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フィービー無事に保護しました

子犬2匹を連れてお世話いただいたW子さんと一緒に逃走場所に1時に着き、
S様ご夫妻もお仕事まで休まれて探して頂きました。

昨晩、探偵社の方が12時半ごろ2回見つけたところ
車のライトに尋常ではない怯え方をして逃げてしまったそうです。
それから夜中の3時にS様のお庭に現れてエサを食べ、
しかし門扉の扉にロープを張り引っ張るように仕掛けましたが、
閉まるより先にフィービーは逃げてしまったそうです。

側溝、空家の庭、藪の中をW子さんと子犬のハンナを抱いて歩きました。
すると「あっ、フィービーが死んでる」。
先の方を見るとコンクリートの上に横たわっている犬が見えました。
明らかに死亡している姿。
毛色も同じ。
何であんな所で死んでいるのだろう。
きっと轢かれて誰かが隅においてくれたのだろうと、
もうダメだと目の前が真っ暗になってしまいました。

W子さんも、無言で近ずくとその犬が頭をあげました。
誰もいない広い倉庫のがあるような場所に老犬が置かれていただけでした。

それから1匹にされた泣き虫のフィリップが大声で泣き
その声を聞きつけて藪からフィービーが出て来ました。
やはり母親なんですね。
「フィービー」とW子さんが呼ぶと尾をふり近寄ってきましたが
そこに自転車のおばさんが来てしまったらまた逃げてしまいました。

しかし子犬がいることを分かっているので再度呼ぶと
まっしぐらに飛んで胸に飛び込んできました。
どれほど恐かったのでしょう。
不安だったことでしょう。
もうお腹をゴローンと出して反対に「どこにいってたの?」とでも言うように
W子さんやお預かりのS様にも愛嬌をふりまいています。
ケージの中の子犬にすぐ伏せをして授乳させようとする姿には
本当に健気で母性愛の強さを見せつけられました。

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車にフィービーと2匹の子犬を乗せて一路元の古巣に戻って来ました。
相当親子とも疲れたらしく車内はシーンと静まり返っていました。
多くの方に御心配をおかけ致しました。
またお預人のS様も寝ずの捜索有難うございました。
[犬は逃げる」と思って飼育、管理しなければいけないことを
再度実感致しました。
皆さま有難うございました。




懐かしい子犬がいるお家に帰宅。家の中に飛び込んで行きました。
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[2012/03/19 20:44] | お知らせ お願い お礼等 | page top
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