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気になっていた子犬
4日は茨城のセンターに4匹の引き取りに行きました。皆元気でいてくれて安心しました。ただ残念でしたがダックスの男の子は非常にシャイで他の方に譲渡する事が難しいので可哀想でしたが諦めました。ゴールデンの女の子はとても良い子で座れをしながら人間の側に伏せて寄ってきます。あとプードル?の女の子はブリーダーの繁殖犬だったのでしょうか。ものすごい毛玉でもう何の犬か分からないほどです。

そしてもう1つの目的。
センター近くの炎天下に置かれている子犬に沢山のものを用意して行きました。残飯を炊飯器の中がまに入れてご飯に味噌汁がかかったものを食べさせられています。子犬用フード、ステンレスの食器、首輪、日よけのすだれ、フィラリアの予防薬、犬を飼うことでやらなければならないことを手紙に書いて持って行きました。

「こんにちわー」と何回か声をかけると中から奥さんが出てきました。「あそこにいる子犬はお宅のワンちゃんですね?この暑さに日陰もなく可哀想ですよ。そして子犬なのにあんな離れたところに台風でも雪の日でも置いているんですか?」と聞くと「そうです」。「子犬にあのような食事を与えてはダメですから今日持ってきたフードを与えてください。残飯ではあのように腐ってハエがたかってくるから。そして蚊の予防薬も飲ませないとフィラリアに感染してしまい、犬は苦しみながら死んでしまいますよ。」と言ってスタッフのIさんと廃車になっているバスの横の日陰にブロックを置きその上に犬小屋を移しました。

「樹にクサリを巻くと枯れてしまったから」というので「首輪を木に巻いてからクサリをつけましょう」とそのように付けました。「前の犬はどうしたんですか」と聞くと「首輪が取れていなくなった」と。4年間飼っていたそうです。そしていなくなるとすぐにこうして子犬を貰ってくる。汗だくで犬小屋を移動して「また通った時にフードを持ってきますから」というと「そんなにしていただかなくても」と言っていましたが、私たちは飼い主のためではありません。子犬のために持っていくのですから。

それからセンターに行き1時間後そこを通ったら、腹が立ちますね。また犬小屋は元の場所に戻されていました。それも傾いて入り口がさがったまま。ボーンと道沿いに置かれていました。本当は去勢手術もするように言うつもりでしたが、そんなことを言うレベルではないことを感じました。きれそうなクサリに短く繋がれておもちゃもなく、お鍋に豆腐半丁がゴロンと入っていたとIさんが言っていました。

「家のお父さんは頑固だから」と言っていた通り、私たちが移動した事が気に入らなかったようです。このような聞く耳を持たない飼い主はどうしたらいいんでしょうねー。でも諦めずまた説得します。
[2010/06/05 11:30] | 動物収容センター | page top
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