあるドッグランで必ずボール投げをし、夜になると私達夫婦はガブを膝に乗せ、交代であちこちなめてもらい、1日の最後に歯磨きを我慢してご褒美もらって私と一緒に寝る・・・それがルーティンでした。
W様に命を助けて頂き、仮ボス様に人間への信頼を取り戻して頂きましたガブリエル、本当に良いご縁を我が家につないで頂きましたこと、心より改めて御礼申し上げます。そして、多頭飼い家庭出身らしいガブリエルも、先住犬がいる家庭へ譲渡して頂いたことを感謝していると思います。のんびりとした先住犬がいることが、安心材料のようでしたから。
ガブの画像をお送りしたいと思います。ご覧いただけましたら嬉しいです。
今後私達の生活が完全に落ち着きましたら、また何らかの形で応援させて頂きたく思っております。同窓会のご盛会を心よりお祈り申し上げます。





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当会HPトップページ「パンフレット」に出てくる黒犬さんはガブリエルさんです。
飼い主さま たくさんの愛情をありがとうございました。
