TopRSS管理
悲しい結末になってしまいました
皆さまがご心配していただいておりました迷子の、フーガ「にこ」ちゃんは
今朝「18日」6時に轢かれているという通報がありました。

いつも朝に現れていた多摩川の遊歩道に行く道路を渡るときに轢かれてしまったようです。
まだ体は温かかったそうです。
道路にはブレーキの跡も無く大きな物流のトラック等に
かなりのスピードで轢かれてしまったようです。
今お別れに行ってきました。
ブルーシートに包まれたままベットに入れられていました。
「お顔を見せてください」とお願をしてシートを開けていただきました。
生臭い匂い、目が飛び出るほどに大きく見開いていて口、鼻からも血が流れ、
お腹も裂けて首から下は白い毛並みが血に染まっていました。

お顔をウエットシートで拭いてあげながら
「探したのにどうして出てこなかったの?また会おうね。
カモーンって呼ぶから戻っておいで。痛かったね。」と話しかけました。

こんな姿になってしまってこの子はこの4週間、
不安と暑さと空腹の中さ迷いながら自分で毎日歩ける道を覚えて行ったのでしょう。
台風、雷、大雨の中でもどこにもにも行かず「気が小さいので行かれなかったのでしょう」
だんだんお家の近くまで戻ってきていました。
土手に散歩に来ている方が
「犬に寄ってくるけれど吠えられると逃げて行く」と言う言葉を聞いて
我が家で沢山の犬達と散歩に行った思い出をたどりながら
帰るところを探していたのかと思うといたたまれない気持ちになってしまいます。

最後里親さんの家の前に置いておいたフードを16日の夜食べたらしく
姿を見たSさんが呼んだけれど走って行ってしまったそうです。
お別れに来たのかもしれません。
今日は捕獲檻が届く予定でした。
もう1日早ければ助けてあげられたのかもしれません。

会えないかもしれないと思いながら毎日探し続けた4週間。
皆さまも朝に、夜中に、夕方にとお願いしたわけでもないのに
この子を探してくださいました。
きっとフーちゃんは感謝しています。
また情報を頂きました多くの方々、本当に長い間ありがとうございました。
私はこの子を探してあげられず、こんな変わり果てた姿で会う事になってしまったこと、
どのように心の整理をしたらいいのか分かりません。
轢かれた場所にお花を供えて来ました。
道路にはあの子の体の跡が残っていました。
わずか7時間前にここに横たわっていたのです。

茨城の田舎の畑を走っていたフーガちゃん、
東京まで連れてきて4ヶ月こんな可哀想な運命にしてまい、
どうして償ったらいいのでしょう。
フーちゃん、お空からみんなの幸せを見守っていてください。
[2013/09/18 19:20] | フーガちゃん(新:ニコちゃん) | page top
| ホーム |