飼い主自ら処分してと、持ち込まれてくる犬は「放棄犬、廃犬」という名前をつけられます。神奈川県では3日間は処分をしません。それは、飼い主が考え直して再度、引き取りに来るケースが多々あるためです。
それで、私達がその中から引き取りを出来るチャンスが与えられる犬猫も有ります。しかし、東京都の子は処分日の前日に飼い主が持ってくるように指定されています。譲渡にならない犬、猫は殆どすぐ次ぎの日の朝処分場へと搬送されていきます。今までたまたま、放棄された日に私達が出会った子は助ける事が出来ました。皆、飼い主から放されて、初めて入れられた檻の中で不安な様子でおびえています。 ヨーキーのミク、シーズーミックスのモコ、シェパードのアシュレー、マルチーズのミルク、シーズーのシュー、など、沢山の命を救うことが出来ました。しかし、巡り会えなかった子達はガス室へと送られて行ったのです。一言で「ガス室」と簡単に言う事は出来ますが入れられる犬猫たちの気持ちを思うと「苦しいんだろうなー、怖いんだろうなー」と考えてしまいます。全ての犬猫を引き取ることは無理ですが、せめて巡りあう事が出来た子は助けていこうと思います。最後まで飼ってくるよう飼い主に切望しています。飼い始めの時の気持ちを忘れてしまったのですか? |
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