この4-5日の間に犬を拾って困っていらした方からの相談が2件同時期にありました。
1匹は拾われた方が、警察に届けた為にセンターに入ってしまい、もしこのまま飼い主が出なければ処分になってしまうと、責任を感じて悩んでいると言う相談でした。 他の団体さんにお願いしても「一杯なのでお断り」とのことで、当会に連絡が入りました。御本人も1匹しか飼えないマンションで、すでにワンちゃんがいて引取りも保護も出来ないとのこと。でも一生懸命に張り紙をしたり、お預かり募集をかけたり努力されている御様子に当会としても、何とか協力できればと動きました。 しかし、収容日最後の日に飼い主がお迎えにきて無事帰ることが出来ました。この方が保護されたので、交通事故にも会わずに返還できたのです。 そしてもう1件の相談は里親様からでした。「朝6じ頃捨て犬がいます」との電話。老犬らしくよぼよぼとあるいていたそうです。とりあえず、家に連れて帰り、保護センター、警察、と連絡をしましたが飼い主からの連絡はないとのこと。 その中、4月から探していると言う方が見に来られたのですが、自分の犬ではなかったようです。しかし、神様はこの子に飼い主への糸を繋いでくれました。公園で犬を探している方がいて、近所の方が教えてくださり、この老犬の飼い主が見つかりました。18歳だそうです。出て行くとは思わなかったとどの飼い主も異口同音に話しますが、犬はいつこのように出て行くかもしれません。そしてどれだけ犬探しは難しく、下手すればお別れになってしまうことも有ります。 この2匹の犬はたまたま幸運にも飼い主の元に帰る事が出来ましたが、多くの犬はそのままこの世を去る結果になっている事も多くあります。貴方「貴女」の大切な子達に鑑札、名札は着いていますか? |
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