今日新宿の都庁第2庁舎ホールにて
譲渡対象団体と動物愛護推進員のための研修会がありました。 認可団体も38団体と増え昨年も都庁での研修会になりました。 「動物愛護管理法の改正について」の説明で 動物販売業者の「第1種取扱業の登録制」が犬猫の販売月数を 現在生後45日から段階を追って3年後に49日、 5年後には生後56日前の幼齢の犬猫を親から引き離して 販売をしてはいけない「繁殖場所から移動を禁止」と言うように改定になりました。 しかしこの月数も悪徳業者ならごまかすことも可能でしょう。 56日でもまだまだ早すぎますね。 「第2種動物取扱業」の範囲に愛護団体でシェルター等に犬猫を 10匹以上保護しているケースは届け出をしなければならないというもの。 今現在東京都には16件が届け出をしているそうです。 そして「犬猫の問題行動とその対処」と言う講演がありました。 東京大学獣医動物行動学研究室の荒田先生。 とてもハイレベルな講演でしたが2時間では余りに内容が多すぎて 1つ1つのテーマをゆっくり時間をかけて頂けたら もう少し実のあるものになったのではと思いました。 そして10分の休憩後「愛護団体」だけ残り 「譲渡に関する事務連絡」と言うことで東京都の譲渡書類を少なくする事になりました。 他の自治体の譲渡書類に比べ多く今までは 譲渡連絡票、 活動報告書、 譲渡に関しての講習会をした報告書、 現状報告書 と4枚を提出しておりました。 しかしこれでは2重になっている書類がある 「これについては以前からいらないのではと私は思っていましたが」 とのことで廃止になり2枚になりました。 また1つ心配な事を話されていました。 愛護団体も引き取らない犬達の譲渡の範囲を広げるという件「検討中」については 後日職員にもう少し詳しく確認してから報告します。 「殺処分0」にする事は理想の事ですが「姥捨て山」にならないよう 充分に考慮してからでなくては反って不幸な動物を生んでんしまうのではと危惧しています。 1時半から5時まで長丁場の講習会でした。 処分頭数が2000頭余り「猫が多い」の東京都は犬の返還、 譲渡で80パーセントの犬が生きる道が開けています。 猫はやはり少なく17%。 しかし20数年前の犬猫達の運命を思い浮かべながら ここまで改善された現在をオーバーラップしていました。 巨大地震が起きるのを恐れ 殆ど都心に行かないようにしている私は完全に「おのぼりさん」になっていました。 都庁まで遠いのなんの。 さー来週3日は神奈川県のセンターの会議に出席です。 |
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