昨日こんな無責任極まりない飼い主放棄の話が起こりました。
1件は相模原市のN様宅の中庭にNさんが出てみると柱に知らない1匹の犬が繋がれていました。側にはブラシ、ジャーキーなどの物も一緒に置いてありました。Nさん宅には前の亡くなったワンちゃんが使用していた犬小屋がまだそのまま残されていたのを見て犬だけを置き去りにしたのです。しかしNさん宅は御不幸があり取り込んでいる最中。困り果てていた所、当会の里親さんSさんがその子を引き取ってくださる事になりすぐに夜お迎えに走ってくださいました。本当にありがとうございました。 2件目は7-8年前当会からビーグルの里親さんになったT氏から「このごろ夜中の2時ー4時ごろ吠えてしまうので、もういらないから引き取ってくれ」との電話があり、会のスタッフIが何で吠えるのか原因と対策を話しましたが、老犬になってきたので、どうも世話が面倒くさくなったようでした。 「引き取らないなら保健所に出しますからね.」。。んと言う言葉でしょうか?「保健所に。。。」という言葉は絶対に聞きたくない言葉でした。センターに放棄に来る飼い主に説得をしても要らないとなるとゴミを捨てるように放棄する飼い主と同じではないでしょうか。 ましてそのような運命だったこのビーグルを引き取った主旨はなんだったのでしょう。今年は10年ぐらい前に里親さんになってくださった方から「亡くなりました。本当に可愛い子でした。ありがとうございました。」というお言葉を沢山頂きました。「ありがとうございました」と申しあげるのは私達のほうです。 しかし今朝,この無責任な里親T氏は「今そちらに犬を持っていくのに向ってます。12時ごろには着きますから」と電話をしてきました。受け入れるための犬小屋も買わなければならないこちらの都合も無視し、あたかも粗大ゴミを捨てに行くように。。 私達の活動は無責任な人間がいるためにこんな大変な日々をすごしているのに何も理解して下さらなかったことは愕然と致しました。世の中にはこのような人間が動物を飼っているために、不幸な犬猫が減らないのでしょう。この方達は動物は「家族」ではなく「物」なのでしょう。放棄したこの2人の飼い主は他人に迷惑をかけた無責任さを良く反省し二度と犬はかわないで欲しいです。「怒り」 |
皆様も御存知のように2008年のオリンピックに向けて狂犬病の排除のため2006年大量の犬の撲殺が行われ、広東省で17万匹の犬が撲殺されたとのことです。インターネットに撲殺されている犬達の写真が載っていました。人民が見ている前で行われているこの光景は目を覆いたくなりました。
自転車の下に隠れて怯えた症状の犬に近ずく役人の手には針金のついた輪っかが。また小さな子犬のような犬が横たわり棒で叩き殺されています。狂犬病が出た地域の犬は飼い犬であろうと注射をしてある犬であろうと全頭処分されました。飼い主が自ら殺す事、または有料で引渡し処分されています。散歩中の犬であろうと、車の中に飼い主と乗っている犬であろうと、泣いて「この子は家族だから見逃して」と懇願する飼い主の前で撲殺しました。 また35キロ以上の犬は軍用犬、警察犬以外は全部処分命令。この非人道的処分に6万人の署名が集まり胡主席が中止命令を出しました。中国はペットブームで上海では1週間に1店舗のスピードでペットショップが開店している中、2010年には6000億円市場になると予想されています。しかしそれを取り巻く環境整備が追いつかないのが現実とのこと。 狂犬病の恐ろしさはいつ日本にも入ってくるのか分かりません。中国のこの悲劇はやはり人間が起こした結果なのです。オリンピックの開催予定で今も撲殺が行われていると報じられています。人間のために犠牲になっている犬達に私達は何をしてあげられるのでしょう。無力感だけが残りました。「ニュースソースより」 |
茨城県で活動していらっしゃるNPO[ポチたま会」様のホームページをリンクさせて頂きました。
できれば避けたいこの場面をいつもセンターに通っていても見ては来ませんでした。今回皆様にこの写真をご覧になっていただきたく、掲載をいたします。1時間前、いいえ、1分前まで、元気にワンワン吠えて生きていた犬達の可哀想な、哀れな姿を。私自信何年間もセンターに出入りしていても、直視することが出来ない処分された子達。同じ茨城から助け出した保護犬達もこのような姿になっていたと思いますと、何とも身につまされる思いです。 ある日茨城のセンターに伺った時、収容犬舎に入るなりものすごく暖房が効いているなーと思いました。しかし職員から処分した犬達が焼却されている熱で暖かくなっているんですと言われた時、私の足の下で燃やされている犬達に心痛めたことがありました。どうしてこんな現実が存在するのでしょう。 東京都のセンターにはピカピカの純粋犬も多くほとんどが譲渡されていきます。しかし一歩外の県に出るとほとんどが雑種犬です。同じ犬に生れ、処分に出される子犬達も多く、ほとんどが命を絶たれます。1人でも多くの方にこの写真を見ていただき口コミでも不妊去勢手術の必要性、鑑札を必ず着ける事の意義を広めて頂きたいと思います。「ポチたま会」の事件簿を開けて見てください。 ここクリック→NPO法人 ポチたま会 |
毎日のように子犬達が茨城県のセンターでは処分になってしまうほど頭数が多い反面、神奈川県のセンターでは全く子犬がいなくて譲渡会も開けない現状です。
以前から県の自治体間で子犬の引継ぎができないのだろうか?と考えていました。そして今日この試みが実現したのです。茨城のボランティアさんのI様がセンターに7匹の子犬を引き取りに行って下さり町田まで搬送してくださいました。全員ノミだらけ。暑い中子犬達は泣くこともなく静かにケージに入っていました。お水を飲ませて、こんどは東名高速で神奈川県のセンターまで運びました。県の職員も「自治体同士で子犬のやり取りは話も出たことはあるけれど、やはり現実は直接は無理なんです」と言っていました。「行政ができることは正直あまり力はないんです。やはりボランティアさんの力を借りないと。。」 今回の7匹の子犬達は今後このような形で命を救えることなら良いお手本になってくれたことでしょう。朝9時半ごろ出発し神奈川についたのが午後3時、この日5時間半かかって移動した子犬達は本当に疲れたことでしょう。どうかこの7匹の子犬達全員が病気にならず譲渡会に出られ輝かしい幸せな将来があることを、心より願っています。 また今日搬送してくださったI様と付き添いのワンチャンもお疲れ様でした。7つの命を預けさせてくださった茨城県動物指導センターと引き受けてくださった神奈川県動物保護センターに感謝申しあげます。また皆で力を合わせ頑張りましょう。 |
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