あるセンターにチワックスの女の子が24日収容されてきました。「衰弱」となっていましたがどうも「椎間板ヘルニア」で立つことが出来ないようで、また食欲もなくセンターの医務室で治療をして下さいました。しかし2日目の今朝亡くなっていたそうです。もと飼い主はこのような体の犬をこの寒空の下に捨てて行ったのでしょう。動く事も出来なかった10歳位の大人しい女の子です。声も出せずに何日間外に置かれて生きていたのか。最後の旅立ちの時にも誰もいない場所で1匹で生涯を寂しく終えて行きました。
何とか保護出来ないか検討していましたがこの子は皆さんに迷惑をかける事もなくこの世を去りました。現場の犬達を見ている私達が一番心痛める姿はこのように年老いて、懐かしい飼い主の顔を見ることなく誰にも看取られず亡くなっていく動物たちの存在です。 どんなことが起きても縁があり一緒に今まで生きて来た犬猫を捨てることは人間として絶対にやってはいけない事です。まだ収容期限内の子ですから写真は掲載できませんが、元飼い主はこの子の不安そうな写真を見て捨てた事を反省してください。 助けてあげられなくてごめんなさい。今度生まれてくるときは最後まで側にいてくれる人間の元に生まれて来れるように祈ります。 |
センターには現在乳呑児も含め50匹以上の子猫が収容され職員の方が毎日お仕事の合間にも子猫達の哺乳をし生かす努力をされています。少しでも職員の方のお仕事の負担が軽くなるならと思い4匹の子猫をひきうけました。2腹の子猫達。生後1か月ぐらいの小さな命です。でも元気にリボンを垂らしてあげるとじゃれている姿は「処分されなくてよかった」と本当に思います。しかし全国ではこのような子猫達は毎日処分されていきます。喉を撫でてあげるとゴロゴロと喉を鳴らして喜んでくれて本当に可愛いです。
茶トラ「男の子」640グラム。 キジトラ「女の子」420グラム。 シャム風「女の子」490グラム。 キジトラ「男の子」500グラム。 ![]() ![]() ![]() ![]() 生き延びてくれた2腹の兄弟姉妹。すくすくと大きくなって幸せな家族の元へとお渡しできるように育てます。 ![]() 預かりボランティアさまのインスタ https://www.instagram.com/yumefukuyuki/ 1回の手術でこのような不幸な小さな命が生まれません。猫こそ不妊手術をすることが如何に大切な事か皆様、良く理解してください。 今日は運搬ボランティア様のK様が4匹の子の引取りにセンターまで行って下さいました。本当に有り難うございました。 |
8日は茨城県動物指導センターにおいて、多くの認可団体様、Rセンター長様、U課長様、職員のT様、獣医師のE様が同席の元「センターの現在の問題」について多くの団体様が質問したいこと、疑問に思っていることなど質疑応答の形で有意義な2時間を持つことが出来まし。お忙しい中ありがとうございました。
「殺処分0」と言う言葉の意味は「全てを処分しない」と言う事ではありませんことを皆様にご説明いたします。 多くの収容犬が今日も元気に保護されていましたが、ここにいる犬全てを処分していないと言う事ではありません。「譲渡対象になった犬の中で譲渡が出来なかった犬が処分されたのが処分頭数としてカウントする」と言う事で「譲渡対象にならない」犬はセンター内で死亡、処分されてもその数はカウントされないと言う事でなのです。 「茨城県は殺処分0」になっているという言葉の裏は「処分も行う」と言う事なのです。それも当然の事と思いますし「殺処分0を目指して」と言うのが今は適切な言葉なのだと思います。 また「生まれたばかりの乳飲み子の子猫達」この子達も「全部引き取るから処分をするな」と明言した団体も今は引き取りにも手を引き、そのしわ寄せは職員たちが大変な時間と労力を強いられ哺乳を行っています。しかし60グラム位しかない子ねずみのように小さな子猫は哺乳の甲斐なく死亡してしまいます。ミルクも飲む力がなく必然的に餓死を待つなら「安楽死」をさせてあげた方が動物福祉の面からも適切な判断ではないでしょうか?。「生かしておく」と言う事は反対に動物を苦しめると言う事にもなるのです。 その他にも今後のセンターの方向性について沢山の意見が出され1つ1つ実現が出来るようにお願いをして参りました。収容房には100匹を超える犬達が保護されまた増えてきているようです。施設内の設備も改善されてきて、今年は以前から多くの団体様が要望していた「クーラーの設置」も様々な状況が整い県側が判断をして下さり設置が実現できました。 このように出来る範囲の中で頑張って下さっている茨城センターは「全国の模範になる」センターとして変貌していかれるように多くの団体様が見守っていく事も確信出来ました。センターの「規約」を守り認可団体として常識ある活動を協力体制で行っていく事を皆で確認できましたこの会合は意義あるものとして賞賛したいと思います。 皆様雨の中ありがとうございました。 |
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神奈川県動物愛護センター譲渡犬です。
http://npo.seikenjoto.org/0-kanagawa20200905-1.pdf http://npo.seikenjoto.org/0-kanagawa20200905-2.pdf センターにはお電話をされないようにお願いいたします。 ご希望があれば当会にお申込みください。 |
年々夏の暑さは異常になって来て以前のような収容施設では犬達はとても過酷な毎日を送る事になってきました。今回当会の協力者H様が茨城のセンターに「冷風扇」のご寄附をSNSで募りすでにお送りいただいた方がいらっしゃったと報告がありました。ありがとうございました。
当会も3−4年前に「クーラーを入れてあげられないか」と要望致しましたが「電気の配線の関係で出来ない」との事でした。そこで皆様にご支援を頂き扇風機5台を寄付したことがありましたが、しかしあの広い収容房の中では風が奥まで届かず、また差込口が少ない為あまり効果が出ませんでした。 今回茨城県として「収容房にクーラーを設置」して下さるようにセンター長様がご配慮くださいました。「処分施設」として作られた古い棟ですから冷暖房の事までは考えていなかったと思います。神奈川県センターも昔はそうでした。空調は外の空気を入れるだけで冬はものすごく寒かった。当会も「オイルヒーター」を寄付したこともありました。その様に自治体を動かすと言う事は年数がかかることなのです。 センターを攻撃したり暴言を吐いたり、告発したりしても何の進歩はありません。一番大切なのは「センター職員との信頼関係」を築く事。人間と人間のお付き合いが上手くいけば自然とお互いの意見も気持ちよく受け入れる体制が出来てくるのです。その結果「犬猫達」にも良い方向性が出てくるのです。工事に時間もかかると思いますが、お世話をして頂いている会社の方々、犬達も少しは熱中症にならず涼しさを得られることでしょう。 |
「和歌山県で犬猫移動販売」
8月8日、9日に和歌山県「紀南文化会館」で犬猫の移動販売があることを知り抗議しました。 「紀南文化会館」は7日に田辺保健所が視察に来て法的に違法が無ければ多分許可になると思う。今迄4回この「移動販売」を行ってきたがトラブルはなかった。外ではなく会館内の空調のある施設での開催なので暑さは大丈夫という。 しかし「命を販売」するためにわざわざ小さな子犬子猫を展示し客に触らせ如何に体力的疲労と精神的ストレスがかかるか分かりますか?というと「動物愛護の問題は置いておいて会館として依頼があり違法でなければ開催する事になります」との事。1業者とのことで頭数は決まってはいないが平均30匹位。「1匹の命を終生飼う事が如何に大変で責任のあることかも自覚せずアクセサリーを選ぶように衝動的に飼う人間が多いから日本全国で処分が無くならない原因にもなっている。その様な片棒を会館が支援する事になりますよ、何せ中止してください」と話しました。 「田辺保健所」には「コロナで大変な時に保健所が許可しそこで密になりクラスターが出たら責任重大ですよ。どう考えているんですか?」と聞くと、「そこが頭が痛いところで。。。」と弱弱しい声。「多くの愛護団体も譲渡会も自粛し開けない状況下であるのに、あえて命を売る商売を保健所が許可するとは随分矛盾していますね」というと「自分だけでは決められないので上に話を通しますので電話番号を教えて下さい」と逃げ腰。 店を閉めろと言っていないのだから何もこの暑さの中犬猫を運んできてまで販売する意味があるのか?動物愛護の観点からも問題ではないかと問うても「6月までは移動販売の規制が無かったが今は変わった。けれど他の観点で許可になる」と。「それはどういう事ですか?」と言うと「うーん、言えないんですが」と言うので「違法でなければ命をも粗末にするような法律を見て見ぬふりで許可するのが保健所なんですか?今多くの方が亡くなっていて和歌山県も過去最多の感染が増えてきている中で今このようなイベントをやること自体違法です。何せ中止するように」とかなりきつく言いましたが、サーどうでしょう。 「移動販売」までしてお金に換えるような業者は許しません。ついでに「当会も和歌山県の業者の引退犬を引き取りましたが酷い状態でした。それは保健所としてきちんと管理が出来てない事ですね?」と言うとお決まりの回答。「酷いところは何度も訪問し指導しています」と。「指導ですよね?廃業にさせたところはありますか?ないですよね」と言うと「調べなければ分かりませんが」。「そんな事だから全国の動物行政が良くならないんです」とだんだん腹が立ってきて、まだまだ戦わなければならないことが山積です。皆様の声を届けて下さい。 ![]() https://www.facebook.com/LifeInvestigationAgency/posts/3277010318988865 真夏に公共の施設で、屋外販売です。 真夏の外で犬猫の販売を抗議して下さい。 紀南文化会館 〒646-0033 和歌山県田辺市新屋敷町1番地 TEL:0739-25-3033 受付時間:9:00~19:00 開館時間:9:00~21:30 和歌山県田辺保健所 〒646-0027 和歌山県田辺市朝日ヶ丘23−1 営業終了: 17:45 電話: 0739-22-1200 |
県の収容犬情報には子犬の収容情報が掲載していません。多くの方は「茨城県は子犬の収容はないのか」と誤解をされてしまいます。いえいえ、毎日のように小さな命は送られてきています。
そこで有志団体で「いばらぎ犬猫不妊手術基金」を立ち上げ無料の手術を実施しています。当初は「小美玉市」のみの募集でしたが地域を広めました。「笠間市」「石岡市」「鉾田市」「小美玉市」と偶数月の第1日曜日に手術をして行きます。 ここに「子犬の収容場所と日にち」を記載しておきます。皆様、こんなに毎日のように多くの子犬が産まれては捨てられて収容されているの現実を知ってください。 4月66頭、 5月49頭。 115頭もの不幸な小さな命が収容されてきます。まず現実を知るために、当会は県に「子犬の収容情報」も掲載するように要望をしています。何せ「手術をする事」をもっと推進していかなければ愛護団体が引き取れば解決と言う事ではありません。 「いばらぎ犬猫不妊手術基金」活動日誌から子犬の収容頭数をご覧ください。 https://ameblo.jp/dcsc2019/entry-12600901755.html |
両足切断されて捨てられた「かぐやちゃん」に温かい応募をありがとうございました。また車イスのご支援まで頂き感謝申し上げます。この子は今日引き取りをして下さる方が見つかりました。また車イスのご支援も当会にメールを頂き有難うございます。
今センターに1つあります車イスはサイズが合わずに付けると歩かなくなってしまうそうです。矢張り車イスはサイズを計りオーダーをしないと難しいですね。皆様がこんなに心配と温かなお気持ちを注いで下さり、かかぐやちゃんはきっと感謝していると思います。痛ましい姿にして捨てた犯人を必ず警察は見つけ出し逮捕し厳罰に処してほしいと思います。皆様本当に有り難うございました。 尚後肢麻痺の「マック君」も家族を探しておりますのでどうか最後の時に飼い主の手の中で天国へと行かれるようにご検討頂けましたら有難く存じます。 |
このように茨城のセンターでは治療をし処分をせず家族の元に送り出してあげようと努力をして下さっています。県内外「譲渡認可団体」は1匹でも家族と赤い糸でつながるように協力をして参ります。
「センターは隠れて殺している」と叩いているだけの団体もありますが「真の動物愛護」を貫いている多くの愛護団体様と一緒に当会もセンターを支えていきます。 今年からお願いをしていた「トレーナー」さんも配備して頂き「トレーニングし家庭犬として譲渡する」シフトも出来ました。職員も1人増えて「3人体制」で「譲渡事業推進」に向かっています。皆様、茨城の子を家族として迎えて頂ける子がいましたら当会のアドレスにお申込み、ご質問をお送りください。 5月8日現在。「トレーニング中の子達」「譲渡可能の犬達」と2パターンで掲載いたします。 ↓↓トレーニング中の子達↓↓ http://npo.seikenjoto.org/0-r20200508-1.pdf ↓↓譲渡可能の犬達↓↓ http://npo.seikenjoto.org/0-r20200508-2.pdf |