今日は終戦記念日でテレビで「私は貝になりたい」と言う番組をやっていました。
私たちは「お国のために」と戦地に散っていった 多くの戦死された方々の一途に国を思った気持ちを忘れてはいけないと思います。 戦犯として愛する家族とも別れ納得できない判決に 処刑されたこの無念さを思うと本当に胸を痛めます。 人間も動物も大切な命を無駄に失うことは絶対にあってはいけない事なのです。 人間と言う動物だけが戦争と言う悲惨な戦いをし今でも世界では起きています。 動物は生きるための戦いでそれ以外のことで命を奪いあうことはしません。 不謹慎かもしれませんがふと、 このテレビと犬達のことが入れ替わって頭をよぎってしまいました。 「悪い事もしていないのに何で処分されるんだ。。」と、 きっと言葉で話すことが出来なくともそう思ったでしょう。 このお盆期間中はどこのセンターでも処分は休止しています。 我が家でも亡くなった子たちが帰ってきていると思います。 御馳走を供えてあげましょう。 そして明日の「送り火」で天国へと戻っていくことでしょう。 世界中の人間も世界中の動物達も 仲良く平和に暮らせる世の中であってほしいと心から願っています。 |
宮崎県の口蹄疫問題で、最後の6匹の処分に対して処分一辺倒の国と
何とか延命を陳情している宮崎県知事の衝突のニュースを見て感じました。 もちろん口蹄疫が起きたときは全頭処分という決まりになっていることは理解できますが、 酪農家の方の人生をかけて作り上げた種牛に対する愛情と、 熱意に対してもう少し思いやりのある対応が出来なかったのか。 目に涙を浮かべてお願いする1老人の姿に余りにも冷たい対応と感じました。 処分を止めると言うことではなく、1人の酪農家の方の心の痛みを考えれば、 せめて山田農水大臣が自ら訪問してお願いする事は人間として、 まして国民を守る立場の人間として当然の事と思います。 東国原知事が陳情に伺い書類をお渡しした時の態度。 「そこに置いといて」と受け取るわけでもないあの傲慢な態度には怒りを感じました。 最終的にこの6匹の名種牛たちは 昨日処分地「穴を掘ったところ」まで運ばれて処分になりましたが、 トラックに乗るときも大人しく入って行きました。 見送るご家族たちは目に涙を浮かべ手には沢山の花束を持ち、 担当職員に手渡していました。 両手に杖を持たれた酪農家のおじい様は今、 がらんと牛のいなくなった牛舎を見てどれだけ無念な、 悲しい気持ちでいらっしゃるのかと思うと、お慰めする言葉もありません。 DNA検査でも陰性。専門家ももう大丈夫と言われている中、 決まりだからと代執行までして処分するという国の強引な態度に 宮崎県知事が怒るのも分かります。 政治と言うのはどこかにしわ寄せが来ることは避けられないと思います。 しかし人間の心の中も真摯に受け止めようとする配慮が必要だったのではないでしょうか? もし自分の愛犬達が「犬には口蹄疫はありませんが」、そのような事になったら。。。 あの酪農家のおじい様が言われていたように「自分も死ぬ」との言葉が脳裏をよぎります。 山田農水大臣様、今回犠牲になった28万頭の牛ブタの埋葬場所に お線香を持ってお参りするぐらいのお気持ちは無いのでしょうか? 皆さま如何思われましたか? |
今朝、外にいた、いつも吠えない翼がワンワン言うので、見ると門の前にパトカーが止まっていて、おまわりさんが立っていました。
出て行くと「いつも地域の住民のために貢献して頂き有難う御座いました」と言われこれまたびっくりしました。「どうして私がこの活動をしていることを知っているのですか?」とお聞きすると、住民の方から、犬猫のことで地域の方に貢献していると言うことが耳に入って来ていて、今回は警察所長から挨拶に行って来いと言われたとのこと。 地域の貢献のためではなく犬猫のために私はやってきたことなのに「何年前からやっていらっしゃるのですか?また犬猫のことで相談があるときはお電話いたしますから宜しくお願いたします。」言われてしまいました。飼えないとか、犬猫を拾ったとかの相談が来そうで心配です。 でも地域の方達がこの活動を理解し支援して頂いていたのだと思うと、19年間の努力が報われた思いが致しました。いつも3-4匹束ねて散歩している姿が、住民の方の目に止まっていたんですね。きちんとお化粧をしてから出かけることにしまーす。 |
10年前東京都のセンターから引取り縁あって我家の愛犬になったポメラニアンのハナが脳炎とテンカン症状で入院6日の今日明け方天国に行ってしまいました。
2週間ぐらい前から尾を下げて歩いているので変だな?と思いながらも元気にお散歩も行っていましたので気にもしませんでした。しかし1週間位前から階段が上がれず後足が食事の時に開いてしまうことがありました。そのうち夜中になると部屋中を何時間も歩き回り寝られません。泣きながら歩き回るのが目を覚ましている間中続きました。それからテンカンのお薬を飲ませていましたがまるきり効き目が無く、今度は狭い所に何か恐怖から逃れるように頭を突っ込み、でられずまた興奮。水入れはひっくり返し、もう目の前、足元にも注意が出来ずただただハーハーしながら泣き声を出しながら走り回ります。 眠くても自分でどうにもならず、抱き上げるともう直ぐに目を閉じて体の力が抜けて死んだように眠りに入ってしまいます。そして入院し注射で頭の炎症を抑えるために眠らせていましたが、薬が切れるとまた興奮状態になり、また眠らせると言う6日間でした。病院に預ける時に[又来るからね、頑張って]と声をかけながらも、お別れになるかもしれないと感じました。14日は譲渡会で会いに行かれませんでしたが13日にお見舞いに行ったとき状態がよくなったとのお話で少し気持ちが軽くなりました。「ハナ早く帰っておいで]と声をかけると目を開けてくれましたが、これがハナとの最後の時でした。先生がご自宅にまで連れて行ってくださり看病して下さいました。 明け方4時に「ハナちゃんの様態が悪いので、お家に返しましょうか?]とご丁寧に配慮していただきました。脳炎と言う病気は普通に生活していた子が短期間で意識もなくなり、このような状態になるとは知りませんでした。でも今はやさしいお顔のハナになって我家に寝ています。脳炎と言う病気を1匹の犬から教えられました。 |
小泉容疑者が数年前どこかの愛護団体の里親探しの活動をお手伝いしていたとの事で、今日のニュースに証言をしていた女性の愛護団体はどこかを知らないかと事務局に多数の新聞社などからの問い合わせが来ています。大変迷惑な話で、人間の命を絶つような人間が動物の愛護活動なんか出来るはずはありません。今回の事で処分に出した飼い主達が心を痛めてくれることを願うしかありませんが当会はいっさい関係も関与もありませんと御返事をしております。
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今回このような許し難い殺傷事件がおき、犯人の小泉容疑者は「30年前ペットを保健所に殺された。今も50万匹も毎日あいつらは殺している、殺生はするな」と言っているとの事。これが動機とは思えませんが、そうだとして、じゃー誰がその原因を作っているのでしょうか?保健所の人ですか?そうではないでしょー。無責任に動物を飼い安易に捨てたり、手術もしないで産ませたり、商品として産ませるブリーダー、鑑札をつけないため逃げても捜せない飼い主、放棄し処分に持ってくる飼い主が多いためにでしょう?。先日放映されたニュースを見てそれに30年前の自分の親が保健所に愛犬を処分に連れて行ったときのショックだった気持ちが思い出され、単に今回こじつけて言っているのだとは思いますが、それにしても何の罪のない方々の命を奪うなんて、人間としてこの世に生を享け、生涯を過ごしていく中どこで心がまがってしまったのでしょうか。.動物たちの心を見習わなければいけないのは人間のほうだとは思いませんか?お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたします。
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17年3月7日センターにメスのダックスが3匹一緒に捨てられて収容されていました。その母犬達は全員妊娠していて、中でもこのミント君のお母さん犬「スゥイート」はもうはちきれそうなお腹をしていました。病院の検査でもう1週間位で生まれますと言われてしまいました。
どうしようと、悩みましたが先生の奥様が育ててくださるとの御返事を頂き16日に5匹のダックス子犬が生まれました。そしていよいよ里親様にお渡しの時期になったとき、このミント君だけが心臓奇形である事が判明しました。大学病院の検査でも6ヶ月は生きられないのではとのことでした。 それで今まで先生の御自宅でこの3年と7ヶ月「16日で7垢月でしたが」手厚く育てて頂きました。しかし金曜日頃から息が苦しそうにしていたため酸素室に入れてもらい楽になってきたように見えたそうです。しかしそこから出すとまた苦しそうにしていているのでまた酸素室に入れてもらい、昨晩明け方3時にはまだ生きていて、6時に先生が見にに行かれたときには、ベットにお顔を乗せて本当に安らかに苦しみもなく天国に旅たって行ってしまいました。 ダックスの繁殖は掛け合わせていけない色があり、母犬がクリーム色でしたからこの兄弟の1匹のシルバーダップルの色を出すために、お父さん犬が薄いシルバーを掛け合わせたのかもしれません。そのためにこのミント君がすべてのマイナスの遺伝子を引き継いでしまったのでしょう。 小さいときから自分の体の調子が悪いのを感じていたのか、子犬なのに他の犬と思い切りじゃれる事はしなかったようです。苦しくなるのを知っていたんですね。センターの残りの2匹の妊娠犬も3匹子犬を生みましたが水頭症、などで全員が死亡しました。ブリーダーは高額で売れる色を出すために他の子達が奇形が出る可能性があってもこのように無理な繁殖を繰り返したのです。 でもミントは今まで一生懸命に生きました。この先もっと苦しめば安楽死も避けられなかったかもしれませんが、飼い主の先生はじめ、奥様に心の悲しみを与えないように自分で静かに一生を終えていきました。親孝行な子でした。ミントのお顔は本当に気持ち良さそうに眠っていました。天国でお友達と思い切り走って遊んでね。ミント小さな体で良くがんばりました。みんな、貴方の生命力には感心していますよ。安らかにお眠りください。 PS 藤沢市でこのような多頭の遺棄が何度もありました。9匹が学校の校庭にダンボールに入れられ遺棄、ポメラニアンが4匹遺棄、シェルティー、ダックス、シーズーがダンボールに入れられ遺棄、同じ人間が捨てているのでしょうか?これは犯罪です。 |
19年前、駅前で保護したミックス犬のチロが今朝天国の友達犬の元に旅たちました。
後足が麻痺しそのうち前足も麻痺し歩けなくなって寝たきり状態の1年半でした。 この子に多くの保護犬、保護猫達が面倒を看てもらいました。猫嫌いだったのに目が開いたばかりの乳飲み子猫を保護したとき、子猫が母親と思いチロのお腹の中にお乳を吸いに入っていったとき、何を思ったのか、大切にお腹のしたに入れて温めだしました。 それから毎日子猫がケージから出ると「どこをくわえようかな?」言うように柔らかく尾を口にはさみ、ケージに戻します。チロは散歩も行かず子猫を私が出すと、「返して」と言うようにもう必死で抱えてしまいました。 その子猫が里子に出たとき1ヶ月は車の中、預かって頂いた家、など可哀想なくらい探していました。こんなに母性愛が強いとは思いませんでした。 ホームレスの人が連れ歩き無理やり口を開けられお酒を飲まされていたり、後足を持たれて逆さまにぶら下げられていたり、それでも6ヶ月のチロにはご飯をくれる飼い主だったのでしょう。見かねて連れ帰ってきたとき私は4ヶ月前にシーズーのロリーをなくし2度と犬は飼わないと思っていました。しかし人間は不思議ですね。毎日世話をしなければならない対照がいると愛犬を亡くした悲しみが自然と良い思い出になっていきました。 それからチロとの保護活動が始まりました。お見合いに我家に来られた沢山の方達にも可愛がって頂いたチロ。皆様にもチロからお礼を言っていると思います。昨晩10日間も何も飲まず食わずで骨皮になり声も出なくなった状態で私の帰りを待っていてくれました。何度か口をもぐもぐして何かを言っているようでした。「これからもがんばってね」と言われたような気がします。目が乾燥していたのにチロの目頭から涙が流れていました。チロ長い間ありがとう。 |
19日(月)に無事に捕獲されたそうです。
マスコミや捕獲のための多くの人が集まり、犬の警戒心をあおっていたことにより捕獲が難航→日曜日から人数を減らし以前の状態に近いように戻し安心感を与えての作戦に切り替えた翌日のことだということでした。 ++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございました。 |
今日打診しておりました「愛媛犬猫の会」様より御返事を頂きました。この子にはもう里親さんが決まっているそうですがなにせ警戒していて保護が出来ないとのことでした。今日のニュースでも保健所の職員が大きな網を持って追いかけていましたが、びっこを引きながらでも犬のほうが逃げるのも早く山の中に入って見失ってしまいました。今度は工場の敷地内に入ったら扉を閉めて捕まえようと試みていましたが、入り口より奥にはまだ入らずエサだけ食べていました。しかしこの敷地にはいってもあのフェンスは乗り越えて逃げてしまうのでは?と危惧しています。1日でも早く保護されて痛々しい傷が癒えてほしいです。でも陰で話題にはならずこのワナにかかったまま息絶えた犬もいるのではないでしょうか?
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愛媛のワイヤーロープー被害犬のことで愛媛県庁に問い合わせをいたしました。がっかりでした。これは今猟期のため、イノシシを取るためにハンターが仕掛けたワナでした。捕獲ワナは法律上許可されていて、そのワナに持ち主の名前を明記するようになっているそうですが今回の犬がどこで引っかかり、誰がロープをただ切ったのかは分からないとのことでした。行政がやっていることではないとなると、訴えようがありません。しかし負傷動物の保護はみとめられていますので、何とかあの犬「お産直後?」を保護し足の肉に食い込んでいるワイヤーロープを取って上げたいのです。しかし愛媛県の愛護団体の協力がないと不可能です。顎が外れぐちゃぐちゃになっている犬など、この被害はかなりの数になっています。動物の命を趣味として、楽しみとして奪うハンターのむごさには、理解出来ません。今愛媛県の愛護団体に打診しています。また後日お知らせ致します。
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14日 TBS12時ごろの報道番組の中で「四国で被害続出、ワイヤー被害犬」のニュースの終わりを見ました。
イノシシが大繁殖し畑を荒らすためワイヤーロープを張っているらしいのですが、それに犬達の足が絡まり暴れて取ろうとするとどんどん足に食い込み、住民は犬が泣き叫ぶと、絡まったロープを取らず、先のほうを切って逃がしているとのこと。 1匹の授乳中のようなお乳をした犬の足の肘のところに食い込んだワイヤーロープを着けたまま歩いている映像が映りました。ワイヤーは腐りませんから犬の足が腐り千切れるまで、どれほどの痛みか知れません。四国のどこの県か分かる方はお知らせください。すぐに陳情の書面を送りたいと思います。 ※追記 お知らせありがとうございました。愛媛県と分かりました。 |
1ヶ月ほど前に、今日12月4日放映の2時間スペシャルのドラマのことでTBSのディレクターの方より相談電話がありました。収容所の撮影をしてもらえないかと。お話をお聞きしてあまりにも現実とは違う筋書きで、このまま放映されたら視聴者は「センターは簡単に欲しい犬をだしてくれて、また飼えなくなったらセンターに返せば再度里親さんを探してくれる」と思ってしまう台本でした。
1時間ほどいろいろな経験から内情をお話しました。「脚本家も放映が決まっていてもまだ台本が進んでいないんです。やはりいろいろ調べると壁にぶつかっているんでしょう」と言われていました。テレビの力は見た方に誤解をされるような面白おかしく書かれると、それが真実となってしまいます。今晩9時、TBS「6チャンネル」効果ある内容になっている事を願います。 |
5年前、東京都から引き取ったシェパードのベル。車が大好きで、ドアーを開けると、飛び込んで乗ってきました。引き取った時から、後足の歩行が異常で神経麻痺のような状態でした。その上、下痢が治らず、保護してくださった方にも大変なご苦労をかけさせてしまいました。そんなリスクのある子をこころよく引き取ってくださったY様ご夫妻に感謝いたします。
しかしこの2週間ぐらい前から椎間板ヘルニアで足が歩行困難になりお車が無いので、8日間お迎えに行き「電気ビーム」をかけに連れて行きました。その甲斐あって、だいぶ歩けるようになりました。車を毎日玄関で待っていた41キロのベル。前足は車に乗っても、後足が乗らないので「乗れないようー」とヒーヒー言いました。 治療がおわった2日後の27日、朝2時に玄関の中で首を下に落として亡くなっていたと連絡を受けました。前の飼い主が車に乗せて広場にでも行き、ボール投げをしたのでしょう。ボールを見ると動かない足を引きずってでもくわえていたベル。最後の8日間、毎日車に乗せてあげられたのが、せめてもの、この子にしてあげられた、ご褒美でした。 最後まで小さい時の元飼い主との思い出を持ち続けた、健気な心に痛々しさを覚えます。天国でボールをくわえて、思い切り走りなさい。。ベルよ、やすらかに。推定10歳 |
取材の応募があり、28日預かりの方宅で里親希望の方と犬のお見合いを取材に来られました。「たしかな目」という本の記事に当会の事を載せてくださることになりました。私はすっかり忘れていましたが、取材に来られた方はかなり前に「愛犬チャンプ」という月刊誌に当会の活動を取材された方でした。
「里親さんになっていただける方はどの位の確立でいらっしゃるんですか?」と聞かれ「応募数の中で1割ぐらいです」と言うと「えーそんな少ないんですか」とびっくりされていらっしゃいました。一度不幸になった犬猫達ですから2度と飼い主が代わることがないように慎重に選ばせて戴いています。 この日来られた希望者のお一人の方が「随分、敷居がたかいんですね」と言われましたが「勿論です」と私。「もし貰い手がなかったらどうするんですか?」「いいえ、何年かかってもその子にぴったりの里親さんが見つかるまで探しますから大丈夫です」とお伝えしました。ご縁とは不思議な物で決まる子は1週間位で巡り会い、また1年がかりの子もいます。こればかりは、どうすることも出来ない不思議な力が働いているように私には思えます。 いずれにせよ、無責任な元飼い主が作りだした悲劇です。ゴールデンウイーク前、夏休み、暮れ、春休みはセンターは満杯、人間が移動する時期と重なっている事って、やはり、捨てているんですね。 |
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