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予期せぬ臨月
今日トライアルに行く予定だったミックス犬の優歌ちゃん。
センターから出したときに出血があり不妊手術を1カ月伸ばす事にしました。
11月5日にセンターから引き出したとき太っているのか、
フィラリアがいたら腹水かと検査をお願いすると、
「フィラリアは-」と言われまた妊娠していないかのエコー検査をしてもらいました。
「妊娠していません」とのことで安心していました。

しかしお預人の方の処から返していただき、
お風呂で背中を洗うと骨が触れるほど痩せています。
しかしお腹は肥満のように大きく「まさか妊娠?」と思い
お乳を見るともうパンパン張っています。

慌てて病院に駆け込みましたが先生は見るなり「あー妊娠してますね」と言うので
「レントゲン撮ってください」とお願いしました。
残念な事にもう4匹の赤ちゃんが背骨、頭、心臓の動きまではっきり映りました。
エコーで妊娠が分かるのは4週目ぐらいからだそうです。
そして中絶手術も5週目ぐらいなら可能とのこと

しかしこの子はもう7週目過ぎ位で1週間ぐらいで産まれる予定です。
一難去ってまた一難。以前臨月の甲斐犬を手術で出したとき
母犬がそれ以降体調がすぐれず長い事患った経験がありました。
もうここまで子犬が育っているので残念ですが産ませるしかなくなりました。

茨城の犬達はこうして多くの犬が妊娠し子犬を何度も産み
どんどん増えていく結果になっています。
どうして不妊手術をしないのでしようか。
放し飼いし手術もしなければ無法地帯です。
助けても助けても焼け石に水状態です。
体中から力が抜けていく気がし呆然としてしまいました。
生命の誕生とはすばらしい事であるはずなのに、
不幸な命の誕生は人間が制御してあげなければいけないはずです。
皆さま、手術を受けさせて飼育してください。
お願いします。
[2012/12/15 22:04] | 命の現場 | page top
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