今年は大震災等で激動の1年でした。
まだまだ被災地には生き抜いた多くの動物達がこの寒さの中、 不安の中さ迷っています。 また多くの繁殖場の崩壊で過酷な毎日を繁殖させるためにだけ 生かされてきた犬猫達の悲惨さには言葉がありませんでした。 収容施設の助けられないほどの多くの犬猫達。 当会も必死で向かい合ってきましたが、到底救いきれる数ではありませんでした。 来年は少しでも弱い立場の動物達にも光が当たるような社会になってくれるよう願います。 今年もあとわずかになってしまいましたが、 多くの御支援、御協力を賜り当会を支えてくださいました事心より感謝申し上げます。 行政施設の収容犬達は21日以降収容された子たちは センターの中で年越しになってしまいますが、 センター業務も29日から来年3日までお休みになります。 当会も12月29日ー来年1月5日までお休みを致します。 その間の更新、御返信もお休みになりますので御了承お願い致します。 それでは皆さまどうぞ良いお年をお迎えください、 そして来年もまた宜しくお願い申し上げます。 スタッフ一同 |
ある団体様よりの通報です。
三重県にある繁殖場がリニュアルするために 犬達を処分すると言う通報を受け一部の犬達を 東京まで運ぶ予定をしていたそうです。 しかし21匹の犬達は処分されたとのこと。 そして残りの犬達は「いらないから持っていけ」とのこと。 このような話を耳にするたびに、 日本の「ペット業界」の余りにも生きている動物を 物としか扱わない悪らつ業者がいかに多いか、 いいえ、このようにお金にしか考えない業者が殆どだと言う程、 裏の状況は酷いものです。 また「リニュアル」と言うことは、 古い犬達を処分し若い犬を入れて繁殖を続けると言う事です。 当会として命を救ってあげたいとは思いますが 廃業すると言うなら別ですが、引き取れば、この業者の手伝いをする事になります。 「動物取扱業」の法改正はどこまで突っ込んだ改正になっているのでしょうか。 歯がゆい行政の進展にはいつもやり場のない怒りを覚えます。 今日はもう1件、あるペットショップの前に4匹の犬達がケージに入れられ 「里親募集」と書かれて外で震えていると言う通報もありました。 売れ残った子たちなのでしょうか? しかしまだ処分しないで「里親探し」をすることは許せますが、 貰って行く人がきちんと飼育出来る人とは限りません。 虐待目的の人間も増えています。 まして今日は「クリスマスイブ」。 子供のプレゼントにタダなら貰うなんて言うことにならないよう 責任を持って飼育出来る人に貰ってもらうよう願います。 このように犬猫を「ペットショップ」で買う人がいる限り、 悪らつ業者、繁殖場は無くなりません。 PS「三重県のこの業者」の情報が分かる方はお知らせください。 info@seiken-joto.org |
茨城県のセンターのコンクリートの床に
毛布を今までひいて犬達は皆その上に乗って暖をとっていましたが、 パルボの発症が多くなったのはその原因と、毛布の使用を中止してしまいました。 しかしこの寒さの中、水で洗った床は太陽も当たらないため乾燥しないので、 犬達は冷たいコンクリートの上にうずくまる事になっていました。 寒さで譲渡依頼していた子犬が一度に4匹とも死亡していたこともあり、 子犬は体温調節が出来ずに凍死してしまいます。 また寒さで体調を崩せば感染症にもかかりやすくなってしまいます。 そこでALIVE茨城支部のHさんが センターに掛け合ってくださいまして再度使用が許可になりました。 皆さまがお送りいただいた温かいお心を犬達は 5日間最後の時まで感謝していると思います。 下記はセンターからの条件です。 洗ってあるきれいなもの。 他の動物が使っていないもの。 大きなものは半分に切って下さい。 布の切れはじが、ほどけてないもの「ほどけていたら縫ってください」。 中綿等が出てこないもの。 そして直接センターに送らず「使えないものまで入っている場合があるので」、 各愛護団体が持参してくること。 毛布、タオルケット、バスタオル等。 以上このようなお約束があります。 当会は今年は14日が最後になると思いますので また来年1月10日以降に御連絡下さい。 あと犬用おやつもお世話の方が「頂けると助かる」と言われていました。 宜しければ毛布と一緒に少しご寄付してあげてください。 せめて最後ぐらい美味しいものを食べさせてあげたいと思います。 これから最終的には「エアコン設置」を要望していきます。 |
今日は今年最後の譲渡会でした。
温かな日差しの中テントを張らずに犬達は 日向ぼっこをしながら3時間を過ごしました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 朝早くお見合いに来ていただいた御家族様は ご用事があり帰りは新幹線で帰られるほど、やりくりされてまで 御家族揃って子犬に会いに来ていただきました。 本当にその熱意に有難く感謝申し上げます。 川口の崩壊繁殖店からレスキューした卒業犬のチワワたちも勢ぞろいしました。 同窓会のようで賑やかでした。 また多くの方から御家族に合う犬がいたら 御紹介をとの依頼を頂き今後センターに行ったときに 助けられる子達の可能性も出てきて嬉しく思います。 ペットショップで買えば簡単ですが、 業界の悲惨な現状を御理解いただき1つの命を引き継いでいただける方向性が 浸透してきたことは一番の成果と、この活動の苦労も報われます。 1年間この譲渡会を支えていただきまして、皆さま本当に有難うございました。 また会場にご寄付の品々をお持ちいただきとても助かりました。 来年1月8日は 「小さな命を守る会」 「あにまるさぽーときずな」 「コン太の会」様は子猫多数、犬も抱えており、開催予定ですので、 どうぞ御来場お待ち申し上げております。 預かりボランティアさんが撮った様子はこちら↓ mix犬フィルの預かり日記 にこにこコタロウ日記 めざせ へそ天預かり日記 |
12月11日「日曜日」AM11時ーPM2時。町田市「真心動物霊園」にて開催いたします。
真心動物霊園第二駐車場(町田市図師町997-7) 地図検索 真心動物霊園ホームページ http://www.magokoro-pet.co.jp/map.html 今年は3月の東日本大震災があり 今なお1000頭ほどの犬猫達が被災地に残されております。 「小さな命を守る会」様から被災地のワンちゃんも参加予定しております。 どの子たちにも温かく過ごせる家庭を与えてあげたいと思います。 当会、あにまるさぽーときずな様も今年最後になります譲渡会に 多くのワンちゃんネコちゃんが参加予定です。 どうぞ皆さまお出でいただけますようお願い致します。 ただ全員を連れて行くわけには行きませんので 前もって会いたい子がいましたらお知らせいただければ助かります。 今のところ当会予定犬猫は 「シーズーオス、未掲載」 「セッターハーフのフィル」 「チワワのプリン」 「チワワのピカ」 「Fブルの舞、未掲載」 「子犬2匹」 「ポメラニアンのバニラ」 「ダックスのヴィー リム」 「パグのワク」 「ミックスのハナ」 「小型ミックス犬 マギー」ほか。 来年1月の譲渡会はありません。 |
※2014-12-15更新
たくさんの毛布をご支援いただきましてありがとうございました。お陰様で今現在は十分に足りる状態になりました。そこで一時中止をしたいと思います。またお願いすることがあると思いますがその時にはご協力お願いいたします。どうもありがとうございました。 茨城県のセンターの犬猫達に 「毛布、タオルケット、バスタオル」の御支援をお願い致します。 センターのコンクリートに寝ている犬達の最後の5日間を せめて温かくし見送ってあげたいと思います。 お約束して頂きたい事 ■洗ってあるきれいなもの。 ■他の動物が使っていないもの。 ■大きなものは半分に切って下さい。 ■布の切れはじが、ほどけてないもの「ほどけていたら縫ってください」 ■中綿等が出てこないもの。 ■タオルケット、バスタオル等もOK 大きなサイズは半分に切ってください。 タオルケット、バスタオル、毛布以外の綿等が入っているものは使えませんので 申し訳ございませんがお送りいただいても使用できません。宜しくお願い致します。 直接センターに送らず「使えないものまで入っている場合があるので」 各愛護団体が預かります。 緑山譲渡会場に直接お持ち頂いても良いです。 送り先はメールでお問い合わせ下さい。 lovedogcatjp@yahoo.co.jp |
あんなに元気にくるくる回っていた若い、小さな、シェルティーが
収容期限が過ぎてすぐに死亡してしまいました。 11月29日までの期限が過ぎ来週にでもお迎えに行こうと考えていた矢先でした。 1日に仕事から帰ってくるとセンターからの留守電があり 「今日から吐血しています。このままでは危ないので早急に入院させてください」と 職員の方も必死で助けようと連絡くださいました。 「うずくまっているのですか?」とお聞きすると 「はい、もう声をかけても頭を上げません」と。 しかし今からでは茨城まで間に合いません。 他の団体さんに連絡し引き取りに行って近くの病院に運び込んでいただこうと電話しました。 しかし時間的にそれぞれが無理な状況。 とりあえず「温かくして、吐き気止めの薬を輸液に入れてやってください。 止血剤はありますか?」と職員にお願いすると 負傷犬舎はエアコンが入ります。そこに今移動しておきます」と走っていただきました。 1分1秒争う事態です。 次の日は他の処へのお届けが入っていましたが急遽変更させていただき、 茨城へ向かう用意をしていました。 朝センターに電話を入れると「残念ながら死んでいました」との返事。 あー、助けられた命なのにどうして収容されると死亡してしまうのでしょうか。 先週も4匹の4ヶ月ぐらいの兄弟犬が同時に死亡してしまいました。 この子たちは期限前でした。 収容されて6日で死亡したことになります。 前日まで元気でフードも食べていたとか。 考えられることは「凍死」しかありません。 茨城の夜中の寒さはものすごく冷えます。 小さな子犬達は皆固まっていますが、体温調節が出来ない子犬には惨い環境なのです。 また体調を崩した犬達は冷えてもっと状態は悪化してしまいます。 しかし「パルボが増えたのは毛布などを敷いたためだ」と センター長様は禁止してしまいました。 そうでしょうか? 1回ごとに使い捨てしている毛布が パルボを発症する要因になんかなるはずがありません。 この冬は一段と寒さが厳しいと思います。 毛布を敷くようセンター長に交渉致します。 皆さま、不要な毛布、バスタオル、タオルケットをどうぞ送ってください。 そして茨城県のセンターの子たちを救うためどうかご協力お願い致します。 毎日収容されてくる犬達の写真を見るたびに 「この子たちは2度と外の世界には出ることなく 5日目にはこの世から消えさりいなくなってしまう」と思うと、 なんともやりきれない思いが重くのしかかってきます。 どの子も死にたくないんです。 一生懸命に子犬を育て生き抜いてきた母犬、 食べるものを探してさまよいながらも生き抜いてきた子、 飼い主に捨てられ不安な思いで懐かしい家を探して戻ろうとしていた子、 麻酔の吹き矢で捕まった子、 捕獲檻に入り捕まったこの不安な顔。 どの子もどの子も心があるのです。 私たち人間は弱い立場の命を守ってあげなければいけないのに、 どうにも救えないこの現実。 つくづく、どのように改善したらいいのか回答が見つかりません。 |
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