ある動物テレビ番組から再度取材のご依頼がありました。「志村動物園」時代にもお話を頂きましたが趣旨に賛同出来ずお断りを致しました。しかしその番組は無くなり新しく違う形での動物番組になり放映されています。
今回当会にも協力していただけないかと再度お申込みを頂きました。相葉さんが汚い犬をトリミングし綺麗にするという内容。それで撮影まで汚い犬を集めておいて欲しいという何とも動物のためにならないようなお話でした。毛玉だらけで皮膚がひきつれ、ノミだらけで痒がっているような犬達を撮影までそのままにしておくことなど出来るはずはありません。 それよりもテレビ放映の影響力は甚大であるのですから「保護犬、保護猫」が責任ある里親様の元にスタートできるように「保護犬猫の譲渡」に当たりメリット、デメリット等を伝えていくような番組にして欲しいと思います。「譲渡会」〜「お見合い」〜「お届」。そして家族になった犬猫が数年後こんなに幸せになった姿を交えての番組内容なら協力を受ける気持ちです。 しかし単に「相葉さんが綺麗にしてくれた犬だから」と言うような事で里親希望が入るような面白おかしくするだけの番組には賛同できません。私達の活動は1匹の犬の一生を託すのですから真摯に里親様を選別し、お渡しした後もフォローをしていく事があってこそ「譲渡成功」と言える事で、テレビに出たというだけで譲渡が進むようなそんな簡単な活動ではないのです。 今世の中はコロナで「リモート」での仕事で在宅の時間が増え犬猫がかなり売れたと聞きました。コロナが収束し元の状況下に戻った時、売買された犬猫達は再度放棄されたり遺棄されるケースが危惧されます。テレビ番組での報道は世の中にインパクトを与える力は大きいです。がその反面責任が重大であると言う事なのです。 「他の団体さんは協力してくれた」と言ってましたがそれはその団体の考え方ですので当会は内容が趣旨に反している番組への協力は今後も受けることは無いと思います。 |
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先日茨城県の「殺処分0」に愛護法違反と言う事でT様の掲載した動画でセンターは電話攻勢で職員の方がたが電話の対応に追われ今保護されている収容犬猫が置き去りになり、負傷動物の治療も何時間も出来ず、譲渡の情報も滞り、真の事実も知らない皆様が「SNSで拡散」したためにセンターにいる動物達が反って可哀想な状況になっています。
あの動画も編集されていてその前後のやり取りも伝えられず、皆様の動物を救いたいと言う気持ちが反って現在このような形でセンターの「犬猫達を苦しめる」ことになっています。茨城のセンターは本当に動物たちのために努力されています。子猫などの授乳にも午前担当、午後担当と業務を持ちながらシフトを組んで所長様も夜9時まで授乳をして下さっています。犬達にも1匹1匹声をかけて何とか慣らして譲渡に繋げようと努力をされています。何でもかんでも「処分をする」という事ではありません。 当会は内情を把握していますからこのようなT様の行動を静観していました。しかし皆様にお伝えします。このような真実を知らない方がただ「拡散してください」とホームページなどに掲載する事の無責任さには憤りを感じます。掲載すると言う事は「真実であるかどうかの確認をする」のは当然の事ではないでしょうか? 昨日も神奈川県のボランティア会議で他団体様からも茨城の事を聞かれました。皆様には説明をいたしましたが「そうだったんですか?それはCAPINの方がおかしいですね」と理解していただきました。CAPINの鶴田様、貴女の行ったことは決して「動物愛護」ではありません。本当に犬達を愛するのであれば今の状況に追いやった責任を自覚されてください。 私は今まで同じセンターに出入りしている他団体様の事「ピースワンコは除く」を非難する事はしませんでした。しかし今回だけは黙っていられません。茨城の犬猫達のためにもこれ以上、動物たちに犠牲を強いるような活動は自粛されるようお考え下さい。 |
世田谷区下北沢に「子犬カフェRIO」とか言う店が12月1日にオープンした。
ここの子犬たちは将来訪問のセラピードッグにするために「表向きはそう言っているのでしょう」多くのお客さまに触れていただき慣らすためとか。10分200円、ドリンク350円。10分で出て行く人はいないでしょう1時間になれば1200円です。 子犬が人に触れるという事は心身ともに疲れが出ます。東京都がこのような商売を認可したのでしょうか?確認します。「猫カフェ」から始まり「ふくろうカフェ」「うさぎカフェ」「爬虫類カフェ」等動物を使った動物愛護に反した商売が起業されています。 犬は誰が真の飼い主なのかも分からないまま、おもちゃのように扱われ一生を終えるとしたら何とも哀れな命です。もうこのように動物を使う商売は辞めるべきではないでしょうか?日本はまだまだ「動物愛護」には後進国です。「殺処分0」になったから先進国なんて到底言えるレベルではありません。ピースワンコの「愛護ビジネス」など、次から次へと犠牲になる動物たちが人間に使われこの世を去る現実。このようなカフェに皆様は行かないようにして下さい。 |
昨日このようなお問い合わせがありました。
2月から車の中にスムースのダックス成犬5匹、子犬2匹が閉じ込められて置かれている。中を見ると水もなく暑さのため1匹はかなりぐったりと衰弱している、エサは2日に1度ぐらい来て与えているようだという唖然とするような事が拡散されています。 動画を見るとハーネスを付けた犬が吠えている後ろに子犬のような個体が見えています。 https://twitter.com/keru0502/status/1012834315334369280 飼主は20代の男性で特定はできているようです。 今朝「東京都動物愛護相談センター」に問い合わせしましたところ「そのような件は把握しているが法にのっとり動くことしかできない」というので「もちろんそれは理解しますが命が失われていくのを黙って放置していいんですか?」と聞きました。「アメリカでは車のガラスを割ってでも救出しているニュースもあります。このままどうにもできないという事で衰弱死したら愛護センターとして責任はないんでしょうか?それにこの飼い主は犬の販売目的で飼っているという事も聞いているが其れであるなら取扱業の申請が出ているのか確認してください」とお願いしました。 次は「大森警察」に電話。事情を聴くと「この件に関しては今動いています。しかしツイッターで書かれているような事はなく犬も生きていますし事実とは違うことまで拡散されているようです」との事。「何せ毎日猛暑で車の中に犬を置くこと自体虐待です。車の中は50度ぐらいになってしまうので早急に解決するよう動いてください」とお願いしました、 最後「連絡はしましょうか?」とのことでしたので当会の名称と事務局の電話番号、携帯番号、住所も伝えてあります。日本はまだまだこのようなことが起きても「命優先」ではなく「所有者の権利」ばかりが優先されていて小さな子供の命さえ救う事が出来ず亡くなっています。そうなってから議論されても同じようなケースが再度起きています。 動物とて「命の価値」は同じはずです。飼い主「繁殖者」の意識の低さ、愛護法というものがあっても効力もないような法律。どこの国でも一番の犠牲者は弱き動物たちです。今後の情報は分かり次第掲載していきます。 2018-7-4追記 今日警察の方からお電話を頂きました。繁殖用ではなく普通の飼い主だったそうです。事情で引っ越ししたがそこで犬が飼えず車に入れていたそうです。今犬達は飼い主の関係の安全な場所に保護されているとの事。場所はお教えできませんとのことですが、このまま自家繁殖を繰りかけせばまた「多頭崩壊」の前衛軍です。「もし飼育が困難であるなら相談に乗るので連絡をくれるようお伝えください」と言ってあります。お騒がせな飼い主です。 |
世田谷区烏山の無職中尾容疑者81歳が7匹の犬を自宅アパートで飼育。
5月21日そのうちの6頭が本人曰く「ドアーを開けたら脱走した」と言い2 人の通行人の足にかみつき「重過失障害容疑」で逮捕されました。 今までに11回も職員が指導に通ったと報道されていましたが、 このような放し飼いの飼い主はどこでも忠告を聞こうとする姿勢がありません。 そしてこの犬たちは親子兄弟と思われるように皆そっくりです。 不妊手術もせずに飼いどんどん増えある時は生まれた子犬が ビニール袋に入れられゴミ捨て場に捨てられていたとの事。 まして登録、狂犬病注射もせず飼い主としての資格もありません。 今後81歳の高齢者が最後まで7匹の犬を飼うことは出来るのだろうか?。 まず無理でしょう。 運動も満足にせず犬たちはあの狭いアパートの一室に閉じ込められ ストレスから喧嘩もしたり、いたずらもするでしょう。 犬達を虐待しているような声が始終聞こえてきたと近隣の方は言っています。 「犬の放し飼い」 この問題は茨城県の飼い主が放し飼いをするために 繁殖繰り返されまた捕獲されて収容されてくるケースが絶えません。 近隣の方からの苦情で職員が指導に行っても改心しない飼い主。 条例をもっと厳しいものにしなければ「放してはいけない」と 法律で唱えても実際に罰金を徴収したことはありません。 今後社会問題にもなりつつある「放し飼い」の規制を 見直さなければならないのではないでしょうか? 放し飼いとは「公園などで犬を放すこと」も含まれます。 まだまだ公園で犬を放している飼い主を見かけます。 私も何度も見つけると注意していますがその時は「すみません」と言ってリードを付けるけれど また同じことを数日後やっている飼い主は社会人として失格です。 以前ゴールデンがうれしくて高齢の女性に飛びつき 運悪く転ばされて頭を打って死亡してしまった事件がありました。 結局この飼い主は町内に住んでいることが出来ず引っ越していきました。 犬は悪気があったわけではなく飼い主としてのモラルの欠如です。 このように傷害事件だけでなく除草剤のついた草を食べたり、 ネズミ取りの団子を食べて死亡したケースもあります。 他人に迷惑をかける事だけでなく犬にも危険が生じることもあるのです。 世田谷のセンターに保護されている犬達をこの爺さんは放棄するのでしょうか? 一応所有権があるため本人が放棄しない限り返還せざるを得ないのではないかと思います。 是非放棄させるよう説得してもらいたいと思います。 茨城県も真剣に取り組まなければならない問題になっています。 |
今朝の朝日新聞に
「富士山での迷い犬に引き取り希望わんさか」と言う 見出しがあり写真が大きく掲載されていました。 保護されてから1週間の間に全国から250人の引き取り希望が出ているという。 そして今もメール等で毎日10件ほどの希望が送られてくるそうです。 あの「崖っぷち犬」の時もそうでしたが、 どうして人間はこのように話題になった動物だけに目が行くのでしょうか。 全部の応募者の方ではないにしても衝動的に応募された方も多いのでしょう。 その為に日本国中、毎日無責任な飼い主のために処分されて行く犬猫が30万頭以上いる現実。 その子たちに心をかけていただける方はほんの少し。 ましてこのような雑種の成犬で皮膚病にもなっている犬は収容施設でも沢山いるはず。 でも多くは引き取り希望も無く処分されて行く。 このような活動をしている私たちはその「引き取り希望がわんさか」と言う言葉に複雑な、 またやり場のない気持ちを持ってしまいます。 そしてこの子の元飼い主は現れないとのこと。 山に連れてきて遺棄していったのでしょう。 犬猫を飼育する事の責任の重さを本当に理解してくださる方だけに この子の将来を託してほしいと願っています。 間違っても、あの「崖っぷち犬」のように 抽選で里親様を決めるやり方はしないでほしいです 「愛護団体様がお世話していただいていますからその心配はないと思いますが」。 |
山口県周南市の5人殺害、殺焼事件の容疑者の男性が飼っているゴールデンが心配で、
周南市の収容所に3日前位にメールし 「飼い主が放棄してもどうか処分せずに 譲渡の方向で里親様を探してください」とお願いしました。 タオルをくわえて嬉しそうに警察官に尾を振る姿が テレビに放映されて不憫に思っていました。 このゴールデンは7年ぐらい前に「里親募集」を見て この63歳の容疑者がある方から引き取った犬だそうです。 そして今日「この犬は動物愛護団体に引き取られました」と言うニュースがあり、 嬉しそうに外に連れ出される姿が放映されていました。 あー良かった。 いつも人間の都合で命を奪われていく動物達。 この容疑者の方は犬をかわいがっていたようで 沢山のフードが置かれていましたが、 動物の命も人間の命も同じ大切なものであるはず。 事件に巻き込まれた5人の方々のご冥福をお祈りするとともに、 もし本人が犯した事件であるのなら「生きていて逃走しているのなら」 自首して罪を償ってほしいと思います。 ゴールデン君の今度こその幸せな余生を祈ります。 2013-7-29追記 山口県周南市で起きた5人殺害事件の犯人「保見容疑者」が飼っていたゴールデンは愛護団体に保護されていましたが、容疑者が身柄確保された26日午前9時5分の1分後に急死していたとニュースで放映していました。あの家から保護されたとき嬉しそうに力一杯警察官の引くリードを引っ張りトラックに乗せられていった姿を見て良かったと安堵していたのに、飼い主の身柄確保を感じて天国に行ってしまったのでしょうか。捨て犬だったオリーブちゃんは最後の時にも飼い主に見守ってもらえず寂しく一生を終えて行きました。どんな気持ちで毎日を過ごしていたのでしょうか。犬と言えど口はきけなくとも感情は人間と同じです。今度生まれ変わってくるときには幸せになってほしいです。 |
ある里親様が、1月に応募した犬「転勤で飼えなくなったと言う理由」が
連絡がないため3月になり当会の犬に応募したら、 その後から放棄する飼い主の男から電話があり一度お見合いしてくれとの話。 「それでしたらこちらから会いに伺います」と言うと 「部屋も汚いしこちらから連れて行きます」と言われ待っていたがまた連絡がなし。 やっと電話が繋がると「帰りが遅かったのでかけられなかった」と。 しかし住所も言わない、名前も本当か分からない。 そして今日17日に見せにくると言うので 2日前には電話を下さいと言ってあったがやはり何の連絡もなし。 それで断ろうと電話をしたら、携帯は繋がらなかった。 その話を聞いたときから私はおかしいと思っていました。 想像ですがその犬は本当にその男が飼っていて 里親探しをしているのではない可能性があります。 今あちこちで繁殖場も崩壊し、チワワは里親募集にもとても多く掲載されています。 どこかから無料で貰ってきた犬を「または拾ったか、盗んだか、ブリーダー本人か」 募集をかけ連れていった時点で金銭を要求する可能性があります。 そして募集をかけているのはこの1匹の犬だけではないような気がします。 電話をすると一瞬、空白の時があり、どの里親希望者か分からないような感じだそうです。 子犬でも売れなくなってきている現在、まして成犬を売りに出しても売れるわけはありません。 そうしたらこのように「転勤で困っている」と掲載すれば、 困っていると思い引き取ろうと言う優しい方も出てくるはずです。 人の気持ちにつけ込んだ「新種の振り込め詐欺」でなければいいのですが。 同じような事になられた方は当会に御連絡下さい。 メール info@seiken-joto.org |
今日このサイトにある方が募集をかけている仔犬たちがいました。
土曜日の早朝ダンボールに入れられ 生後1カ月半位の白い5匹の子犬が職場の駐車場に捨てられていましたとあります。 また同じ方が「火曜日の朝2カ月未満の黒柴系子犬4匹が職場の駐車場に捨てられていました」と 1週間もたたないでこのように茨城県では産まれた子犬を この極寒の外に遺棄する飼い主がこんなに多くいるとは飼い主としての意識も責任も何もありません。 この2組の子犬達は同じ「つくば市」で捨てられていたようです。 センターにも現在、捕獲檻で捕まり搬送中にその檻の中で子犬を出産した母犬がいます。 センターに着いてからもう1匹産まれたそうです。 2匹の子犬を愛おしそうにお腹に抱えています。 今回ある方が育てて下さると言うことでセンターに電話をしました。 通常ですと産まれたばかりの子犬は母犬とすぐに別にされ麻酔薬で処分してしまいます。 しかしお世話の方々が母犬と少しでも一緒にしてあげようと言う愛情でこの親子は生きていました。 後日引き取りに行きます。 このように今までもセンターの中で出産してしまう母犬の数も多く、 また引き出して来た犬が妊娠していた事もかなり沢山ありました。 小さな産まれてくる命を何とか生かしてあげたいと努力して来ましたが、 限りなくこのような不幸の連鎖は止まりません。 どうして産まれた子犬子猫をゴミのように捨てられるのでしょうか?。 不妊去勢手術をどうして受けさせないのでしょうか?。 動物にお金をかけるなんて考えてもいないのでしょうか?。 捨てた飼い主に言いたいです「今後犬を2度と飼うな」と。 |
茨城県のセンターに行く途中のあるレストランに3匹の犬が番犬としてだけ繋がれています。
以前「活動ニュース」に写真を掲載した犬達です。 http://jouto.blog69.fc2.com/blog-entry-577.html http://jouto.blog69.fc2.com/blog-entry-582.html しかし一番道路沿いにいた白い犬がこの数カ月姿が見えず 犬小屋は横に穴が開き泥だらけで傾いて元の場所より奥の方に置かれていました。 死んでしまったのだろうかと心配していましたが、生きていることが判明。 先日あるボランティアさんが余りにも可哀想な飼い方なので 「この子を引き取らせてください」とお願いしたところ 以前の犬は「可愛がってくれるなら持って行って良いよ」と渡してくれたそうです。 しかし今回は「番犬で置いてあるからやらない」と言い張るそうです。 この子は入口に建物を立てられたので動くところもなくなり それもクーラーの室外機の前に置かれ熱風が当たり 犬小屋「ボブハウス」にこの暑さの中でも入るしかないのです。 食堂の残飯を与えていてそれもこの暑さで腐っています。 水入れも転がっていることもありました。 入っている水はいつ取り換えたのかドロドロ。 他の2匹は犬小屋もなく「のら犬だったから犬小屋なんかいらないんだ」と 台風でも大雪でも犬達は只その中で立っています。 犬小屋を持って行っても受け取らない。 自分だって雨に当たれば濡れて寒いし日陰もなければ この暑さの中でどれだけ辛い思いをするか分かるはずです。 しかしこのレストランの爺さんは 「犬なんかどんな飼い方だって関係ない」というような 人間としての最低限の配慮もありません。 ただ生かしておけばいいんだと言うことなんでしょう。 そして病気や脱水「熱中症」で死んだらまた拾って番犬にすれば良いと思っているのです。 その位に簡単に犬を手に入れる事が出来るように捨て犬が多いのです。 茨城県ではこのような飼い方をする人間が本当に多いのも収容犬が多くなる原因なのでしょう。 ここの食堂の犬は登録、狂犬病もしてない可能性があります。 爺さん曰く「県の方も別にこの飼い方を認めている」と言っています。 センターの担当部所の職員に 「行政が指導出来るのは登録、狂犬病をしているかどうかを 調査すること位しか出来ないんですから行ってください」と再度依頼しました。 前にも口うるさく言い職員が只行って来たらしく登録狂犬病の事は聞いて来なかったとか。 あれからそのまま。 飼い主のレベルが低い、職員も諦め状態、収容頭数は減らない。 一体どこから手を付ければ良いんでしょうか。 こんな環境下で飼われている茨城の犬達が哀れでなりません。 |
昨日テレビで茨城県鉾田市の養鶏場の8万羽の鶏が、
あの地震で檻が崩壊し積み重なった檻で 圧死してしまっている画像が放映されました。 死んだ鶏がそのままぶら下がっている中、 まだ閉じ込められて身動きできないまま弱ってきている多くの生きたニワトリたち。 頭を下げ、目を閉じて、やっと生きている姿が余りにも悲惨で可哀想で心が痛みました。 今、鉾田市役所にお電話をし、 「どうにかあそこから出してあげられないか、あのまま人間のために 卵を産んでくれた鶏達がもう3週間も死ぬことも出来ず、身動きできない状態で、 エサももらえず餓死するのを黙って見過ごしておくのか」聞いてみました。 回答は [あそこに重機を入れないと出来ないし人間だけが入って事故が起きたら、誰が保証するんですか? 養鶏業者の人はそれはしないと思いますよ。 重機は今どこにも借りることが出来ません。」との回答。 [もし鶏でなくて人間があの状態でしたら、すぐに助けますよね。 命は人間も動物も同じです。一瞬で死んでしまったのであれば苦しみは分からないでしょうけれど、 あーして、餓死、圧死するのをただ放置しておく以外方法は無いんでしょうか? 助けられないのなら処分してあげてください」というと 「処分した後のしまつが出来ません」 「今後はあのままで何の動きもなく手をかけることも無く 放置してしまうのですか?」と聞きましたが 「どうする事も出来ない状態です。国がやることだから」と言っていました。 農林水産事務所が担当しているとのこと。 明日にでも電話してみます。 お役所とは、いつも「責任はだれが取るんですか」と逃げ腰。 また他にも原乳が出荷停止されているため、 牛たちもエサを少なくされて、がりがりに痩せてきている。 エサが欲しくて泣いていると酪農家の方が言っています。 犬猫達も飼い主から放され飢えから、精神的に凶暴になった子もいるとか。 また津波から逃げたのでしょうか、首から下、全部が泥まみれで 首輪とチェーンがついた柴犬が飼い主を探して寄ってきたり、 ずぶ濡れになって、恐怖から威嚇している猫ちゃん。 またペットショップが津波に襲われ、 ケージに入れられたまま流されていく小型犬達が「わんわん」吠えていたとお店の御主人。 子ウサギがフェンスに死んで引っかかっていたり、 犬30匹、猫12匹、小鳥、ウサギなど全滅になった地獄の様な現場。 人間が今だ不明な方が膨大な人数いる中、 動物のことを心配すること自体、お叱りを受けてしまうかもしれませんが、 愛護団体だからではなく1人の人間として、動物達の命も同じように助けてあげたい気持ちなのです。 今後このような地震が起きないことを切に願いますが、 やはり、起きたとき、名札を付けておく事、 フード、水、食器、新聞紙、ケージ、薬、ブラシ、ビニール袋、シーツ等、 すぐに取り出せるよう用意は必要と思います。 人間も動物も早く笑顔で生活が出来る日を待ちわびています。 被災地の皆さま、頑張ってください。 |
テレビのニュースでワラビーの赤ちゃんがカラスに連れ去られてしまったと報道していました。お母さんワラビーのお腹の袋から出たばかりだったそうです。カラスは雑食性でかなり残酷です。捨てられた子猫は生きたまま餌食になってしまう季節になりました。
以前マンションのベランダに日向ぼっこするために出されていた、マルチーズの子犬がやはりカラスにくわえられて連れ去られたことを聞いています。チワワ、プードル等超小型犬の子犬はカラスにとっては獲物になってしまいます。公園などでも散歩中にリードを放していたりすれば、連れ去られてしまう可能性があります。カラスの嘴と足の爪はかなり力があり、小さな動物は抑えられ、つつかれて殺され食べられてしまいます。 これからカラスも繁殖の季節になりますので、充分に皆さま気をつけてください。 |
14日放映された、飼い犬と野良犬が町中を歩き回り、唖然とする内容の番組をご覧になられたかたも多いと思いますが、この茨城県神栖市という場所は茨城のセンターにも多くの首輪なしの状態で捕獲されてくる犬がとても多い地域なのです。この番組に取り上げられるということはやはり想像していた通り、住民の意識が低く市の対応の甘さに起因しているのだと思います。
当会も以前洋服を着たパピヨン、プードルのオーリー君が神栖で収容され、飼い主はお迎えに来ませんでした。とても良い子達で捨てたのではないのでしょうが、やはり放して勝手に歩き回りそのうち、家に帰って来ると飼い主は思っていたのでしょう。しかしこの子達は捕獲されセンターに入ってしまいました。 この神栖市は千葉県との県境にもなっていて神栖市波崎は海もあり、捨て犬のメッカになっているとか。飼い犬のヨーキーが家から出てきてゴミ捨て場のおにぎりを食べるなど飼い主として本当に意識の低い、言い換えれば「飼う資格のない」方が犬を飼っている。このような地域ですから、不妊手術などするわけない。皆妊娠し何度も子犬は処分され、それでも一向に反省する事もなく「生まれれば海に捨てる、穴を掘って埋める」そのような事が日常茶飯事に行われているのす。 ある日のセンターの収容犬情報に2日間で神栖から27匹もの犬が収容されたことがありました。考えられない現実です。行政の対応も[どうせ変わりっこない」と諦めているとしか思えません。住民の意識の問題だからと何もしなかったら、この先何十年経っても変わりません。ゴミのように捨てられ処分されていく犬の数は減らないのです。 皆さまに署名を集めていただき、茨城県知事にお届けしましたが、県知事さんは「茨城空港」のことで頭は一杯なのでしょう。もう頼れません。今度は獣医師会に要望していきます。きちんと飼育されている茨城県民の方も沢山いらっしゃいますが、しかし「日本一処分頭数の多い県」のレッテルはまだまだ剥がされることはありません。 困りましたね。 |