昨年からセンター建て替えのために皆様からご寄付をお願いをしている神奈川県は
12月28日現在目標額11億円の2パーセント2339万円しか集まっていない。 黒岩知事のパフォーマンスではなくどうして建て替えが必要なのかを きちんと説明する必要があると県議会からも疑問の声が上がっている。 動画作成をし杉本彩さん、デビ夫人などを動員し 寄付金を集めるために作成したがこれにも151万円かかっている。 また県職員8000人にも浸透せずボーナス時期に寄付をした職員は102人「44万円」でした。 以上「13日毎日新聞より」 この件に関し当会も「検討会」の委員として会議に参加し意見を述べてきました。 「殺処分0」と県知事が公言したことから「放棄犬、放棄猫」が増えた事は想定内。 こうなることは初めから分かっていたこと。 皆様が「殺処分0」になったのでセンター内に 収容犬猫はいないと思われている方が多いのには唖然としました。 考えてみてください。 いらないと「放棄」する飼い主、放浪して保護されてくる犬猫はセンターにいないとしたら、 処分もないならどうしたのでしょう。 「愛護団体が里親探しをする」と思うのでしょうか?。 もちろん多くの認可団体が日々大変な思いで引き取りケアーし 里親様を探し新しい住処を犬猫に与えています。 本来これは元飼い主が最後まで飼う、または自分で里親様を探すのが当然なことですね? 愛護団体がいるから全部里親さんを探せると思うのでしたら大間違いです。 病気「治らないもの」「咬傷の危険がある」「かなりの認知症の高齢」「目が開いていない乳飲み子」など 団体でも引き受けても里親さんを探せない犬猫はどうすると思いますか? 乳飲み子に関しては猫ボラさんが引取り多頭を抱えながら 必死で育ててくださっていますがそれ以外の犬猫はずっと地下室の収容房に置かれています。 元飼い主たちは職員に「引き取って里親探すのはあんた達の仕事だろ」と暴言を吐く者もいる。 愛護団体がすべてを自分たちのシェルターに移動したとしたら「愛護団体崩壊」に繋がります。 このような現状になったのも私は「殺処分0」を公言するのには 時期尚早ではなかったかと思っています。 地盤固めが出来てからでも良かったのではないでしょうか。 25年前からセンター内を見てきた当会は 現在の状態は本当に想像がつかないような収容頭数にまで減少しました。 ここで皆様にお伝えしたいことを記します。 「殺処分0」を前提として今後センターのあり方として考えている事 ① センターは犬猫の捨て場ではない ② センターは県民「県外の方も」が子供たちを連れて「動物愛護」の精神を育むためのコミニュティーの場にする事 ③ センターは国民のために動物に関する知識向上のための講座を開き動物飼育のための勉強の場を提供する ④ センターでホームレス猫の不妊去勢手術を施す、飼い主不明の負傷動物に十分な治療が出来るよう獣医師を常駐する「保護センター病院」を設立する。 ⑤ 災害時の動物の保護場所として提供する ⑥ 納得できる理由により飼育放棄になった動物、」収容動物「団体引き取も不可能なケース」の終の棲家としてのティアハイムとする ⑦ 愛護団体との協同事業である「譲渡会」の開催 ⑧ 土曜、日曜もオープンし「ドッグラン」「トリミング講座」「しつけ方教室」など民間との運営を企画する ⑨ 愛護団体の横のつながりのための情報交換の場であること ⑩ 運営資金を民間企業にも賛同いただき協力を得て税金の負担を少なくする配慮が必要。皆様にもこのような形でのセンター設立であるのなら納得いただけるのではないかと考えます。ただ40年前に出来た施設の老朽化に伴い建て替えは人間、動物の危険回避のためにも必要です。しかし11億円もの巨額資金をかけてまでの設立が必要なのかは疑問です。「飼い主の終生飼養」が出来ているなら本来このような収容施設はいらないのですが。以上ご賛同いただけます皆さまには「センター建て替えのために少しのお心をかけていただければ有難く存じます」 |
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