今「ペット里親会」のU様と電話で、茨城のブリーダーの悲惨な状態をどうにかならないのか話しをしました。
子犬は生まれ落ちてからも金のスノコの上にタオル1枚も引いていない状態の処に母犬と入れられ、細い足は隙間に挟んで泣き叫んでもこの業者は犬達の世話もまともにしないので、そのまま挟まった足は折れてしまっている子犬が沢山いるとのこと。 売り物にならない子犬はここで種オス、台メスとして使用するそうです。母犬はケージの中で新聞紙も入っていない中、巣を作ることも出来ずにスノコの上に子犬を生み落とし、挙句の果て水も餌も満足に与えられずに、お乳を吸われ、飢餓状態でいるそうです。 この2年間ケージの掃除もせず、溜まった糞尿にウジ虫がたかっている状態。暑くても窓も開けていない部屋に100匹の犬達が小さな汚いケージに入れられて蒸し風呂状態。爪は回転し、疥癬になり、治療も施さず放置し、一生運動に出してもらうこともなく、子犬を生ませる道具としか扱わないブリーダー。 栄養状態も悪く、子犬にカルシュームを取られ、顎が溶けてしまっている母犬達。硬いフードも痛くて食べられなくとも柔らかい物も与えてはもらえない。そしてこのブリーダーはまたプードルが売れると茶色の4匹の新しい子犬を飼ってきて、まだ繁殖を続けるつもりのようだ。 どうしてこれ以上増やしてはいけないと、県から規制が出来ないのだろうか?これを「虐待」と言わない理由は何なのでしよう。犬は近所からうるさいとの苦情も出ているので2年前から猫の繁殖も始めたそうだ。 「動物取扱業の登録制」が施行されても、県の職員が連絡してから行ったのでは現状把握は出来ません。年2回ぐらいは「抜き打ち調査」に行かなければ何も効果はありません。そしてこのようなブリーダーを「登録取り消し」に出来ないような法律は何の意味があるのでしょうか? 「不妊去勢手術の補助金」の署名がお陰さまで集まりましたので、今度は動物繁殖業者の「免許制」の制定と「免許はく奪」出来るような法律の改正の署名を集めたいと思います。 また皆さま、命ある動物たちのために、お力をお貸しください。私は強い憤りを感じています。 |
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