神奈川県動物保護センターに行ってきました。
まだ子犬のような1匹の犬が放棄に連れてこられました。 老人の男性が書類を書いていました。 里親会で5月にもらった子犬でした。 本人が入院するので飼えなくなったとか。 抽選になりもらわれた先が1人住まいの老人宅。 たった5ヶ月もたたないで飼えないとはなんと無責任な話だろうか。 職員に譲渡の条件はどうなっているのか聞きました。 講習会で「15年先のことも考えてください。」と話はしているが 家族構成までは立ち入れないそうです。 やりかたを考えてくださいとお願いしました。 あまり厳しく言うと、この間 「もらってあげようと思ってきたのにあんたの話をきいていると飼う気がしなくなる」と文句をいわれたとのこと。しかし1つの命を託す相手の状態をセンターとして把握しなければいけないのは当然のことです。アンケートを作って譲渡講習会に渡しておくようにアドバイスをしました。 そうしていると今、自宅に車がとまり 「犬を譲っていただけますか?」と女性が来られました。 「90歳の老人1人住まい」との事。 「ご無理ではないですか?」とやんわりお断りしました。 自分の年齢に10-15年加算して 動物を飼って欲しいと思います。 |
東京都動物愛護相談センターに行って来ました。
1台のワゴン車が停まっていました。 放棄にきたらしい。 飼い主の女性が扉の外から犬の名前を呼ぶと、 よたよたしながらシェルティーが降りてきました。 顔にも白い毛が混じりみるからに老犬と分かりました。 「どうしたんですか?」と尋ねると 「飼っていた主人が亡くなったので」とのこと。 「でも家族で子犬の可愛いい時から育ててきたんでしょ? ここで処分されるのは窒息死ですよ。 それなら紹介しますから獣医さんで安楽死させてあげてください」と言いました。 息子の顔を見て様子伺いしていましたが「いいです。もう書類も書いてしまったし。」 「最後の飼い主としての愛情でここにおいて行かないで下さい」とお願いしましたが 次ぎの言葉に人間の卑怯さと 11年人生をともにした家族である犬に対して 愛情のかけらも無い非情な面を見せ付けられました。 「私は犬は好きじゃないから」と。。。 命を絶たれる愛犬に浴びせた最後の言葉でした。 この子はロープを首にかけられ職員に連れられて行く時、 力ない目で一度だけ振り向き 自分が飼い主から離れていくのが 不安な様子で見つめていました。 なんと言っていたのでしょう。 裏切らない犬が処分され 裏切った飼い主は何も問われることなくこれからも生きていく。 やり場のない怒りを覚えました。 |
昨日知人が夜9時ごろ帰ってくると女性の方が、「 助けてください。この子が死んでしまう 」と泣きさけんでいるので、びっくりしてみると手に抱いている犬から血が流れぐったりしていました。
「どうしたんですか」 と聞くと 「ゴールデンに噛まれ飼い主はそのまま家に入ってしまったんです」 「 警察を呼びなさい 」と近所の方達が騒ぎ、その声を聞きゴールデンの飼い主が出てきて噛まれた方と犬を車にのせ走り去ったとのこと。 この犬は以前から苦情がきている犬で他の犬も噛んでいる前科が有ります。この飼い主は全く反省することも無く庭に放し飼いにしていて何度も脱走し、歩いている人のバックを取ったり隣の家の庭に入って悪さをしたりで近所の方達も困りはてています。 センターに電話をしました。その解答は『人間をかんだんじゃないんでしょ。』じゃー犬ならいいんですか?小さい子供や乳児がここにはいますので必ず今度は人間を襲う事になります。私だけではなく住民の方も電話をしました。が・・・・事件が起きなければ対処しないんですね。でもこれだけ言っていて事件がおきた時誰が責任を取ってくれるのでしょうか? このような飼い主を指導していかなければならないのはどこなのでしょうかね? |
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