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親子犬他の引き取りです
茨城のセンターに引き取りに行きました。
一番心配だった親子犬の状態。
母犬はやはり子犬がいるので上目使いの怯えた警戒している様子でした。
お世話の方が檻に入り「触るよ、大丈夫だよ」と声をかけると
噛みつく事も無くじっとしていました。
そして首輪を付け外に出しました。
久しぶりに外の空気に当たりどうしたらいいのか面喰っているようでした。
ケージに子犬2匹と一緒に入れてあげると子犬をお腹の中に抱えていました。
この子は役場に誰かが連れて来たらしく運送の途中に1匹出産、
センターに着いたらもう1匹産みました。
そしてその後は子犬は生まれませんでしたが
茨城の子は出産頭数が多いのに2匹と言う事は無いと思います。
きっとどこかで子犬を産み出産途中で捕まって運ばれてしまったのかもしれません。
そうだとしたら他の子犬は死亡してしまった事でしょう。


そして前回伺ったときにいたミックスの人なつこい子、Mダックス「オス」の子を引き取りました。
ダックスは足の毛もカットしてあり毛玉も無くどうして飼い主が出なかったのか不思議です。
お世話のおじさんが
「あー引き取ってもらえて良かった、親子を処分するのは辛いよ」と話していました。


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3匹を乗せ一路東京へと車を走らせました。
もうすぐ山手トンネルを出る近くになったら
母犬が何かを言いたいようにケージから鼻を出してきました。
トイレがしたくなったのでしょう。
もう我慢が出来なくなったのかそのうちに「なんだか匂って来たわね」と話していると、
まー沢山してくれました。


これからが私たちの悲劇の始まり。

トンネル内なので窓を開けると排気ガスが入ってきます。
でも車内はものすごい匂い。
思わずマスクを取りだし防御。
それでもマスクを通してあの匂いが。
母犬は子犬を汚さないようにお掃除をし子犬達は○○まぎれにはなりませんでした。
やっとトンネルを出たので窓を全開。
それでも後ろのケージに現物が残っています。
風にあおられ、もうたまらない匂いに眠気もすっ飛びやっと病院に到着しました。
あー臭かった。

行きも帰りも事故で渋滞。
同行していただいたIさんも腰痛で湯たんぽを膝に載せながらの運転でした。
センターには沢山の犬達が入っていました。
兄弟で沢山捕まった仔犬たちがニコニコ尾を振っています。
自分の仔犬でもないのに「他の子犬の母犬」
寄ってくる仔犬たちがじゃれても大人しく見てあげていた母犬がいました。

そして今日は大量に処分を行ったそうで、煙臭いにおいがかなりしていました。
煙となってしまった多くの犬達の命が無駄にならないように
茨城県の飼い主はもう一度、飼い方を考え直してほしいと思います。

[2013/02/01 22:53] | 動物収容センター | page top
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