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一時帰宅の犬猫保護
昨日初めて警戒地域の川内村の住民の方が一時帰宅いたしました。
その時に飼っていた犬猫のみ、保護をすると
福島県と環境省が付けたしのような発表をしました。

しかし今回保護されたのが親犬3匹を飼われていた飼い主の方が
依頼した「子犬が6匹産まれていました」計9匹と猫が3匹だけ。

玄関先に犬をつないでおけば当日、または翌日保護するとのこと。
それでは猫はどうするのでしょう。玄関先につなぐことは出来ません。
また放してしまった犬はその時に見つけて繋がなければもう助けることは出来ません。
40日間も飼い主を待っていた犬が飼い主が今回来た時には2匹とも、もう息絶えていました。
また15歳の犬を置いてきた飼い主は犬が
繋がれたまま自分で苦しさの余り土を掘ったのでしょうか、
穴の中で死亡していた姿で再会しました。
遅すぎました。

酪農家の方は牛舎を見るとその間に3匹の子牛が生まれていました。
それ以外の母牛たちは皆餓死していました。
しかしこの生まれた子牛も今後保護もエサやりにも行かれないのですから、
いずれ時間の問題で餓死することでしょう。

猫にエサを持ってきた飼い主は「もう来られないから元気でいてくれ」と。
なんとも諦めた言葉を発していました。
「動物をみだりに、苦しめたり、死亡させてはいけない。
生きるためのエサやり、水を与えること」と動物愛護法で唱っているにも関わらず、
行政が「動物虐待」に等しい餓死をさせている事。
これは法律違反ではないですか?。
今後愛護団体で国を訴えていくべきと思います。





[緊急災害時動物救援本部」と言う名のもとに
義援金を集めている組織がありますが、
うろついている犬は対象外、20キロ圏内の犬猫は助けない、
飼い主が分かっている犬猫のみに義援金を治療費、えさ代に使うとのこと。

しかしどれほど多くの犬猫、家畜がさ迷い飢えて苦しんでいるのか、
それでも、皆様が動物達を助けたくて寄付してくださった
3億円以上の義援金を使うことはない。
飼い主が分かっている犬猫とさ迷っている犬猫どちらが多いか、分かっているのでしょうか?

多くの民間団体が日々走り回り1匹1匹保護し、

寝る暇もなく救助している現実をただ黙って見ているのでしょうか。



自治体と民間団体が連携を組んで一刻も早く助けに入らなければ
助かる命も消えていっています。
繋がれたまま逃げられず衰弱し餓死させることは、
これ以上の「動物虐待」は無いのではないですか。

今月末までに30キロ圏内の避難が始まります。
またここで同じように多くの動物達が苦しんで餓死していきます。
人間が住んでいないのですからゴミも無く野良犬にもなれないのです。
避難する方に「動物を依頼する方法」を伝えていないようです。
皆さんは「仕方ない」と諦めて動物達を見捨てていかなければならないのです。
また行政管轄の保護場所「収容所」はいつ飼い主が引き取れるか分からない犬猫を
ずっと保護しておくことは不可能です。どうするのでしょうか?
今のところ民間団体に依頼する事は無いそうです。
頭がカチカチの担当者に怒ります。





20km退避区域の動物たちを救うために、
首相官邸にご意見をお願いします。
あなたの力が必要です。
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
[2011/05/11 15:35] | 東日本大震災による被災動物 | page top
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