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環境省からガイドラインが送られて来ました
環境省からガイドラインが送られて来ました
全国の自治体で処分される運命の犬猫を譲渡をするためのガイドラインの分厚い資料が送られて来ました。譲渡動物の選定ライン、譲渡希望者の選定基準などかなり詳しく作成されています。

譲渡動物の選定には1次、2次選定のための項目は50点満点で40点以上が合格。また子犬と成犬は別で成犬に関しては犬種ごとに注意事項が明記されています。ただこれに合格できるワンちゃんはどれだけいるのかと不安な面もありますが。

譲渡希望者にも私達が要望していた「避妊、去勢手術をすること」と誓約条件に入っていました。また譲渡後の訪問、高齢者、乳幼児のいる家庭への配慮など、訪問後適切な飼い方をしていない、誓約書を守っていない譲渡者からの返還も、明記されています。

あー、やっと日本もここまで、取り組んでもらえるような社会になってきたんだと、、
18年の苦労も吹っ飛ぶほどうれしく思います。このガイドラインを守って各自治体が取り組んで1匹ども多くの動物たちに幸せな生涯を送らせてあげたいですね。
[2006/05/09 20:41] | 自治体 行政関連 | page top
3度目の幸せ
昨日、11年前にセンターより助けたハスキーのエリちゃんが危篤と病院からの電話があり、「まだ意識のあるうちに私に会わせたい」との飼い主さんのお心遣いで、飛んでいきました。

「ハーハー」と息苦しそうにお腹で息を吸っていました。「エリちゃん、どうした?」と頭を撫でてやりました。先生はあと数時間という宣告でした。お腹のなかに大きな腫瘍があり、それが崩れて極度の貧血になってしまったようです。

思えばこの子は1人目の里親は急にこの子を連れて引越して行ってしまい、近所の方の情報でアパートにはいると言っていたとのこと。きっと捨てられると思いセンターをずっと探していました。

6ヵ月後この子はやはり捨てられ収容されていました。「エリックー」と呼ぶと、覚えていてくれて、走り寄って来ました。2度もセンターに入れられてしまいました。再度、助け出し2人目の里親へ。またこの人が大嘘つきで、病院の支払いは済みましたと言いながらも、してはいませんでした。この子を取り返しに行きました。

そして3人目の本当にこの子を愛し育ててくださった家族に巡りあえたのです。そして、昨日の夜7時ごろ家族に見守られて波乱の13年の生涯を終えて旅立ちました。Y様ご家族の皆様長い間本当にありがとうございました。きっと、エリちゃんも感謝の気持ちで、安心して天国に行く事ができたと思います。
[2006/05/08 22:06] | お知らせ お願い お礼等 | page top
国民生活センターの取材
取材の応募があり、28日預かりの方宅で里親希望の方と犬のお見合いを取材に来られました。「たしかな目」という本の記事に当会の事を載せてくださることになりました。私はすっかり忘れていましたが、取材に来られた方はかなり前に「愛犬チャンプ」という月刊誌に当会の活動を取材された方でした。

「里親さんになっていただける方はどの位の確立でいらっしゃるんですか?」と聞かれ「応募数の中で1割ぐらいです」と言うと「えーそんな少ないんですか」とびっくりされていらっしゃいました。一度不幸になった犬猫達ですから2度と飼い主が代わることがないように慎重に選ばせて戴いています。

この日来られた希望者のお一人の方が「随分、敷居がたかいんですね」と言われましたが「勿論です」と私。「もし貰い手がなかったらどうするんですか?」「いいえ、何年かかってもその子にぴったりの里親さんが見つかるまで探しますから大丈夫です」とお伝えしました。ご縁とは不思議な物で決まる子は1週間位で巡り会い、また1年がかりの子もいます。こればかりは、どうすることも出来ない不思議な力が働いているように私には思えます。

いずれにせよ、無責任な元飼い主が作りだした悲劇です。ゴールデンウイーク前、夏休み、暮れ、春休みはセンターは満杯、人間が移動する時期と重なっている事って、やはり、捨てているんですね。
[2006/05/01 05:35] | その他 | page top
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