TopRSS管理
ベルの死
ベルの死
5年前、東京都から引き取ったシェパードのベル。車が大好きで、ドアーを開けると、飛び込んで乗ってきました。引き取った時から、後足の歩行が異常で神経麻痺のような状態でした。その上、下痢が治らず、保護してくださった方にも大変なご苦労をかけさせてしまいました。そんなリスクのある子をこころよく引き取ってくださったY様ご夫妻に感謝いたします。

しかしこの2週間ぐらい前から椎間板ヘルニアで足が歩行困難になりお車が無いので、8日間お迎えに行き「電気ビーム」をかけに連れて行きました。その甲斐あって、だいぶ歩けるようになりました。車を毎日玄関で待っていた41キロのベル。前足は車に乗っても、後足が乗らないので「乗れないようー」とヒーヒー言いました。

治療がおわった2日後の27日、朝2時に玄関の中で首を下に落として亡くなっていたと連絡を受けました。前の飼い主が車に乗せて広場にでも行き、ボール投げをしたのでしょう。ボールを見ると動かない足を引きずってでもくわえていたベル。最後の8日間、毎日車に乗せてあげられたのが、せめてもの、この子にしてあげられた、ご褒美でした。

最後まで小さい時の元飼い主との思い出を持ち続けた、健気な心に痛々しさを覚えます。天国でボールをくわえて、思い切り走りなさい。。ベルよ、やすらかに。推定10歳
[2006/06/29 04:26] | その他 | page top
ブリーダー放棄が又も。。
今年になって何回ブリーダーからの大量犬の放棄があったでしょう。どの子達も、ものすごく汚く、耳は外耳炎、皮膚病、結膜炎、爪はのび放題。筋肉は落ち運動不足の体。毛は排泄物の汚れで2度洗っても匂いは取れず。毎日、生きて息をしている犬達を産ませる為だけの道具としか思わないブリーダー達。採算が取れなくなると粗大ゴミを処分するかのごとく簡単に今まで尾を振っていた子達を出してしまう冷血な人間ブリーダー。

今回もダックス5匹、キャバリア4匹、コーギー4匹が出されました。街中に移動してブリーダーをやるため数を減らすという理由です。沢山いる犬達の中から処分する犬を選ぶのに心の痛みなど無いのでしょうか。どの子も何の楽しみも無くこの世を去って行くのです。日本中の繁殖用犬達の悲惨な現実はどれほどあるのでしょう。考えるだけでも辛くなります。6月より「動物取り扱い業」の法律が変り登録制
※参照ページ
になるためこのところ各センターに多くの業者が来ています。管理が悪い業者は登録を取り消しになるそうですが本当にそこまで強く出られるのでしょうか?動物で生計をたてるのであれば、プロとしての誇りとポリシーを持って営業して欲しいと思います。私達はブリーダーの後始末請負人ではないのだから。
[2006/06/06 05:05] | 放棄・虐待 | page top
| ホーム |