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保護犬の元飼い主が出た時は?
保護犬の元飼い主が出た時は?
センターから引き取った犬の元飼い主が出た時は、どうなるのでしょうと思われていらっしゃる方も多いことと思います。

この2ヶ月ほどの間、2件の元飼い主が、期限が過ぎてからセンターに連絡が入りました。当会で、まだ保護をしていたので、話しを致しました。法律的には拾得物扱いの犬猫は6ヶ月を待って飼い主が出ない場合は所有権が移行されます。しかし、一旦センターに入った動物はその収容期限内に元飼い主が連絡を入れない場合は所有権を放棄したものとみなされます。そして現在、「団体譲渡」という方法で一部の自治体が譲渡をしています。そして団体に所有権が移っていますので、場合によってはお返しいたします。

しかし今回のケースは逃がして1ヶ月も届を出さない「にわかブリーダー」でした。当会から犬を譲渡するにしても、返還するにしても手術をしてからと言うと「もういらない」とのことでした。

もう1件は、元飼い主の事情で飼育困難ということで放棄いたしました。今まで18年間に3匹の犬を元飼い主が後からでて、一生懸命探していたことが分かり、お返ししたことがありました。

このように、いなくなって、日が経ってから、届けが出る事があります。自治体によっては、横浜市が3日、川崎市が4日、それ以外の神奈川県が5日、東京都が7日と異なります。もう少しの延長ができないものでしょうか。きっと捨てられている犬猫ばかりではないはずです。鑑札、名札が着いてさえいれば救える命なのに、飼い主の不注意でどんなに大切にされている愛犬、愛猫であっても永遠のお別れになってしまいます。いつ大地震が起きるか分かりません。連絡先を必ずつけましょう。
[2006/07/17 21:26] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
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