今日は横浜愛護センターにMさん御夫妻と3人と1匹で伺いました。
これが自治体が運営している収容施設なのかと思えるほど、
犬猫達が本当にのびのびと保護され、
広い敷地に一般の方々も犬を連れて来所していました。



職員の方のご案内で施設内を見学させていただきました。
広い芝生の施設内にはツツジが咲き真ん中には「猫舎」がありました。
その中には保護されている猫達が1-3匹ぐらいずつ
室内と同じように作られたお部屋でのんびりと過ごしています。
猫用ケージ、ネコタワー「職員作成」、
ボイジャー等がおかれ家庭で過ごしているような環境を作っています。
保護されている犬達の収容房です。
1匹ずつガラス張りのドアーがついた運動場、
冷暖房完備の個室に布をひいてもらい、
明るく気持ち良さそうに生活しています。
また譲渡犬は今日も家族ずれが見に来られていました。
やはりダックスが多く7匹もが保護されています。
チワワ、プードル、Fブル、雑種はほんの少し。
イギリスのシェルターのような環境です。


施設内には犬のお手入れの仕方が分からない飼い主のために
「グルーミング体験室」がありました。
ここでトリマーさんが飼い主さんにブラシの仕方、耳掃除、
爪切り等を教えてくださるとのこと。

また一般の方のイベントに貸し出し出来る広いお部屋では
今日は「しつけのトレーニング」をダックスちゃんがお勉強中でした。

また1階には避難用ケージが沢山用意されていました。
その横にはテーブルがあり休憩が出来るスペースがあります。
犬猫の処分場と言うイメージを払拭するような素晴らしいセンターでした。

さて本題の「保護犬を世の中に浸透させるため」の譲渡会をこちらの会場をお借りする件。
2人の職員の方の話がそれぞれ違っていて「うーん、ハードルが高い」と言う現状でした。
先日のお話しでは「良いですよ」とのことでした。
しかし今日の職員さんは
「愛護団体に会場を貸し出しし譲渡会を行うと、
ここのセンターの犬猫も残っているのにと言う問題が起こる」とのこと。
しかし考えようによっては「団体譲渡会」に来られた方に
センターの譲渡犬猫も紹介出来る機会があるのですから
せめて認可団体にはこの場を貸し出すような方向で改定してほしいと思います。
私は各自治体が認可団体になっている愛護団体と提携しこれからは
「保護犬猫の譲渡会」を世の中に広めていかなければならないのではないかと考えています。
とりあえず当会は横浜愛護センターの認可団体ではありませんので、
これから申請を出し「認可団体」となり、要望をしていこうと考えています。
神奈川県、東京都も同じように[愛護団体の譲渡会」に門戸を開き
自治体と愛護団体が協同で
「保護犬の飼育を浸透させる事」が大切ではないかと思っています。
ペットショップで買うのではなく保護犬猫を飼っていただくために講習を受けていただき
模範になる飼い主を増やすこと、それが動物行政のあり方も変化していくことと信じています。