平成24年12月に茨城のセンターから引取りましたシーズーのリンちゃん。
まだ子犬のような子でしたがなぜかいつもぐったりしていました。 その後この子は「てんかん」持ちであることが分かりました。 飼主は癲癇であることで捨てたのでしょう。 最初の頃はかなりひどい発作に生きている事も可哀想なほどで 何度も「安楽死」させる事を考えました。 しかしその時には発作が起きずそのうちに安楽死処置をすることを止めました。 あれからずっと4年半、動物病院でお預かり、投与をしていただいております。 今はほとんど発作も起きず落ち着いています。 このまま生涯を終えるまで病院住まいでは先生にもご迷惑をおかけしますし、 この子にしても家庭の中で生活できるようにしてあげたいと願います。 お薬は当会でお渡しいたしますのでどなた様か「看取りボラ」とし て命を繋いでいただけないでしょうか?宜しくお願いいたします。 PS,病院でシャンプー、トリミングして下さりつるつるの状態です。 ![]() ![]() ![]() 過去の記事 http://jouto.blog69.fc2.com/blog-entry-1010.html |
平成20年12月15日に神奈川県動物保護センターから引取りましたコーギーのきなこちゃんが亡くなったご連絡を頂きました。この子はブリーダー死亡とのことで収容されていましたがすでにお腹はパンパン。年末という事でセンターでお世話が出来ないとのことで当会で引き取りました。
その2週間後の30日4匹の赤ちゃんを出産。1匹はすでに死亡していましたが3匹の子犬達は病院の奥様が育ててくださり皆健康に育ち3月末には里親様の元に新しいスタートが出来ました。 ママのきなこちゃんは本当に性格の優しい子で初心者向きではないと言われるこの犬種ですが21年6月に横浜市のk様のご愛犬としてご縁が繋がりました。お届けした時にまだお小さなお子様もいらっしゃいましたがケージにお子様が入って皆で大笑いした思い出があります。 今回きなこちゃんは鼻腔がん、膀胱がんと大病を患いK様ご家族は最期まで看護してくださいました。そして今年7月16日明け方お子様が「きなこが息していない」と気が付いたそうです。それほど安らかな旅立ちでした。当時4歳との事だったきなこちゃんは12歳にはなっていたと思います。 きなこちゃんの子供たち「キキちゃん、ナナちゃん、ココちゃん」。ママは幸せな思い出を沢山もって天国に旅立ちましたよ。きっとお空からあなた達の幸せを願っている事でしょう。 最期まで愛情かけて下さいましたK様ご家族の皆様本当にありがとうございました。 PS. 私事ですが今までなぜか「最近どうしているかな」と気になった子は、その後「旅立ちのお知らせ」「病気のお知らせ」等を頂くことがとても多いのです。不思議なのですがその子からメッセージを送ってくれたのかと思っています。 |
6月の末あるセンターに収容された1匹の黒白のオス犬。この子が道路を歩いていたのを目撃されたK様は「車にひかれる」と思い保護してくださいました。呼ぶとフレンドリーに寄って来たそうです。そして警察にお届して下さいました。その後気になさって問い合わせされたところセンターに送られてしまったことを知り相談がありました。
しかし当会も多頭崩壊の子達もいて満杯状態。k様は「自分では飼えないが保護することはします。何とか助けられないでしょうか」との事。それから1か月たちセンターも満員状態になりどうにかしないといけない状況になってきました。センターからの電話で「散歩してくれる職員にも首元を狙って噛みます。引き取り依頼が無ければこちらで検討させていただきたい」という話しでした。 そこでk様は犬小屋などをご用意し引き取り日まで決め当会からお願いした団体様に立ち会っていただくように段取りをしていました。しかし又この子は職員の方が水を取り替えようとしたときにいきなり手を咬んでしまったのです。食べているときにボールを取ろうとしたのでこちらも悪いのですと言いましたがこれは譲渡犬としては問題。 その後手術もセンターで済ませていただく事に話しをしましたが、しかし押さえつけると本咬みしてきて手術も難しいとお電話がありました。これでは今後里親様も見つけることが出来そうにありませんしまず保護中に、お子様、飼い犬、他人様を怪我させることも危惧されます。そこでk様ご夫妻がセンターを訪ねこの子に会い無理ならあきらめるとのことで訪問してくださいました。 「保護した時には弱っていたのか大人しく少しは警戒心はあったが車にも乗せて警察まで運ぶ事が出来ました。しかし今日はリードを持つとかなり抵抗し自分には無理と判断いたしました」と連絡が来ました。 最初はニコニコとフレンドリーにふるまいますが一度気に入らないことをされると首元めがけて咬んでくるそうです。子犬の甘噛みを制止せず放置し成犬になってからは本咬みになったようです。無責任な飼い主は捨ててしまったのでしょう。 まだ若い子の子はトレーニングをすればもしかしたら治るかもしれません。しかしこんなに収容犬が多ければ1匹だけに時間を割くことはどこのセンターも出来ません。飼主は今頃この子の事も忘れせーせーした気持ちでいるのでしょう。愛情をかけて保護し心配して下さった飼い主でもないk様には本当にご迷惑と心痛な気持ちを持たせてしまいました。 「殺処分0」になったとしても人間との共存が出来ない子は処分されます。それは仕方ない事だと思います。自分の育て方を間違い何の努力もせず捨ててしまう飼い主。「赤い首輪」を買いこの子に付けた時の気持ちはもう無くなってしまったのですか? |
神奈川県のセンター「30匹ぐらい」。東京都のセンター「30匹ほど」、茨城県のセンター「90匹位」。この度、各センターから譲渡団体に「収容犬情報」が配信されてきました。
飼主からの放棄が増えて返還にはならず、また「殺処分0」になったために「茨城県は処分は行っています」どんどん頭数は増えて行ってしまいます。 東京都はほとんど収容が少ないのですが今回の「多頭崩壊」により3カ所の支所に14頭が分けて保護されています。認可団体が各県それぞれ40団体以上ありますが引き取りをして下さる団体は限られています。当会もいくら頑張っても到底追いつける頭数ではありません。1匹ずつ確実な里親様の元に送り出さなければなりませんから責任は重大です。 夏は毎年収容頭数が増える時期なのです。帰省する、海外旅行で長期留守にする等、人間の都合で遺棄されたりセンターに放棄に連れてこられたり犬猫達にとってはとても悲惨な季節なのです。最後まで家族の犬猫を飼う事は当然ですがそれが出来ない飼い主がいかに多いか。まだまだ日本は動物愛護に関してもレベルは低い国です。そのような状況の中で「殺処分0」という言葉が飛び交い無責任な飼い主は「それは良かった」といろいろな理由を付けて放棄します。この問題は今後大きな問題点となっていく事と思います。 |
保護活動はまとめたお休みが取れず、メール、電話などの相談対応も含め365日お休みがありません。今年の暑さの中しばらくリラックス休暇のお休みを頂きたいと思います。
8月10日―8月20日。大変申し訳ございませんが「緊急の場合を除く」メール、電話での対応を休止させていただきたいと思います。また秋に向けてエネルギーを蓄え1匹でも幸せにつながるよう活動いたします。台風の被害も心配されますがどうぞ皆さま、楽しい夏休みをお過ごしください。宜しくお願い申し上げます。 PS 帰省、ご旅行などで遠くに行かれます時、同行される犬猫ちゃんの逃走には十分気を付けてください。慣れない場所に行き不安で逃げてしまう事件が毎年起きています。また車の中に犬猫を残したまま離れない事。5分でも置き去りにされれば車中の温度は50度にもなります。死亡してしまいますから絶対やってはいけません。必ず首輪に連絡先を書いた名札装着する事。楽しい思い出の夏休みになりますように。 NPO保健所の成犬猫の譲渡を推進する会」スタッフ一同。 |
中国の「犬肉祭り」で残酷な殺され方をされている犬猫を買い取って助けている楊さんに皆様から多くのご支援を頂き有難うございました。実は支援金をまとめて振込みの仲介をして下さっていました「楊シェルター犬猫支援会」様から募金の停止をするというお知らせがありました。
楊さんが助けた犬猫達は現場の玉林市に運ばれてくる間に水も食べ物も与えられず動くことも出来ない位の小さな檻に重なり合って押し込まれこの猛暑の中78時間近くトラックで運ばれてきます。もうその時には衰弱していて引き取った後多くは死亡してしまったそうです。 また中国は医療の体制も整っていないため治療しても助からない犬猫が多く出てしまうそうです。今、楊さんのシエルターにはもう700匹ぐらいの犬猫しかいないためフードの支援は何とか足りているとのことです。 しかし折角立ち上げた「楊さん支援」の活動もここで当会は諦めることは出来ません。フード代は何とか足りていても医療費「フロントライン、虫下し等」は必要と思います。助けられても1日しか生きられない子達でも最後の時を人間の優しさに触れ手をかけて治療してもらえることは心に痛手を負ったままも天国に行くよりはどれだけ安らかな最期を迎えることが出来るでしょうか。 中国への振り込みは本当に手数がかかり大変なことは事実です。しかし物資であれば航空便で費用は掛かりますが送ることは可能です。今後は支援金でフロントラインなどの医療品を買い送ろうと考えております。 「玉林市犬肉祭り」が廃止になる事を見届けるまでは楊さんへの支援は今後も続けてまいります。中国の犬猫達をどうか助けてあげて下さい。 お振込み支援金は 当会の郵便口座 00220-5-33668 「犬肉祭り救出支援」と明記してお願い致します。 追記 中国工商銀行の振込みに精通されていらっしゃる方、連絡いただけましたら助かります。 メール info@seiken-joto.org |
昨日は霞が関の「経済産業省分室」にて環境省動物愛護管理室の室長Nさまに要望をしお話の場を持っていただきました。「個人譲渡、団体譲渡にかかわらず、愛護センターから譲渡された犬猫には不妊去勢手術を必ず行う」旨の内容で譲渡要領等が全国で統一されるように各自治体に通達をしていただくよう要望いたしました。
それはセンターから直接譲渡された犬猫に関しても「不妊去勢手術等を行う事」という「等」とは手術以外にも「オスメス分離して飼う、檻などに入れて隔離する」事も含まれます。 しかし皆さま考えてみて下さい。発情したメス犬が側に居たら「近所にいたら」」オスは側に行きたくて脱走したり、興奮したり、飼い主を咬んだり、犬同士喧嘩が始まったりと精神的ストレスは絶大です。それが確実に出来ていたのならこんなに収容施設に子犬子猫が送られ処分されて来た事はないと思いませんか?。 先日起きた江戸川区多頭崩壊の85匹の犬達の事件がそれを物語っています。今まで多くの愛護団体様、ボランティアの方が必死に手術を実施、啓発してきた事で処分頭数も減少してきたのです。それをひっくり返すような譲渡を行っているピースワンコ様にも理解をしていただきたいと思います。 広島県のセンターから「全頭引き取り」というキャッチフレーズで引き取りをしていますが、やはり野犬も多く里親様に渡せないような犬達も沢山この団体の施設に保護されていますが手術をしないのです。またそのような犬がもし第3者に譲渡され逸走した時には2度と捕獲できません。また繁殖が繰り返され数年後にはその地域でまた収容、処分される犬が増えることになります。 「愛護団体の基本的理念」である「手術実施」をしないでお渡しすることは誰が考えてもそのマイナス面が大きい事は分かることです。犬達がセンターからシェルターに移動しセンターは数が減ってもピースワンコのシェルターにはどんどん溜まっていく事になります。置く場所がなくなればまた更に他へシェルターを建設し「ふるさと納税」を集め寄付を募る。これでは真の動物愛護のための活動と言えるのでしょうか? 大西氏いわく「犬は商品だ」との考えをお聞きし、ご寄付をしていただいた皆様の善意が無にされています。そのためにも全国にある自治体施設から譲渡される犬猫にはかならず「手術実施」を団体譲渡、個人譲渡共に徹底していただくよう訴えています。 ピースワンコ様。あなたも「多頭崩壊の前衛軍」であることに気が付いてください。 「日本の保護動物の未来を考えるネットワーク」の皆様と共に要望していきます。 |
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