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余りにも早いお別れ

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今年1月18日に3匹のシーズーがキャリーバッグに入れられて
東京都日野市のセンター前に捨てられていました。
ボロゾウキンのようになって顔の毛は目をふさいでしまうほどの酷さ。
体はがりがりに痩せて、お産をした形跡がありました。
それでも性格はニコニコと尾をふり花マルの良い子でした。
陽菜ちゃんと言うお名前を頂き3月にお嫁入り致しました。

里親様のI様は当会から13年ほど前にシーズーの麦ちゃんを家族にして下さいました。
それはそれは大切に愛情をかけ育てていただきました。
亡くなられた時のお気持ちはお手紙の1文字1文字に
痛いほど悲しみが伝わるお言葉でした。
あれから2年が経ち、その悲しみを乗り越え
今年再度シーズーの陽菜ちゃんを家族にして下さり
毎日愛情一杯に育てて下さいっていました。

6月24日お帰りになられた時、いつもはお迎えに出てくる陽菜ちゃんがいないので、
どうしたのかと探すとリビングで横たわっていて、もうすでに心停止していたそうです。
体はまだ温もりがあったそうです。
余りにも早いお別れにメールを頂き私自身も目を疑いました。
何という事でしょう。

I様御夫婦にとって子供同然の陽菜ちゃんとのお別れ、
再度悲しい思いをさせてしまった事、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
この子たちをゴミのように捨てて行ったブリーダー。
命を物のように使い捨てして、この子達の気持ちも無視し
今までどれだけ酷い扱いをしてきたのか、本当に怒りがこみ上げて来ます。

でも陽菜ちゃんは4ヶ月の月日を本当に幸せいっぱいの気持ちで素直に生き抜きました。
そして心、満たされ神様の元に旅立ったのでしょう。
I様、本当にありがとうございました。
そして心よりお詫びと感謝の気持ちで一杯です。
陽菜ちゃん、パパさんママさんの事いつまでも覚えていてお空から見守ってくださいね



追伸。
当会から保護犬の里親様になっていただいた御家族様は、
数ある愛護団体の中から再度「また次の子をお世話してください」と
お声をかけて下さる事がとても多く、本当にこの活動を25年間、
こつこつと続けてきて良かったと、
皆さまのお気持ちをどれほど有難く心強く感じることは
言葉には表す事が出来ないほどです。
1匹の犬が繋いでくれた人としての巡り逢い、
絆をこれからも大切にして活動してゆきたいと切に望んでおります。
[2014/06/28 16:09] | お知らせ お願い お礼等 | page top
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