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茨城県のセンターに行ってきました
春のようなぽかぽか陽気の中、今日は3匹の引き取りにIさんの運転で行ってきました。
今日は気がついたら、5、10日の金曜日。
やはり高速道路は混んでいて、行きは3時間半、帰りは4時間ぐらいかかりました。
あちこちで事故が起きていて、そのために渋滞でした。

センターに到着し、かわいい子犬と柴犬を車に乗せて、
収容房に保護されているセッターちゃんとご対面。
体格の良い、性格の落ち着いた女の子です。
最近毎日のようにセンターにはセッターが多く収容されるようになりました。
今日の雌のセッターがダメなら、他の3匹のセッターの1匹を引き取ろうと思っていましたが、
残念な事に今朝全部を処分してしまったとのことでいませんでした。

メスのセッターちゃんに首輪をつけて引き取ろうと檻の外に出すと、「あれっ?、しこりがある」。
かなり固い、しこりが前足の真中にありました。
以前引き取ったセッターが、やはりしこりがあり、悪性腫瘍で2匹は死亡してしまった経験がありました。
その時に里親様には多大なご迷惑をおかけしてしまいましたが、皆さまは一生懸命に治療してくださいました。
そんなことがあり残念でまた可哀想でしたが「ごめんね」と言って、
この子の首輪をはずし職員にお渡ししました。
このセッターちゃんは最後の檻に入れられてしまいました。
本当に辛い選択をしなければならない事に直面する事も多々あります。
情に流されないように、心を鬼にして決断しなければならないのが活動の辛い一面です。
犬達に本当に申し訳ない気持ちになってしまいます。

何の罪も無い良い子なのに、処分の刻印を押してしまうことも、
この子をどなたかにお渡しをしていかなければならにという観点から
引き取りを決断しなければならないからです。
毎日毎日どこからか湧いて出てくるように、沢山の犬達が収容されてきます。
そのような中から助け出された犬達ですから、
責任を持って最後まで育てていただける里親様を探さなければなりません。
1匹1匹に本当に条件が合う方が出るまで、
その子の一生にかかわる事ですから、妥協は出来ないのです。
今日の2匹も募集を近日中に掲載いたしますので宜しくお願い致します。


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[2011/02/25 22:48] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
やっと動き出したネット販売規制
22日の朝日新聞を御覧になられた方も多いかと思いますが、
インターネットで犬猫を販売し、届いた犬猫が衰弱していたり、
希望した犬猫でなかったりのトラブルが急増しているとのこと。

家族になる犬猫に一度も会ったことも無いまま
安易にネットで買う側にも問題があると思いますが、
このように販売業者の実態を今まで環境省も摘発に乗りこまなかったことで、
悪らつ業者が蔓延し、いくら愛護団体が苦情、
要望書を送ったところで、改善はされませんでした。

新聞によると栃木県では猫の繁殖をしていた女を初めて
「登録取り消し処分」にすることを検討しているとのことです。
これも背後に「動物取扱業」の登録制の安易さがあるのです。
事業の責任者氏名と事業所の住所を記載し申請すれば登録が出来てしまうこと。
そしてこの氏名が実名であるかどうかも確認しない。
一度注意を受けて自主廃業「茨城の阿見町の業者もそうでしたが」しても
再登録出来てしまう。

また取り消し処分になっても2年経てば再度申請が出来る。
これでは何のための登録制なのか。
これは以前からも問題視してきたことで、
いくら環境省に訴えても重い腰を上げてはくれませんでした。

今回「動物愛護法」の改正に向けて、
ネットオークションの販売に関し規制をまとめると言っています。
先日当会からも劣悪な環境下で
繁殖をしていた業者の内部写真をつけて環境省に提出しました。
「早急な改善策」を要求したところでした。
しかし悲しい事に何か問題が急増しなければ改善しようとしないお役所仕事には
歯がゆい思いをいつもしています。

この「取扱業の登録制」になってからペット業者は
それ以前の数より数倍増えているそうです。
どれだけの不幸な犬猫が増えた事か。
動物愛護法とは何のために制定されているのですか?
名前だけで効力のないものなら、中途半端なものを紙面上だけで作らないでほしい。
底辺の現実を環境省の方々は足を運び見ていますか?
動物が置かれている場所を知っているのですか?
もっと早くに取り組むべき「ペット業者」の問題に踏み込んだ
厳しい規制を切に要望いたします。
また諦めずに訴えていくことも重要ですので
悪らつ業者、ペットショップ、劣悪繁殖場を見られたら皆さまも抗議してください。

[2011/02/23 05:56] | 自治体 行政関連 | page top
神奈川県のセンターに行ってきました
茨城の犬達に毛布、タオル等皆さまが送っていただいたご寄付のお品を
神奈川県のセンターの犬達も寒い中で収容期限を過ごしていますので、21日持って行きました。

ダックス3匹、プードル「茶色ばかり」2匹、放棄のシュナちゃん「10歳」が大人しく檻に入っていました。
そしてヨーキーの余り若くはない小さな男の子がもう2週間も置かれていました。
震えて恐がっていたので、連れて帰ってきました。

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もう1匹センターでは[マルチーズ]となっていた子が期限切れになっていました。
可愛いお洋服を2枚も着て、やはり怖くて檻の奥で吠えています。
ドアーを開けて「おいで」と声をかけると尾を振って出てきました。
外に連れ出してあげると元気に歩いてトイレもしました。
洋服をめくると毛並みがマルチではなくプードルです。
飼い主が来るような予感がして3日後に再度引き取りに行く予定で置いてきました。

夕方センターから電話があり「プードルが今飼い主のお迎えがあり帰りました」とのことです。
もう期限も切れているのに1週間も探せない飼い主に呆れてしまいます。
首輪は着いていても名札、鑑札も付いていません。
昔だったら期限期限で処分していきますから、もうこの子はこの世にはいない事になります。
大切な家族を失うことになるのは飼い主自身の責任です。

また茨城のセンターの収容犬情報は毎日のようにセッターが収容されてきます。
ハンターが捨てて行くのでしょう。
今週も当会ではセッターを1匹引き取りますが、このように使い捨ての猟犬達は本当に可哀想です。

人間の犠牲になり命を絶たれていく動物達。
中国では、生きたまま皮を剥がされている動物達「死亡してからでは皮がはがれにくくなるとか」。
叩かれて、叩きつけられて気を失いすぐに皮を剥がされて、
その後意識が戻り動きながら死んでいく可哀想な動物達。

毛皮を人間が着るためにこんな残酷な運命に遭遇させられている犬、猫、ミンク、ウサギ、キツネ、たぬきなど。
どうしてこのような行為を国が容認するのでしょうか?
小さな弱い立場の動物たちをどうしてこんなに苦しめるのでしょうか?
先日も問題になりましたブリーダーの繁殖用犬猫達の解決策も見当たらない中、
世界の残酷な運命を強いられている動物達のことも考えると、
つくずく人間は強い立場で、なんでも出来る動物なんだと考えさせられてしまいます。

お話しがずれてしまいましたが、いつもこのような事が頭から離れません。
いつの日か人間も動物も幸せに生涯を過ごせる日が来ることを願わずにはいられません。


[2011/02/23 05:52] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
多頭飼育崩壊!緊急SOSかがわ
ピースハウスという団体が助けを求めています。

ホームページは下記
「僕たちを助けて」という項目をクリックして下さい。
http://www.peacehouse.join-us.jp/

詳細は下記にも
http://blog.livedoor.jp/peacehouse/archives/2157508.html


皆様のご協力を どうか宜しくお願いします。


[2011/02/18 16:37] | 保護、団体関連 | page top
環境省に要望書提出
度重なる「悪辣繁殖業者」の現実に心痛める悲惨な繁殖現場を見ることが多くなり、
環境省総務課動物愛護管理室に要望書を提出いたしました。

「動物取扱業の登録制」という制度が施行されてはいますが、
この制度自体、細かな規制項目があいまいな点が多く、
いかにも虐待に近い飼育状態の繁殖業者であっても、
なかなか廃業「登録剥奪」には出来ないのです。

茨城県の阿見町の業者「今は自主廃業ということでしたので犬猫は助けられませんでした」、
川口の廃業繁殖場「ここからは20数匹助け出しましたが、
繁殖出来る犬達は売られてしまいました」、

そして今長野県の繁殖場。
小さなケージに動けない位に数匹ずつ詰め込まれ「ストレスから咬み合いをしています」、
糞尿の管理もせずウジがわき、犬達は体中シラミだらけ、
どこが頭か尾なのか分からない位の毛玉、
まともに食事も水も与えず、皮膚病になっても、顎が外れても、
乳腺腫瘍が沢山出来ても、足が骨折していても、やせ細って栄養失調であっても、
爪が足のパットを突き抜けていても、盲目であっても暑くても寒くても放置状態。

それでも1年に2回ずつ子犬子猫を産まされます。
このように1匹のケージの広さを明記、毎日1回は走れる運動場に出す、
出産は1年に1回、年齢は5歳まで「その後は里親を探す」、
定期的に獣医の診察を受けさせる、
1人の世話をする頭数を10匹位に頭数を制限するなど細かな規制が必要です。

また一番問題は、繁殖場のオーナーと登録制の申請者が違っていて、
異なる地域で申請をすると許可が下りてしまうこと。
これでは名前だけの申請者であり、現実に犬猫が生かされている現実を把握する事は不可能です。

今回の業者は東京都に申請を出しているとのことで今、調べるよう頼みましたが、まだ回答はありません。
東京都と長野県の横の連絡網が無く、これでは悪らつ業者はいくらでも逃げ切れます。
申請者が県外であっても、繁殖場がある県の管轄に依頼し監視をしてもらい、
そのデータ―を行政間で管理していかなければ何の効果もありません。

繁殖場が悲惨な現実であることを環境省は絶対に黙認しないでください。
ボランティア、愛護団体がいくら助け出したところで、
悲惨な生き方を強いられている動物は湯水のごとく出てきます。

皆さまも悲惨な現場を発見した時には諦めず、
環境省に訴えていきましょう。


国民の声が大きな力となり、「悪らつ繁殖業者」を排除出来ることを願います。
行きつくところは「店頭販売」を無くす事です。
安易に買う人間が減ればお金にならない事はしないのが、
繁殖業者のいやしい一面ですから。
皆さまの1人1人の意識を変えなければならないのです。

[2011/02/16 11:00] | 自治体 行政関連 | page top
譲渡会終了しました
前日まで雪がちらつく悪天候でしたが、13日はお天気とのこと。
しかし地面はぐちゃぐちゃ状態でした。
テントは張らずに太陽の下ケージを並べて開催いたしました。

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多くの方々にお出でいただき、これからゆっくり検討させていただきトライアルに進む子が決まると思います。

さまざまな方がお顔見せに来て下さる中、先住犬も当会の子をご家族にしていただき、
その子を天国に見送って下さり再度このような子に手を差し伸べて下さる里親様も会いに来て下さいました。
十数年前にご縁が繋がり、それでも当会の活動を覚えていて下さった方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
またお年を重ねてすっかりシニアのお顔になった子、当時の保護していたときの思い出が蘇ります。
私たちからバトンタッチして下さり、きちんと育てていただいている里親様方。
どうも有り難うございます。

こうしてペットショップからでなく、このような子たちを飼おうという風潮が広がったことは当会が活動を始めた19年前には考えられませんでした。諦めず、続けてきた事が報われました。これからもどうかご支援、ご協力お願い致します。

次回は3月13日に開催予定です。


[2011/02/14 16:11] | 町田合同譲渡会 | page top
情けある元ブリーダー
今回の長野県の繁殖業者の劣悪な状態を見て、
群馬県の元ブリーダーをしていた方が見かねて助けを求めて来られました。
この方はここ長野の現場にいる犬達の悲惨さに、
何匹も引き取り、人も雇いきちんとお世話をしています。

また犬のセリ市の場所で売れ残った子犬達が捨てられていくのを保護し、
病院にかけ世話をされています。
しかし高額な医療費など、今後は管理をしてあげられなくなり、
里親様を探して、自分は止めるとのことです。

ご自身は今まで犬達のお陰で生活してこれたその恩返しにと
障害のある犬達等をお世話しています。
心あるブリーダーがいたことは少しでも救いです。

しかしこの長野のブリーダーの女は反省する事も無く、
ケージに3匹ぐらいの犬を押し込んで、掃除もせず、窓を閉め切り、
中はものすごいアンモニア臭で気持ち悪くなるほど。
数日エサを与えることも忘れているとのこと。
暖房もない部屋、そとの雪の中に置かれている犬達。
今現在も死んでいく犬猫達がいるそうです。

当会が引き取ったシーズー達は本当に良い子で、1匹の子は栄養失調状態ですが、
これから栄養をつけて、健康にして、
幸せにして下さる家族にお引き渡ししてあげたいと思います。

しかしこの悪徳業者も今は潰すことが出来ません。
セリ市の終わった時に捨てられている子犬たち。
これが日常茶飯事に行われているならどうして管轄の保健所が
立ち会い監視する事が出来ないのでしょうか。

遺棄する事は犯罪です。
でもここに捨てられなくとも、悪徳な業者は山の中に捨てたり、餓死させたりしています。
お金にならない犬猫は1日たりとも置くことは餌代もかかりますから、もういらないのです。
私たちのような団体が、業者は憎くとも、
そこに置かれている犬猫には手を差し伸べてあげたい。
しかし廃業するならともかく、ひき続き営業するなら、
ボランティアに繁殖できない犬、病気の犬、奇形の子犬等を渡し、
また新しい犬を仕入れ繁殖をしていくということは、
業者の営業に方棒を担いでいる事にはならないでしょうか?
私はその点で割り切れない気持ちになってしまいます。

引き取った団体様、また多くの一般の方々からのご支援を
何の感謝も無く動物を犠牲にして生き延びているブリーダー達。
社会問題だと思いますが、今もショーウインドーに並んだ子犬子猫を
安易に買う消費者が多くいることはこの様な
悪らつ繁殖業者の息の根を止めることは出来ません。
本当に動物を愛するのでしたら、
どうか犬猫を買い求める前にこの現実を考えてみてください。
怒りとともに今の法律の「ザル法」状態に落胆してしまいます。

[2011/02/09 16:35] | 保護、団体関連 | page top
2か所からのレスキューでした
今日は茨城のセンターから来る犬達と、ある県の繁殖業者から助け出す犬達と大変忙しい1日でした。

急に繁殖場の犬達が来る事になり私は茨城に行かれなくなり、
いつも運転してくださるIさんが1人で茨城まで引き取りに走ってくださいました。
マルチーズの女の子と、ダンディデイモントテリア?の女の子を助けて来てくださいました。


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また業者の犬達は待ち合わせ場所に
里親様のO様が1人で行ってくださり4匹の犬達を運んでくださいました。
遠くから運ばれてくる繁殖場の犬達は到着がかなり遅れて、
気をもみましたがお預かり人の3名のかた、トリマ―さんも来て下りマルチーズ、
ダルメシアン2匹はお預かりの処に保護されました。

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しかしメスとお願いしていましたシーズーが2匹ともオスで、
その上毛玉のお化け状態、その上に「シラミ」が動いています。
この1匹はトリマーさんのWさんがトリミングに連れて行ってくださいました。
もう1匹は病院で保護してくださいました。
どれほど汚い環境に置かれていたかがうかがえます。
可哀想にどれだけ痒かったか。

口の利けない動物をこんな状態で商売に使い、
挙句のはて、商売にならないと満足にエサも与えない。

このダルメシアン達も昨日から何も食べさせていないとのこと。
こんなことがまかり通る業界を許せません。
いつも思うのですが、こんな虐待に近い状態で生かされている動物を法律がありながら、
救えない現実は何なんでしょう。

行政は見て見ぬふりなんですか?
私達一般市民がいくら頑張っても何の効果もありません。
残念ですね。
でも諦めずに訴えていくしかありません。

[2011/02/07 21:46] | 保護、団体関連 | page top
第26回合同譲渡会
2月13日「第2日曜日」譲渡会を開催いたします。

真心動物霊園 AM11時ーPM2時

町田市図師町997-7
地図検索
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Yahoo!地図http://map.yahoo.co.jp/




参加予定犬をお知らせいたします。
ミックス犬「フジ子」
プードル「カナ」
チワワ「プリン、マイ、ピカ、マリア」
ダックス「チャーミー」
子犬「モグ」
ポメラニアン「アーニー」
ハウンド犬「ビスケット」
ヨーキーハーフ「名前未定」
シーズーメス2匹
ダルメシアンは体調を見て参加。


他に「あにまるさぽーときずな」様より
子犬「蓮、倫、蘭」他数頭。

先住犬をお連れの飼い主様は必ず首輪に名札、鑑札を着けて、
しっかりとリードで繋留して下さい。
会場で犬を放したりする方は即刻退場していただきます。
会場はお寺様の土地をお借りしていますので、
横の空き地に犬を連れて排泄させたりする方がいましたので、そのような事は厳禁です。
モラルを守ってお越しくださいますようお願い致します。
また終了の2時に来られましても後かたずけをしておりますので充分な対応が出来ません。
時間は余裕を見て犬達に会いに来られていただきたいと思います。
[2011/02/05 16:17] | 町田合同譲渡会 | page top
抜け道だらけの動物取扱業登録制
現在、繁殖業、訓練所、ホテル等動物を扱うための業をしている人は
「動物取扱の登録制」を申請しなければ商売が出来ない制度にはなっています。

しかーし、

違反をして監獄に入れられ、廃業ということになっても、
他の人間の名前で再度申請をし番号を手に入れれば、再開出来てしまいます。

今回の長野県のブリーダーの犬達は管理も悪く、生まれた子犬も死亡したり、
2日に1度しか食事も与えてもらえない親犬達は骨皮になって栄養失調でがりがり。
皮膚病になっても病院にも連れて行かない、
また風邪をひいて肺炎になってもほったらかして、死亡してしまう犬達。
どうしてこのような劣悪な環境で繁殖している業者を自治体は黙認しているのでしょうか。

今回も登録上はこのばあさんではなく、他の人間が申請者になっているようです。
所沢、本庄に「犬猫の卸売市場」があり、良く連れてきているとのこと。

以前私たちが関わった「チワワの廃業店]の時も最後まで、
売れる子犬や繁殖にまだ使える母犬は、なかなか渡してはもらえず、
保健所の職員の方と協力して、やっと手放すよう説得したことがありました。
長野県から来る業者も他の犬をなかなか手放さないようです。

茨城県阿見町のブリーダー、兵庫県の尼崎ケンネル、
他どれだけの劣悪繁殖場「子犬工場」があったでしょうか?。
申請者が誰であれ、今現在の環境が動物の飼育に適さないと判断された時には、
すぐに「廃業命令」を所長の権限で実行できるようにしなければ
「指導をする」なんて言ったところで、今まで改善された処がありましたか?
ありませんよね。

許可をした動物取扱業申請場所「センター」の責任です。
人間として、もっと真剣に判断を下してほしいと
歯がゆい思いでいるのは私だけではないと思います。

法律の範囲内でなければ動けないのは理解できます。
しかし法律、条例というのはその解釈の意味を他の面からみれば、違う解釈が出来ることもあります。
例として、以前はセンターに入った犬は飼い主に返還、
動物実験業者の学術譲渡(※今はしていません)以外は
私たちのような団体等の譲渡は出来ませんでした。
しかしあるセンターの獣医さんが「処分」という解釈を
「延命のために譲渡する事も処分の意味に入る」との解釈をして下さり、
当会が20年前からこのようなセンターの犬猫を引き取れるよう配慮してくださいました。

このように解釈の見方により、悪らつ業者の登録取り消し、営業停止に持って行くことは出来ると思います。
職員の熱意があってこその改善ですが。
諦めず、勇気を持って、継続的に監視する気持ちを持ち続けてくださいね。
動物たちのための「坂本龍馬」はいませんかー。

[2011/02/04 15:32] | 自治体 行政関連 | page top
ダルメシアンレスキュー訂正
ダルメシアンは残り7匹いるそうです。
あと室内犬80匹もいて毛玉がものすごい状態。
2日に1度しか食事も与えていないとのこと。
もちろん暖房もありません。
急遽外にいるダルメシアン4匹が先に来ます。
バセットとダルメシアンが体をつけて寒さを凌いでいるので、
ダルメシアンが全部いなくなるとバセットが寒くなるので、
それも一緒に引き取ってくれと言っているとか。
シーズー、マルチーズ、プードル、Fブル等。
7日に運搬協力のお申し出を頂きましたO様が途中まで引き取りに行ってくださる事になり
3匹のダルメシアンがレスキューされてきます。
この寒さの中、長野県の寒さは比べようがありません。
可哀想な犬ばかりで、どこから手をつけたらいいのか。皆さまご協力お願い致します。

info@seiken-joto.org

[2011/02/03 16:08] | 保護、団体関連 | page top
ダルメシアンのレスキュー
長野県で繁殖業者が崩壊したため、放置されているダルメシアンたちがいます。

寒い雪の中で外に置かれているそうなので、1日も早く助け出してあげたいと思います。
来週は10匹引き取る予定ですが、置く場所が無いのでさ来週残りの5匹を業者に運ばせるとのことです。
どなたか所沢インターまで引き取りに行き町田まで運搬していただける方、
またお預かり協力していただける方、里親様を探しています。

生後10カ月ー3歳ぐらいまでの子たちです。
メス4匹、オス1匹。短毛種ですから、室内飼い条件です。


こうして日本中で崩壊業者が後を絶ちません。
命をお金にしか考えない人間がこんなに沢山いるなんて、
日本の「動物愛護法」なんて何の意味もありません。

商売の跡始末を第三者に放り出し、自分たちは何の努力もしないまま無責任な呆れた人間たちです。
買う人がいるからこのような業者が生き延びている現実を皆さま理解してください。
ゴミならほっておきますが、感情も血も流れている生きている犬達なのです。
どの子も生きる権利はあります。
ただこんなに処分される犬猫がいるのではどうしてあげることも出来ません。

この業者のところには猫達もまだ沢山いるそうです。
皆がりがりで死んでしまっている子もいるとか。
どなたかお預かりして下さる方がいませんでしょうか?

[2011/02/02 22:07] | 保護、団体関連 | page top
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