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神栖市環境課での会合
朝9時に町田を出発しノンストップで神栖市役所に到着したのが12時半。片道160キロの距離を3人の当会スタッフで向かいました。アニマルサポートノア様から3名、動物推進委員のS様、I様。総勢8名で環境課のI課長様にお時間を取っていただきました。

神栖の実情をお聞きすればするほど、壁にぶつかってしまうような地域性があり、頭を抱えてしまいます。まず本当の野良犬なのか飼い犬なのかが判明出来ない事。首輪をしていても野良犬であったり、首輪をしていなくても飼い犬であることもある事。放し飼いの犬にエサだけを上げて「自分は飼っていない、只エサをやっているだけだ」と言う住民。県条例で犬を放し飼いをすると「5万円の罰金」と決められていても実際に徴収まで出来ていない、警察も法律違反ということで動いてくれない。

しかし近所の聞き込みをすれば誰がいつも放し飼いをしているかは判明するはずです。そして条例で決められているのなら、何と言おうとも「5万円」の罰金は徴収する事が、他の飼い主に対しても見せしめになること等を話しました。今回テレビに放映されたことは県の意図する事からまるで外れていてボランティアの人たちの協力もあり市としても動いていることは報道されていないなどと怒っていらっしゃいました。

しかし、どうにもならないと言っていれば今までどうりこの「野良犬の町」という汚名は拭えません。
今回当会から要望しました事。
①首輪キャンペーンのチラシを自治会の回覧板に入れてもらうこと。
②動物推進委員の方の活動を行政とともに活動出来る権限のあるものに検討していただく事「ふれあい事業、譲渡会の後の犬猫の手術のフォローなど」ーこの件に関しては県庁に後日要望いたします。

課長様から、2つの要望を可能にすることが出来るように検討しご連絡いただけることになりました。そして7月には市でも[飼い犬と野犬の区別をし頭数を把握するための調査」を開始されるとのこと。しかしこのような取り組みも息長く続けていかなければ、いずれ消滅してしまいます。定期的にチラシをお送りし回覧板に織り込んでいただくことにしたいと思います。不妊去勢の補助金も1家庭1匹、1万円の補助金を出しているそうですが22年度は6月まで100匹の犬猫が申請をしています。そして会合が終わってから、テレビで放映された神栖市波崎のY高校に行ってきました。どこからともなく犬の声が聞こえてきました。

生徒さんに聞くと「2匹放し飼いしている犬がいる、首輪は付けてないけど飼っている」と。ふと見ると学校の駐車場の奥に1匹の犬がいました。「この犬は学校の犬ではないと言うが」囲いの中には腐っていつ取り替えたか分からないような水、えさ入れは転がり、ものすごい数の糞、抜け毛だらけ、ダニだらけの体。犬小屋の屋根は壊れ、猫カンのふたのようなものが多数散乱し、その中に入れられっぱなしの黒い犬は私たちの姿を見て尾をふり体全体で嬉しさを表していました。笠間の子犬と同じように、これが茨城県民の多くの飼い方だとのこと。そうしていると1人の先生が出てこられました。

「茨城県は処分頭数がワースト1、この神栖は特に多いんですよ。犬達は炭酸ガスで窒息死させられている現状を御理解下さい。命の大切さを子供たちに教えなければならないのは学校ではないでしょうか?」と話しました。先生は「知りませんでした。すぐに犬を繋ぎます。そして言われるように命に対しての認識を改めます。教頭とも相談してみます」と御理解下さり、チラシと首輪も3本受け取って下さいました。キャンッペーン第1号です。アニマルサポートノアのM様が「命の講座」を学校でやらせてくれないかと言いますと「是非お願いします」と、これまた嬉しい進歩です。

しかし今日この地域で大量捕獲がありました。テレビの放映も関係したと思いますが海開きが近いからとのことでした。「茨城県動物指導センター収容犬情報」には、この神栖から大量の犬達が今日捕獲されて掲載されています。この学校の犬もこの中にいるのではないでしょうか。帰り道10匹位の犬達が放し飼いされている場面を見ました。東京神奈川では遭遇出来ないような現実です。この活動が必ず実を結ぶよう、これからも1つ1つ市の環境課を訪問し要請して行こうと思います。センターも動物推進委員の会合に当会の「首輪キャンペーン」のお話をして下さるとのことで少しずつですが動き出していることに期待したいと思います。今日1日11時間にも及ぶ長い時間を同行してくださったIさん、WMさん本当にお疲れさまでした。また茨城のボランティア様、団体様、これからも頑張って行きましょう。

[2010/06/26 21:57] | 首輪キャンペーン | page top
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