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家族を探している犬達
昨年の大震災で家族と離ればなれになった命の助かった犬猫達は
今だ多くのシェルターで保護されています。
家族を待ち続け家を離れなかった子、
飼い主が一時帰宅で戻ってきたときに帰って行く車を必死で追っていた子。
どの子も飼い主の元に戻りたくて待っているのです。

しかしもう探しても貰えない忘れ去られている犬猫達。
収容施設も資金難になり保護していくことも限界にきていると。
ある団体様のブログに書かれていたこと。
「震災の後現地のブリーダーはめちゃめちゃ犬猫が売れている」とのこと。
置いてきた犬は放射能に汚染されているからいらない。
シェルターに保護されている犬を
お迎えに来ると言いながら子犬を買ったので、前の犬はいらないと放棄。
あのような悲惨な震災の中、
一生懸命生き抜いてきた動物達の気持ちをどうして裏切ってしまうのでしょう。

やはり家族ではなく単なる物であったのでしょうか?
人間は時間がたつとあの震災の爪あとも薄らいで行ってしまいます。
そうしなければ生きていかれないのかもしれません。

しかし一緒に毎日を生きてきた動物達を
いとも簡単に捨て去ることが出来るのでしょうか。
今なおあの震災で家族と離ればなれになってしまった動物達は
いつの日か会えると信じ飼い主のお迎えを待っています。
これからいつ起こるか分からない大震災、津波、
そして竜巻と私たちは自然の力には太刀打ち出来ません。
それだからこそ、人間も動物も助けあって
これから生きていかなければならないのではないでしょうか。
[2012/05/11 05:49] | 東日本大震災による被災動物 | page top
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