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神奈川県動物保護センター団体会議
昨日10月6日センターで「登録ボランティア連絡調整会議」が行われました。
事業実績の中で「センター譲渡が少ない」という意見が起きました。
「殺処分0」を先に公言したためその先に起きる現実を予想できなかったのでしょうか?
センターの地下室には40匹以上の犬が公言してから処分が止まったため3
年間ぐらい生かされている子もいます。猫は27頭。
愛護団体頼みの収容犬猫はこの先ボランティアさんが引取り減少、
停止になった場合、即満杯状態に陥ります。
そして再度「殺処分」に戻ってしまうことは目に見えています。
センターで譲渡された頭数は27年度「犬20匹」「猫32匹」。
ボランティア譲渡が「犬230匹」「猫553匹」。

このようにボランティアさんがいなければどうなったのでしょうか?。
今後この方法で譲渡をしていく事は必ず行きずまります。
当会は「センター収容していながら愛護団体が協働で譲渡会を開く」ことを推奨しています。
しかし「センターの条件と団体の条件が違うと不公平になる」というカチコチ頭を変えません。
やり方はいくらでも改善できるはずです。
神奈川県の認可団体、個人ボラさんが50数名いるとのことですが
このような年1回の会議にも参加した団体、個人の数の少なさに、
いかにセンター譲渡事業に取り組む事の協力が薄い事を物語っていま。

いつまでも「愛護団体、ボラ頼み」のやり方は自治体としての
「殺処分0」と言う言葉の重みはありません。
無責任な飼い主が「飼えなくなったら神奈川県のセンターに持って行けば
殺さないで飼ってくれる」という声があると聞きました。そうなるでしょうね。
ボランティアさん、愛護団体に「補助金」を出すという事にもなりました。
これも「全国で初めての試み」と言っていましたが、どうも目線が違っているように感じています。
自治体での譲渡事業が問題なく進んでいく事になってからの「補助金」であり、
まず「いかに譲渡を進めるか」を考えることが優先課題と思います。
補助金が出るからボラ、団体が協力をしているわけではないのですから。
私は熱が出てふらふら状態で東名高速に入ったものの、集中工事でものすごい渋滞。
運転できるかなと思いながら片道3時間でやっと東名を降りることが出来ました。
辛い1日でした。



「殺処分0」の先にある問題を考えることが優先課題ですよ、「黒岩知事さん」。

[2016/10/07 16:31] | 自治体 行政関連 | page top
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