23年3月11日の大地震のあと福島は住民の方が避難し動物だけが残されました。
多くのボランティアの方々がシェルターを設置し 必死で犬猫などの動物を保護してきた事は記憶に新しいと思います。 その時に福島県から2匹のミックス犬が当会に運ばれてきました。 その中の1匹の茶色い柴雑の「くま子さん」を狛江市のS様ご家族が引受けてくださいました。 当初この子はとても気難しい面があり咬むことも度々ありました。 飼い主から離れてさ迷い心細かったのでしょう。 S様はこの子を家族として引受けてくださいました。 葛尾村と言う場所で保護されて「みなしご救援隊」の方のシェルターで保護されていました。 そこでつけていただいた名前です。 くま子さんは昨年11月ごろから歩けなくなり胸から足にかけて大きな腫瘍ができ とうとう1月に入り天国へと旅立ったとのご連絡をいただきました。 3年8か月の間、愛情をかけて育ててくださいましたS様本当にありがとうございました。 くま子さんも今頃はお星さまになって 元飼い主さんやS様ご家族との楽しい思い出話を仲間の子たちに話していることでしょう。 今なお被災された方々は故郷にも戻ることも出来ずに仮設住宅で生活されている方も多く、 また現地に残されている犬猫、牛たちなどに 餌を運んでいらっしゃる愛護団体様もいらっしゃいます。 のど元過ぎればにならないようしっかりと心に刻んでおかなければならないと思います。 |
通報して下さった方からのメール
何度も連絡をいただいてありがとうございました。 朝の散歩でいつもは行かない方へマメちゃんが行きたがり、 水路の中で動けなくなったタヌキを見つけて大騒ぎをしたので、気づきました。 まさかトラバサミだとは思わず何か金物に引っ掛かっただけだと思い、 犬を無理やり引っ張って一旦家に帰ったのですが、 午後に気になり見に行ったらまだそこにいました。 よくよくみたら、トラバサミ。 しかも2つのトラバサミが複雑にチェーンで絡まり、太い枝に絡ませ、 狭い水路にその枝を引っかけて、水路を歩くとかかるようになっていたと思われます。 (わかりづらくてごめんなさい) トラバサミにはさまった手のひらが途中からちぎれ、腱一本つながっているくらい。 かなり苦しんだのでしょう。 というところで、渡井さんに連絡しました。 警察に連絡していただいて、本当に助かりました。 とてもわかりづらい場所だったので、警察の方も大変だったみたいです。 地元の野生動物に詳しいかたも呼んでくれてトラバサミのはずしかたをあれこれ。 結局、タヌキのちぎれかかった足の腱を切るしかなく、 そのためのハサミをこれまた地元の猟友会のひとに拝借して。 思いきって切りました。 ちぎれた手はほとんど腐っていて、本当にかわいそう。 持参したドッグフードをたくさんあげて、もりもり食べ、いつの間にかいなくなりました。 残念ながら、解決方法はこれしかなかったと思います。 ありがとうございました。 |
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