センター登録ボランティア連絡調整会議にKさんと参加しました。
①事業実績について[平成25年度」 犬ー収容頭数394匹、飼い主放棄88匹、 返還209匹「返還率53%」、譲渡267、致死処分0 猫―収容頭数492匹「子猫482」、飼い主放棄142匹、譲渡196、致死処分398匹 但し相模原、藤沢市を除く。 ②譲渡ボランティアアンケート結果および要望 これに関しては多くの意見、要望が寄せられかなりの時間が費やされました。 センター内だけの問題ではなく、 劣悪繁殖場の問題「申請許可後現場視察は5年に一度ぐらいしか行かれない」、 犬猫のセリ市が今までは月に1,2回だったのが 今は毎週のように開かれ神奈川県だけでも 月に800-1000頭の子犬子猫が取引されている。 それだけの子犬子猫がセリ落とされ、その現場に職員が視察に入れないか。 一番問題視された事が繁殖業者の実態の酷さ。 それを行政がもっと厳しく規制しなければ、ボランテイアがいくら救っても限界がある。 私個人の意見としては、最終的に店頭での生体販売を廃止する方向で 改定していかなければ犬猫を安易に買い求め、安易に捨てる人間は後を絶たないと思う。 繁殖がいけないと言うのではなく、健康管理、飼育環境等を重視し、 その種を保存すると言う知識とプロとしてのプライドを持って繁殖をする人だけが 「真のブリーダー」と呼ばれるのです。 多くは犬猫の知識もなく只産ませて「1匹いくら」しか頭にない人間が 乱繁殖を繰り返す「繁殖屋」のことで親犬達は ボロボロにされ一生過酷な生涯を送らされ挙句の果て処分される。 これを「動物虐待」と言わず何と言うのでしょう。 今後の課題です。 ③I弁護士様の法律的なお話を聞かせていただきとても有意義な講座でした。 ④センター内で9月4日に起きた委託業者による身障ダックスの殴打殺傷事件についての説明。 現在平塚警察で捜査中、今後刑法261条「器物破損」として告訴、告発を検討していく。 今後再発防止のため「監視カメラ」を収容房に12台位設置して下さるとのお話しです 「これは知事にも当会から要望しました」。 今回の事件だけではなく雑居房内で犬同士の喧嘩によりかみ殺されるケースが起きています。 カメラで監視することで早くに発見、防ぐ事が出来るのは利点です。 1時半ー4時までだった会議も終わったのが5時半。 帰る前に地下室の犬達を見に行きました。 電気が切れている一番奥の檻にいる子たちは真っ暗の中にいました。 こうして「殺処分0」宣言の陰で生きている犬達。 皆シーンとしてこちらを見ていました。 太陽に当たることもなく風を感じることもなく、 ここで最後を送る犬達の「真の幸せな生涯」とは何なんだろうかと考えさせられました。 1人1人の飼い主が責任を持って動物を飼育してきたらここに犬猫は来ないはず。 誰が一番悪いのか?、 それは言うまでもなく途中で飼育放棄する飼い主です。 |
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