27日は会のIさんと里親様でスタッフのM様が茨城に行ってくださいました。収容犬情報を見ていただいた希望者様の依頼の柴犬6歳ぐらいの子の引き取りです。とてもおとなしい子で一時は檻の中でうずくまり動かないとのセンターからの情報でした。妊娠しているようなお腹だと聞いていましたから、半信半疑で行っていただきましたが、妊娠はしていませんでした。お腹に入っている子を出すのは本当に気持ちが落ち込んでしまいます。
センターには負傷の子も多く、26日収容の4番の子は目がガンのような肉腫で押し出されているような状態でとても痛々しい状態だったそうです。こんなになって捨ててしまったのでしょうか?また交通事故にあったのか腰が立たない子もいます。動物も人間も好きで病気になったのではありませんが、動物は痛くとも訴えることも出来ません、自分で薬を塗ることも出来ません、自分で病院に行くこともできないのです。どうか一緒に生きている犬猫、動物たちが病んでいるときは、病院に連れて行ってあげてください。 病気になったとかで捨てたり、処分にセンターに持ってくる飼い主が多くいます。病院にも連れていかれないのでしたら最初から動物を飼わないでほしいと思います。また私たちが助けている犬猫たちは、今までどのような病気をしたか、どのような飼い方をされてきたかも想像でしか分かりません。保護している間で分かることはお話しいたしますが、病気はないか、トイレは出来ているか、フィラリアに感染していないか、吠えないか等聞いてこられる希望者様がいらっしゃいますが、どの犬も完璧な状態でいる子の方が少ないと思います。そのようなリスクをも受け入れ、しつけに関しても1からやり直すお気持ちで努力していただきたいと思います。 センターで処分されていく犬達の命の代表で出てこられた子たちです。どの子も死にたくはないのです。でもすべてを助けてはあげられません。毎日収容されてくる犬達の写真を見て、この子たちには明日が無いのです。飼い主はいなくなっても探してもくれません。犬達は迎えに来てくれることを待っていますが1日1日が過ぎて。。。そして死んでいきます。犬達の目を見るにつけ心が痛みます。何のためにこの世に生まれてきたのでしょう。皆、飼い主に愛されるために、また飼い主を愛するために生まれてきたはずなのに。 |
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