山東省済南市で10月12日
急に「飼い犬全面禁止」という新条例が発表され 飼い犬は見つけ次第殺処分「多分撲殺」するとのこと。 そのため今回86匹が殺されその肉は老人ホームの入所者に提供されたそうです。 何という非人間的な事をするのでしょう。 市民の可愛がっている飼い犬を問答無用で殺してしまう、 また非衛生的な場所で殺し解体した犬肉を 老人に食べさせることなどどういうことなのでしょうか。 以前中国でオリンピックが開催されたときも 犬狩りをしすべての犬を公衆の面前で撲殺した事がありました。 世界中からかなりの非難を浴びやっと中止した時にはほとんどの犬は殺されていました。 今中国の飼い主たちは遠くの親戚に犬を避難させたり、 室内に入れて隠したりし日々、殺されるのではと言う不安を抱えているそうです。 人間にも、犬にも辛い仕打ちをし、観光の美観を損ねるとか 韓国客に危害を加えるといけないとかで禁止したそうですが、 本当に解釈を誤っていると思います。 現在「玉林市犬肉祭り廃止」の署名を集めていますが、 張り詰めた気持ちが崩れてしまいそうになりました。言葉がありません。 皆さまどうしたらいいのでしょうか?。 解決の糸口が見つかりません。世界からかなりの非難お声が上がっています。 転載「ももこひめ」様ブログの中、 http://ameblo.jp/momokohime7/entry-12089297078.html イギリスデイリーメールのアドレスからご覧ください。 http://www.dailymail.co.uk/news/peoplesdaily/article-3286469/Chinese-tourist-village-slaughters-residents-pet-dogs-hygiene-reasons-sent-meat-local-retirement-homes-food.html |
30日、神奈川県動物保護センターにて
登録ボランティア連絡調整会議があり当会よりスタッフのKさんとWが参加いたしました。 登録ボランティア団体12、個人ボランティア14名が参加しました。 平成26年度収容頭数「犬」420頭、 返還253頭「返還率60.2%」。 放棄頭数196頭「政令指定都市含む」。 譲渡頭数「ボランティア205頭」、 「センター譲渡21頭。再飼育2頭、拾得者譲渡5頭」。 猫」収容頭数+放棄頭数656、 返還1頭、 譲渡頭数「ボランティア494頭、、再飼育3頭、拾得者譲渡1頭」。 犬猫合わせて「殺処分0」を現時点では達成しています。 そのあと質疑の中に「繁殖場」の問題が出て 「犬の競り市」が神奈川県では1週間で2000匹の犬猫がセリに出されている。 その繁殖に使われている親犬達の管理が「鑑札を付ける」 という法で決められている事さえ守られいない。 「繁殖と言う営利目的で飼われている犬に規制を厳しくしないで 一般飼い主にだけ守らせるのはおかしい。」と言う意見が出ました。 ごもっともです。 セリ市で取引される子犬子猫が湯水のごとく産まされている現状を 根本から是正しなければ殺処分が0と言えどセンターに入らないだけで 巷には捨てられたり、放棄される犬猫の数は減ってはいない。 確かにセンターでは「繁殖業者」からの引き取りは廃止になりました。 その反面多くの愛護団体が 「崩壊繁殖場の親犬」「売れ残り子犬」」の引き取りを余儀なくされています。 これではいつまでも悪循環は終わりません。 環境省は「繁殖用犬は生涯の繁殖回数を5回」と規制するような案が出ていますが、 それではいくらでも業者はごまかしする事が出来ます。 そうではなく1か所の繁殖場での保護頭数を制限することが必要です。 1人が100匹もの犬猫を世話管理など出来るわけがありません。 運動もさせない、病気でも気が付かない、たとえ気がついても病院にも連れて行かない、 知識もない繁殖をさせるため奇形、先天性疾患、病弱の子犬が生まる。 それでも子犬を生ませては母犬から1か月ぐらいで取り上げお金に換えていく。 売れるからとわざとミックス犬を作る。 ブリーダーとしてのプライドもポリシーもありません。 売れればいいだけの商品ですから。 またそれをお金で買う人間がいる。何というレベルの低さでしょう。 今後「繁殖場の管理」について厳しくなることは大賛成です。 そして将来は繁殖場の存在が0になってこそ真の「殺処分0」と言えるでしょう。 そのあと研修会があり 「日本獣医生命科学大学」の入交眞巳先生の 「よりよい譲渡に向けて~犬猫の行動学」の講義を受け 犬猫の行動を新しい視線で見る事が出来た有意義な講座でした。 私たちボランティア団体はただ犬猫を引き取り 里親様にお渡しする事だけが活動ではありません。 飼い主が正しい飼育をしていただくため質疑にお応えできるように 「行動学」「医学的知識」「法律的知識」が必要になります。 そのためには年1回の登録ボランティア会議に参加する事は 勉強の面からも意義あることです。ある意味プロにならなければいけないのです。 今後も勉強をしながら日本の「動物行政のレベルアップ」にも貢献していきたいと思っております。 |
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