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遅すぎる家畜の処分
昨日急に[20キロ圏内の家畜を安楽死させる」と政府より発表されました。
一時帰宅して生きていた家畜にエサをやってきた酪農家の方は何も知らされず、
報道関係から聞かされ、驚きと怒りを表していました。

牛3500頭が1300頭、豚3万頭が1300頭に減ってしまっていた。
ほとんどはエサも水も与えられずに餓死。
馬100頭、鶏68万羽。今まで何の対策も無く、
多くの方々の救出、早く楽にしてあげてほしいと言う要望も無視。

今になって、エサを与えることが難しいと、すべてを処分すると言う事を決めたようです。
今まで空腹、津波からも逃れて頑張って生きている家畜達をせめて全てでなくとも
助けることが出来る頭数だけでも命を救えないのだろうか。
生まれたばかりの子牛、痩せた母豚の出ないお乳に必死で吸いついている子ブタ。
放射線数量もほとんどが少なく移動する事は何の問題も無いはず。

しかし一番簡単なのは殺してしまえば良いわけで、
国が立ちあげている「緊急災害時動物救援本部」は機能していません。
いくらでも今まで、エサやりに担当者、獣医を派遣する事は出来たはずです。
そして殺した家畜は埋葬してやることも無く現場に石灰を撒いてブルーシートで覆うだけ。
ここの地域はゴーストタウンにするのでしょう。
もう避難されている方は2度と故郷には戻れないのでしょう。
人間にも動物にも無情な日本と言う国。

私たちはこのまま、黙って黙認してはいけない。
地震発生からもう2カ月もたってしまいました。
しかしあの日から地獄のような日々を送っている動物達は人間のために、
ゴミのように始末されて行ってしまいます。

[2011/05/13 08:34] | 東日本大震災による被災動物 | page top
センターに毛布
茨城県のセンターに皆さまが送って下さいました毛布は、
また寒くなる秋ごろにお願いしたいと思います。
一時中止いたします。
皆さま有難うございました。

[2011/05/13 05:19] | お知らせ お願い お礼等 | page top
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