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シーズーを保護
劣悪繁殖場で使われていた男の子のシーズー「ジャズ君」4日にレスキューされました。
他の引き取ったメス犬達はものすごい状態でしたが、
この子は「チャンピオン犬」だからとケアーをしていたらしく耳の中も皮膚は綺麗でした。
またこの子は病院の先生が「めちゃくちゃ良い子です」と言うように、
おっとりとしていて、吠えず、落ち着いた性格。またお顔が本当に可愛いイケメン男子です。
ケージに入れて移動中も乗せていることを忘れてしまうほどに静かで、
ドアーを開けて「出て良いよ」と言うとゆっくりと周りを見渡し、
どうしようかなと言うように考えていました。飼いやすい子だと思います。

昨日去勢しましたが膀胱炎があるのでお薬で治療中です。
募集はもう少し後になります。
この繁殖場にはいらなくなった犬達が48匹も置かれていたそうです。
死ぬまでエアコンもない馬小屋に閉じ込め、
治療もしないで置いておく業者には言葉がありません。
犬の販売業は下降線になってきています。
いつかこの繁殖場も崩壊するでしょう。
その時に残されている犬達の行く末を考えると今回引き取った子達で安心は出来ません。

この業者は
「愛護団体なんかに渡したらどんな酷い飼い方されるか、だから渡さないんだ」と。よう言いますよね。
引き取った子たちはどれ1匹として病院に行かないで済む犬はいません。
時間と、お金と、労力をかけて治療しているのに、呆れてしまいます。
悔しいけれど今の法律では廃業にもっては行かれません。
日本中の繁殖場が無くなる日がいつか、きっとあることを信じています。
それまで山あり谷ありの険しい道のりです。

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[2014/10/09 15:44] | 多糖飼い崩壊&繁殖店廃業&悪徳ブリーダーからのレスキュー | page top
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