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常総市の被災繁殖業者書類送検
今朝の6チャンネル「ビビット」と言う番組を
ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、
常総市の79歳の業者が「動物虐待」で書類送検されました。
9月の鬼怒川決壊で50匹いた犬の半分はケージごと流され
残った27匹の犬を世話もせず放置した。
たまたまボランティアで近所に来た高校生がイヌの声に気が付き
中を見るとものすごい糞の中に犬達が放置されていた。
悪臭とごみと糞尿の山。
そこで愛護団体に通報、そこから警察に連絡し
茨城県動物指導センターに25匹が保護された。
すでに死亡していた3匹の死体も投げたまま。
犬達はエサも水も与えられず
見かねた近所の方が少しの食べ物を与えていたそうです。

この業者は5年前に「動物取扱業登録」をし認可されたが
その後も苦情が起きたため県から12回も指導に入っていた。
それでも今の法律では廃業させることは困難。
業者は最初「まだ繁殖業を続ける」と言っていたが、
当会からも「犬を返さないでほしい」とセンターにも要望した。
やっと本人は「放棄」の書類を提出したので当会は5匹の犬を引き取れました。
9月の被災から11月まで2か月間、犬達は過酷な環境で生き延びていました。
この高校生が通報していなかったら
多くの犬達は劣悪な環境の中で餓死していたでしょう。

今回公開質問状を県に提出した愛護団体「CAPIN」様のブログに詳細が出ています。

当会で保護している子は
チワワ「モカ」
チワワ「めだか」
ヨーキー「マミ」、
ダックス「ポム」、
チワックス「りりぃ」です。

5匹とも表情も豊かになり食欲もあり元気ですが
この爺さんに叩かれていたのか大きな声を出したり、
ケージから無理やり出そうとすると怖がります。
また声帯除去されている子が沢山いました。
全てが「犬を扱う」資格がない人間です。命をお金でしか見られないような人間ばかり。
繁殖業者の規制をもっと厳しくするよう働きかけていきます。
いずれ将来は「繁殖場」「店頭販売」を無くさなければなりません。
皆さまお金で犬猫を買わないでください。
[2016/01/21 13:48] | お便り お礼等 | page top
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