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哀れ、スタンダードプードル
昨日茨城のボランティアI様が遠く町田までこの子を運搬して下さいました。
センターに収容された時はあまりの姿に犬種も「不明」と書かれていました。






以前にも神奈川のセンターにSプードルが収容された事があり、それよりもひどい状態でしたが、Sプードルと分かりました。あまりにもひどい状態でしたので、町田に来てからトリミングをする予定でしたが、現地のトリマーさんのご協力でさっぱりした姿で来ることが出来ました。3時間も2人でかかったそうです。





この写真をみてわかるように毛玉の中は蒸れて赤く腫れあがり、特に後ろ足は化膿し血膿が流れ太く腫れて着くことも出来ず、足を上げた状態です。




すぐに病院に連れて行ってもらい「お預かり人の方に」、診察の結果、骨に異常はなく抗生剤でしばらく治療していくことになりました。今までどれだけ痛くても、痒くてもどうする事も出来ずに耐えてきたのでしょう。目は目やにだらけ。多分ブリーダーの遺棄だと思います。やせ細った体は14キロしかありません。救いは食欲がものすごくあり、今子犬用フードをバリバリ食べています。きっと元気になってくれると思います。たまたまこの子は助けることが出来ましたが、日本中には劣悪な環境下におかれ、酷使されて一生を終えていく繁殖犬達はものすごい数がいます。動物愛護法もこのような犬達の余生まで手を差し伸べる法律でなければ、意味はないと思います。この子の近況は追ってご報告してまいりますが皆様元気になれるように見守ってくださいね。


運搬、トリミングをご協力くださいました、ボランティア様、トリマーさんどうもありがとうございました。
[2009/06/11 17:11] | 放棄・虐待 | page top
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