今日は茨城で子犬4匹を抱えて一生懸命生き抜いたお母さん犬のお届けに行ってきました。
たまたま通りかかったボランティアの方の目にとまり助ける事が出来ました。このように子犬と親犬が徘徊しているケースはとても多く、このままの状態でいたら、何時の日かこの親子はいずれ捕獲されてガス室送りになっていたでしょう。 本当の野犬は数少なくどこかでこの母犬も飼われていたのでしょう。なにも言わなくとも何度も何度もお手をしてくれました。でも小田急のロマンスカーが目の前を通った時、通り過ぎるまで、目をさらのようにして見つめていたお顔は真剣そのものでした。見た事が無かったんでしょうね。本当に大らかな性格でどうして茨城の子は、皆性格が素直でお世辞抜きで感心するほど良い子なんでしょう。 小雪ちゃんという素晴らしいお名前を頂きました。どうぞH御家族の皆様この子の生涯を宜しくお願い致します。 ![]() |
この男性は2000年にも違法に船を羽田沖に置き今回また強制撤去をされたニュースが報道されています。
この人は以前にも犬を45匹も放し飼いをし東京都のセンターに昨年15匹の犬が保護されました。譲渡団体に声がかかり当会も犬の引き取りをいたしました。そして残された犬達がまた子犬を産んでいるという情報が耳に入ってきました。 当時引取った犬達は異常に警戒しセンターの檻の中でも吠えていましたが職員の方達が一生懸命、声をかけ世話をしていただいたお陰で子犬は何とか全員引き取られました。子犬達は海の塩水を飲んでいたせいか、肝臓が悪い子もいました。皮膚病、栄養障害などになっていた犬達。犬を飼う資格も無い人間がただ無責任に犬達を連れ歩いていたのです。 そしてまた今回同じことを繰り返し多くの人に迷惑をかけこの「撤去費用」も税金から3000万円も支払うとのこと。本人に請求するとのことですが払えないのは目に見えています。今までも多頭飼育をし、返還費用を分割で払うというケースがあり犬を40頭以上引取った飼い主は一度も支払いもしません。無責任な人間ほど多数の犬を飼っていることがとても多いのは何なんでしょう。 今回の「水上ゴミ屋敷」の男も今は子犬が2匹しかいないとのこと。他の犬達はどうしたのでしょうか?船から落ちて水死した子犬もいました。いずれにせよ、無責任な飼い主によって増やされた犬達は悲劇のヒロインです。 |
偽りメールと書きましたブリーダー崩壊のメールは事実でした。
今日その現場から5匹の犬を引き取ってきた方よりSOSの電話がかかってきました。皆ものすごい状態で柴犬は腫瘍が大きく脱水状態で立つことも出来ず、小さなケージに入れられていたので背中はまがっていたとのこと。 すでに1匹に2万円の医療費がかかってしまったそうです。とても貰い手さんを探せるような犬達ではないとのこと。明日にも警察立会いの上、オーナーは放棄するそうですが、どうしていつもこのように後始末を一般市民がしなければならないのでしょうか?動物保護法、動物取り扱い業の登録制になってもこのようなことが後を絶ちません。 こんな状態の所も行政は登録を許可したのでしょうか?そうだとしたら、こんな登録制の意味がありません。腹立たしいのは、こんな所に登録を認めた行政のほうに問題があります。そして今日また別件で千葉県のペットショップのオーナーがいなくなってしまい、大家さんが15日までに収容所に15匹の子犬をだすとのこと。「オーナーがきちんと書類上放棄してからでないと、その人の所有物ですから勝手に可哀想だけでつれてきてはダメですよ」とアドバイスをしましたが、何でこんなに多くなってきたのでしょう。 もう繁殖しても犬が売れない時代が来たのかもしれません。そうなって欲しいと願っていますが。純粋犬だから世の中の人が今回のブリーダーの元に多く駆けつけたのでしょう。これが雑種の犬だったら保健所に出されると聞いてもどれだけの人が駆けつけたでしょうか?世の中おかしいですね。命は同じはずなのに。 |
12日、「あるブリーダーが廃業になりダックス、プードルなど38頭が15日までに貰い手が無ければ保健所にだされる」という偽メールがあちこちに送信されたようで、「誰かもらってくれないか」との問い合わせが来ました。
しかし皆様落ち着いてください。このような偽メール事件は以前にも有りました。皆様の「助けたい」というお気持ちは痛感いたしますが、世間を騒がせて喜んでいる心無い人間がいます。 以前は犬種まで事細かに書かれて100頭近い頭数でした。これも、今回のことも全部嘘でした。実際にそのような広告を出した業者もあり、そこにもらいにいかれた方達には「広告を出した犬は全部もらわれていないけど、他の犬なら2万円でいますよ」と人々の気持ちに付け込んで売りつけた人間もいました。 たとえ本当であったとしても、誰でもいいから貰ってくれればと言う気持ちで引取られたとしたら、もっと不幸になってしまう犬も出てしまう可能性もあります。犬1匹を引取るということは決して、衝動的に動いてはいけないのです。このようなメールは今後も有ると思います。 皆様、落ち着いて行動してください。 |
7日、某センターに行ってきました。
ものすごい数の収容犬がいました。そんな中、2つの檻に20-30匹の子犬が収容されていました。皆、尾を振り嬉しそうに寄って来てくれました。「つれて帰りたい」と思っても、こんな沢山の中から選んで引取っては来れません。 ![]() ![]() そして10数年前の神奈川の保護センターと同じ様な状況で、引取っても伝染病に感染している可能性もあり、連れて来ることが出来ませんでした。 このあどけない寝顔。何の罪も無い子犬達は明日にもこの世を去ることも知らず折り重なって寝ていました。何の夢をみているのでしょうか?お母さん、兄弟と仲良く、楽しく暮らしていた時のことを思い出しているのでしょうか?。 時々、お口をモグモグしている子はお母さんのおっぱいを飲んでいる夢をみているのでしょうか?。本当に可哀想で、可哀想で、今思い出しても、涙が出てしまいます。 毎日、毎日沢山の子犬達はこうしてこの世に生を得て、また処分されて行きます。この子達を捨てた人間は今、何も心も痛めず生活をしています。どうしたらこのような命を救ってあげられるのでしょうか?。帰り際にまたトラックで11匹の成犬を2回に分けて放棄しに来た家族がいました。喧嘩してうるさいと。。。勝手に産ませ、増やして、今度は要らない。あまりにも、身勝手ではないでしょうか。センターを去るとき、いつも残してきた子達の顔が脳裏をかすめます。ごめんなさい、助けてあげられなくて。 追記 手術をしていらっしゃらない飼い主の方へ、貴方の愛犬が1回でも出産し生まれたとしたら、その子達がまたいつの日かこの子犬達のような悲運な命を増やす結果になりかねません。どうか、日本全国の処分された子犬達に報いるためにも、愛犬に手術を受けさせて上げてください。 |
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