たくさんのセンターからのレスキュー犬達が御家族の下で幸せに暮らせていることが私達のこの活動の大きな支えとなっております。新飼い主様には心より感謝申しあげております。しかし、年月が経ちますと、心の緩みが出てきたときに、さまざまなアクシデントが生じています。法律上犬を放してはいけない事は飼い主としても当然のことですがそれ以上に犬を危険にさらすこととなります。放したがために折角助けた命を落とすことが過去多くありました。この子達をお願いする時に「放さないこと。いつでも首輪を装着し名札をつけておくこと」と当然のお約束をし、譲渡をしてきております。しかし残念なことにいくら私たちが忠告してもその方の意識の中にそのような意識が無い場合は必ず、先に行って事故が起きています。前の犬はリードをつけなくても呼べば来るとか、放しても帰ってくるとか、何の罪悪感も無く話される方がおりますが、それは自慢できることではないのです。反対に私たちは飼い主として適切ではないと判断させて頂いております。今回もトライアル中にお約束を守って頂けずお返しいただく犬が出てしまいました。どうぞ里親様に現在なって頂いている方も、もう一度初心を思い出してみてください。本当の愛情とは、事故無くその子の命をまっとうさせてあげられる事と私たちは思っておりますので。