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大量に子猫を引き取りました
昨日は茨城県のセンターにテリアハーフ親子5匹の引き取りがあり行ってきました。
6月1日から15日までS様のご自宅で保護していただき
感染症にもならず無事に引き取ることが出来ました。
有難うございました。
子犬達は一回り大きくなっていました。
でもママのおっぱいを吸ってます。
しかし収容棟には多くの犬達が入れられていました。
手を舐めてくれる子、前に来て尾をふり耳を後ろに倒して喜びを表してくれる子、
最終の檻にいた子は手を檻の桟にかけて出してくれるのかな?と見つめている子。
どの子も数日のうちには苦しいガスで命を断たれます。
本当に可哀想「こんな言葉では表せないほど辛い」な光景です。
これでも処分した後だったので少なくなったとおじさんが言われていました。

この処、収容頭数が毎日20匹を超える日が続きました。
どうしてこんなに放れている犬が多いのでしょう。
そして帰ろうとしたときに収容されてきたボイジャー2個とダンボール箱を職員が持ってきました。
子猫たちです。
茶トラの2匹はもう、声全開で両手をボイジャーから出して
「助けてー」と泣いています。
またビニールテープで段ボールの口をふさいでいた箱を開けると
4匹のシャム猫「またはハーフ」の小さな子猫たちが
急に明るくなったので怯えて固まって入っていました。
ダンボールの中にはトレーナーのようなものが入っていましたが、
テープで空気も入らず止めてありました。
殺すつもりで空き地に放置していったのでしょう。
残酷な人間がいるものです。

もう1つのボイジャーにはまだ1か月位の黒い子と白黒ブチの子2匹がいました。
どうしよう。。
でも助けなければ処分されてしまう。
おじさんに「いいの?、下げちゃうよ」と言われ慌てて
「ちょっと待って下さい、今預かり場所を聞いてみますから」と2か所にお預かりの依頼。
なんとか確保出来この中から茶トラ2匹、シャム猫4匹を引き取る事にしました。

車の中は犬5匹が3つのケージに入れ一杯です。
センターから2個キャリーを借りて犬猫満載になってしまいました。
車の中は「ワンワン、ニャーニャー」大合唱。
電話も聞こえない状態。

そしてセンターを出ようとした時に大きな車から男の人が出て来ました。
「あっ、また放棄?」。「大きい猫2匹と子猫」とおじさんに言っています。
もういい加減にして欲しい。私たちが今6匹の子猫を助けたのに
またこのような人が何の罪の意識も無く殺すために子猫と親猫を持ってくる。
思わず「産ませるな、手術しろ」と声を荒げて言ってしまいました。
男は何も言わず事務所に入って行きました。

返還「引き取り」に来る飼い主には殆ど遭遇する事はありませんが、
このように犬猫を飼い主自らセンターに処分に連れてくる場面に直面してしまうことは毎回です。
弱い立場の動物の命をいとも簡単に心も傷めず
粗大ゴミでも廃棄するように連れてくる憎き飼い主たち。
やり場のない怒りがこみ上げて来ます。

6匹の子猫を助けても巷には多くの子猫が捨てられているこの時期。
焼け石に水状態です。
あーまた今日から大変な日々が続いてしまう。
でも良い、この子たちが幸せに生涯を送れるなら。
そう思うしかない。

今度の譲渡会には可愛い子猫たちも参加しますよ。
皆さま責任を持って飼い主になってあげてください。
朝10時半に出て家に戻ってきたのは夜9時になってしまい長い1日が終わりました。
家の子たちも1日待っていてくれて「帰って来た―」と大騒ぎ。
世話が終わりイスに座ってお茶を飲んでいたらコックリしてしまい
お茶碗が転がりお茶がこぼれ目が覚めました。
Iさんもお疲れさまでした
「Iさんは寝たきり犬の福ちゃんを病院に預けセンターに同行して下さっています。
帰りにお迎えに行かなければなりません」。
1日がかりの救出です。
茨城の犬猫達が減る日はいつなんだろう。


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シャム子猫は450グラムー500グラムのまだ小さな子たちです。
チャトラの子「オス」2匹は後で写真を掲載致します。

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[2012/06/17 16:48] | 動物収容センター | page top
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