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中国の動物園
中国の動物園
昨日ニュースでショッキングな映像が流れました。中国の動物園ではトラに有料でエサを与えることが出来、来園者はバス「サファリパークのバスのようなもの」に乗り、それを体験するもの。

そしてエサとして与えられるものが生きた牛、ヒツジ、ニワトリなど。大きなトレーラのような車が後ろが下がって痩せた牛が車からトラの沢山いる場所に落とされました。同時に沢山のトラに囲まれ本能的に怯えていましたが、すかさず、トラ達が襲いかかりました。

それをバスの中から笑いながら見ている女性、子供の顔が写りました。また子供が生きたニワトリをトラの顔の前にちらつかしている場面も…以前にも犬猫の毛皮業者の残酷な扱いに心痛めましたが、これが国民性なのであれば、日本の片隅で叫んでもどうにもならないことなのでしょう。

自然界で動物達が生きていく上での獲物の淘汰は仕方ない事と思います。しかし、営業のために、逃げられない所にエサとして運ばれて人間の楽しみのために食い殺される動物達の扱いはあまりにも、ひどいのではないでしょうか?

他にも小さな小熊が重い荷物を首にかけたロープを引っ張り動かしているイベントも報じていました。劣悪な環境で置かれている動物達も多く、このことは日本の業者も同じことですが。

中国の愛護団体「中国にもあるんですねー?」が動いたそうですがこれを止めたら中国の動物園は運営の危機になるとか。結局人間のために、命がもてあそばれ、哀れな死を迎えている動物達が世界中にいるんですね。
[2007/05/25 11:58] | 気になること | page top
処分するべき犬
昨日久しぶりに神奈川県動物保護センターに行ってきました。このところ良いことに、収容犬が少なく2週間処分もしていないそうです。

でも最終檻に10匹ほどの犬達が入れられていました。今週は処分をするそうですが、いつまでも助かる見込みの無い犬達をいたずらに延命し、あの環境に置くことも返って可哀想な事と思います。

個室に、ニュースでも報道され、事件になった、子牛をかみ殺したブルマスチーフがまだ、保護されています。「どうして3月からこうして置いているんですか?」と聞くと「あるボランティアさんが訓練施設に入れて訓練してもらうと言っていて引き取ってくれるかもしれないんです」との返事を聞きびっくりしてしまいました。子牛だけでなく、犬も噛まれているこの危険な犬を譲渡?

今までどこのセンターも噛んだ犬の譲渡はしませんでした。たとえ私達が「捕獲される時に怖くて噛んだんだから大丈夫」と言っても処分してしまいました。でもこの犬は単に噛んだのではなく、攻撃性を持って襲ってかみ殺しているのです。本能の攻撃性は訓練では直りません。この犬の飼い主は拾った犬だと言っているそうですが、責任逃れかもしれません。

このような犬を世間に出し、今度は幼児や小型犬をかみ殺す危険性もあります。いくら団体譲渡をした後はセンターに責任は無いとはいえ、譲渡をした県のセンターの責任は免れません。普段はおとなしくとも、何かの反動で攻撃性がでる性格の犬はかわいそうですが処分をしなければならないのではないでしょうか?センターの2本柱である「愛護と危害防止」の理念をどう解釈すればいいのでしょうか?
[2007/05/23 05:44] | 動物収容センター | page top
登録制で改善できるのでしょうか?
登録制で改善できるのでしょうか?
今日は電車で犬のお届けに行ってきました。帰り道、新宿西口の裏に「犬、猫ーS園」のテントが目に入りました。また見ると憤慨するに決まっているのは分かっていましたが、やはり足がそこに向いてしまいました。

午後1時半というのに今頃店を開けたのでしょうか?店といっても間口1畳ぐらいの人1人通れるかどうかの小さな汚い店です。ダンボールから子猫「アメショー」3匹を出して店先のガラスケースの中に置いた小ケージに入れました。

そして下のダンボールから薄汚れたホワイトテリア「6ヶ月おす」を出して同じくケースの中のケージに入れました。10万円の札がついていました。そしてピッタリとドアーを閉めてしまいました。どこも空気が入る場所も無くケースの天井に蛍光灯が付いています。今日はまだ日が蔭っていましたが日が出たらどうなるのでしょうか?

「これじゃー暑いでしょ?」と言うと無言で目も合わせず、しばらくして「暑くない」と言いました。他の見ていた人に「可哀想よねー?」と言うと誰も関わりたくないようで何も言いませんでした。夜遅くまでこの中に入れられて散歩もさせてもらえずに、店を閉めるときはまたダンボールの中に。そのダンボールもふたの一部が切られていて「10センチ四方ぐらい」網が張られていました。

真夏あの中に入れて店を閉めたら、どんなにか暑い事か。動物取り扱い業の登録制ということでセンターにこの間も、ベンツに乗ったヒゲ面の、あちら系の男が来ていました。この登録制も何の効力も無く、指導していく事で、営業停止までの力がありません。

以前はこれすらなかったのですから、少しは行政が見に来る時は業者も緊張するようですが、定期的に監視していかなければ、元の木阿弥です。この日本中、本当の動物に対してモラル、愛情のある業者なんていないのではと思います。なにせペットショップで買わないこと。買う人がいればまた営業をしていく店が増えていくのですから。あのホワイトテリアの子はどうなるのでしょうか?
[2007/05/19 21:17] | 気になること | page top
返還率の向上は職員の意識の改革から
茨城県の犬達の救出をスタートをして、はや7ヶ月になります。

今日まで24頭の犬達の引き取りをして来ましたが、このところインターネットにアップされている写真が何回か間違っているのを気ずき、センターに電話を入れました。「そうですね、おかしいですね」とのことで次の日に変っていますが、これでは飼い主が探していても、オスメスの間違え、色の間違えがあればそれで返還されず処分になってしまう犬もいるはずです。

まず職員の方が必ず収容犬舎の犬達を1日1度は見て把握しておく事。探している飼い主のリストをいつも、こまめにチェックすること。1匹ずつナンバーをつけておくこと。インターネットにその日に収容された犬を全部写真をアップすること。首輪の着いている3ー4匹の犬のみしか写真が出ません。今は分かりませんが、以前東京都のセンターでは電話対応する職員が必ず犬達を見に犬舎に入っていました。そして期限が切れて処分のため、城南島に搬送される朝もう一度探している飼い主のリストをチェックし返還されて死を免れた犬が少しですがいました。そのように窓口である職員が1匹でも返してあげようという強い意志が有ればこそ帰れる犬も増えるのです。

17年度の茨城県の収容頭数[放棄犬は除く」8157頭中、飼い主に返還された犬はたったの93頭です。93頭のうちセンター以外に保護した人の所から飼い主に帰った44頭も含まれています。ということはセンターに入り返った犬は49頭のみということになります。ほとんど0に近い数字です。

処分頭数12460「犬、猫」の命が単なる数字ではなくたった1つしかない12460頭の命なのです。口うるさいことを言って恐縮ですがどうか茨城県の職員の方達のアイデアと向上心でこの返還率をアップして頂ける様お願い致します。勿論当会も惜しみない努力と協力は今後もしていく覚悟でおります。
[2007/05/15 04:21] | 動物収容センター | page top
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