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麻酔薬入りエサの件を思う
茨城県常総市において
「27日麻酔薬入りエサを撒くので飼い犬は繋ぐように」とのチラシが配布されました。
そのことで北海道、九州からも多くの方から抗議のメール、電話が県庁、センターに来ています。

今茨城県庁生活衛生課にお電話をし詳細をお聞きしました。
この地域は以前より野犬が多く住民の方が犬に襲われたりする事があり問題になっていました。
今回の「麻酔薬入りエサ」と言うのは人間に慣れていない犬の集団を
どうにかして保護する「いずれ処分ですが」事で住民と、
エサやりをしている現地愛護グループの方たちと17日に話し合いをしたそうです。

一時この野犬の群れは60匹ぐらいにもなってしまい
この辺りは養鶏業などを営んでいる住民の方からの苦情が入り、
片や「捕まえてくれ」、一方では「処分は可哀想」と言うことで今になってしまったようです。
東京、神奈川の犬の飼育環境とは
想像を絶する意識の飼い主が多く犬には何の罪もありません。

このような状況下でも生きていかなければならない犬達を
もっと早くに手を打つべきだったのではと残念です。
「捕まえるの酷い」と言うことは簡単ですがそれではどうしたらいいのでしょう。
今現在40匹ぐらいの犬たちが群れを成していて人なれできそうなのは10匹ぐらいとの事。
とても広い土地の中で捕獲は難しいため
このような「麻酔薬入りエサ」と言うことになったようです。

それも監視する職員が餌箱を見張り食べ過ぎになりそうな犬は追い払い
致死量にならないように配慮するとのこと。しかしこれは難しいでしょう。
今回捕獲出来てもまた子犬が産まれその子たちが野犬として成長し再度捕獲処分。
この連鎖は終わりません。
住民の方の犬に対する意識を変えない限り処分される犬は無くなりません。

すぐには改善できないかもしれませんが
「住民の方と定期的に県は会合を持ち地域の愛護団体との連携で
真剣にこの問題に取り組む必要があります。
放し飼い常習犯の飼い主には厳しい条例を作り施行する。
センター職員、県職員の意識1つ変えることで
今のような状態になるのも未然に防ぐことができたのではないか。

今後緊急にこの問題を真摯に受け止め検討してほしい」と言いました。
そして「可哀想」と言うだけでエサやりをしているボランティア様方。
餌ずけして保護することは大変と思いますが、
野犬の母犬から生まれた子犬が人間に触れてもらえず成長してきた場合
ほとんどが今後家庭犬として生活が難しいのが現実です。
そのエネルギーを住民の意識を変えることにも行動を起こして頂きたい。
お腹を空かしてうろつく子犬の姿を見れば
誰でもパン一切れでも投げ与えたいと思うのは当然です。
しかしそのことがもっと可哀想な命を増やすことにつながるのです。

今の時点では「麻酔薬入りエサを撒く」事は決まってはいないとのこと。
捕獲檻でも捕まえられそうとのこと。
しかし捕まった子たちは「ガス処分」と言う運命が待っています。
ツイッターで拡散され多くの方から抗議、心配の声が届いていますが
日本の多くの現実はこのような事なのです。
茨城県は本当に動物に対するレベルは正直低いです。
でも諦めないで少しずつでも改善できるように当会も協力していきます。
是非全国の皆様、そして茨城県民の方々から
無責任な飼い主撲滅
不妊去勢手術の普及、
犬の放し飼い禁止の徹底化
に声をあげていきましょう。

この件に関して今後の動向が分かりましたら追って報告いたします。
職員の方々も誰1人として犬達を殺したくはありません。
そうさせたのも無責任な飼い主なのです。
[2015/03/25 12:06] | 自治体 行政関連 | page top
引取り屋言う業種
繁殖業者がいらなくなった犬猫は法改正により
自治体で引き取りを拒否できるようになりました。
繁殖に使った後は処分せず終生飼いなさいという趣旨で改正されたことでしょう。
しかし現実問題としてエサ代をかけ生きている間
最後までこのような業者が飼っていると思いますか?
「殺処分0」と言う言葉の陰でさらに不幸な犬猫を増やすことになっています。

今朝の朝日新聞に「引き取り屋と言う闇」と言う記事が出ていました。
生ませるだけの道具として一度も走ることも抱っこして可愛がってもらうことも無く
狭いケージの中で産まされまたこのような業者に引き取られ
飼い殺し状態で一生を終える事になるのです。

この間栃木県で起きた犬の遺体遺棄事件もこのような繁殖業の闇を表しています。
またそれを商売にする人間がいること自体、
単に「引き取り拒否」は動物愛護の点からみれば何の改善策にはなっていません。

今後このような「引き取り屋」が増えて劣悪な環境で犬猫を引き取り
ただ生かしておくという最悪な運命を強いられる動物が増えるでしょう。
動物保護法では動物たちを本当の意味で守ることは出来ません。
「業者の犬猫は引き取り拒否」と法改正した時に
それではそのあとどうなっていくのかと言うところまで突き詰めた討論はされたのでしょうか?

当会としてはこの問題を「本当に犬猫の愛護」と言う次元で考えていきたいと思います。
1つの案ですが「自治体に業者の相談窓口」を作り愛護団体に連絡する。
引き取れるとなった時に業者は「不妊、去勢手術代、ワクチン代」をセンターに支払う。
センター、協力病院にてケアーを済ませ愛護団体が里親探しを行う。
本来は繁殖業者が「里親探し」を行うのが筋と思いますが
いらない犬猫ですから誰でも渡してしまうことが危惧されます。
また虐待目的で引き取るような人間もいることも事実です。
そんなことから愛護団体が介入し
1匹1匹を確実に飼育できる家庭を探していくほうが安全な方法と思います。
これを遂行するためには協力獣医、
センターに保護できるスペース「シェルター」を確保しなければなりません。
動物取扱業の「登録制」の認可ももっと詳細に規則を作らなければ解決の窓口はありません。
今後の頭の痛い難題だと思います。
[2015/03/25 09:01] | 自治体 行政関連 | page top
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