昨晩里親様からファックスが入りました。
読んでいくうちに余りにもひどい対応で、 私は風邪でダウンしていましたがすぐお電話いたしました。 当会の譲渡犬ではないのですが、 近所の方から引き受けた2キロのチワワの女の子。 22日元気に不妊手術のために 相模原市千代田のG動物病院にお願いして来たそうです。 午後電話が入り「心停止した」と言うので慌てて病院に駆けつけると 先生は心臓蘇生をしていて口からチューブが入れられ 「空気を入れるため」との説明があったそうです。 しかしこのあずきちゃんは舌が出て目を見開き死亡していました。 手術後、目の届かない場所に置かれ この獣医が気がついたときにはすでに死亡していたのでしょう。 しかし一応努力している様子を見せたと思います。 医療ミスを認めたにもかかわらず「5万か10万位渡しておけ」と。 そして聞くに堪えない言葉が。 「Iさんの息子さんはこれから手術を受けるなら この子が代わりになってくれたと思えば良い」と。 獣医の奥様も「残念でしたねー」と何の謝罪もなく、 あずきちゃんは返されたそうです。 Iさんはしばらく遺体を抱いたまま外をさ迷っていたぐらい悲しみと 自分が連れて行った事に心を痛めたそうです。 そして23日元親の方がこの病院を訪れ「手術室を見せてくれ」と言い 最初は阻止していたがやっと手術室を見せたそうです。 そこは病院の裏にある廃材や家具、使った注射器等が散乱し、 昨日の手術に使ったチューブ、注射器がそのままに放置され テーブルが1つある汚い倉庫[物置」のようなところだったそうです。 暖房もない裏の倉庫に置かれ手術後2時間ぐらいほったらかしだったそうです。 気がついたときには心停止していたとのこと。 あれほど元気に走り回っていた子を 数時間後には動かぬ体で返されたIさんの気持ちを思うと許せない思いです。 Iさんは解剖をして原因を究明しようと他の獣医にも聞いたそうですが [死後3日」経っているので原因は判明出来ないと言われたそうです。 Iさんは悔しい気持ちを私に相談したくて連絡頂きましたが、 この医療ミスはまして動物に対する行為は裁判にかけても黒白をつけることは難しいです。 しかしIさんは第2、第3の被害が起きないためにも訴えたいと思っています。 吐いた跡があったとのこから、多分気管に吐いたものが入ってしまい窒息死したのでしょう。 医療ミスとは確かに起こってしまうことはあります。 しかし対処が早ければ助かる事です。 この獣医は獣医師として動物に接する姿勢を反省し また飼い主に対する心からの謝罪する気持ちがない限り このような[命」を失う医療は今後も起きるでしょう。 たかが動物じゃないかと思うようでは獣医師としての資格はありません。 獣医としてではなく1人の人間としての本質を疑う事件でした。 あずきちゃんはお腹にものすごい大きな切開跡があり 悲惨な体で命を奪われることになりました。 冥福を祈るとともに、 飼い主様の傷ついたお気持ちが少しでも癒されますように切に願っています。 PS 「許せない思いであえてこの動物病院の場所の一部を公開しました」 |
ここに掲載をすることをどうしようか考えましたが
気持ちが収まらないので載せる事に致しました。 昨日、動物病院、ペットショップ等の店頭に置かれている あるフリーマガジンの担当者からメールが来ました。 今までもセンターの犬達にお心かけて頂いて、 ある意味感謝いたしております。 しかし今回の提案には余りにも現実を履き違えたことで非常に不愉快になりました。 関東圏内で77店舗の生体販売をしている会社から 「保護犬達に無償でマイクロチップを入れて捨て犬を減らす貢献をしたい」と 申し出があったそうです。 私達団体が命を絶たれる犬猫を必死で助けなければならない現実は どこに原因があるのでしょうか。 マイクロチップを入れてそれが減るのでしょうか。 日本全国で生体販売をしている優良なペットショップはどれだけあるのでしょうか。 この会社のブログを拝見しますと「2000匹の子犬子猫。サマーフェスタと言うセール、 1万円―5万円の特価コーナー」と書かれていました。 このように薄利多売の販売方法をすることで、安く手に入れた飼い主たちは 自分が病気になった、 子供を咬んだ、 引っ越しする、 仕事が忙しくなった、 出産を控えている、 同居犬と仲が悪い、 飼育不可の住居で問題が起きた、 老人ホームに入る、 犬猫の治療費がかかる、 子供がアレルギーになった、 世話が大変だ等 このような安易な理由で簡単に捨てるなり、処分にセンターに連れてきます。 最近キャリーバッグに入れたまま公園、電車の中、 ゴミ捨て場などに置き去りしていくケースが増えています。 またマイクロチップが入ったまま捨ててしまい センターから連絡しても返答が無いケースも多くなりました。 この原因も「店頭販売」をしているところで衝動的に安いからと 買ってくる人間がいかに多いかを物語っています。 そしてそこに並んでいる子犬猫達の母、父が虐待に近い「虐待と思える」繁殖場で 運動もさせてもらえない、皮膚病でも治療しない、エサも満足に与えていない、 糞尿まみれの小さなケージに何頭も押し込まれただ産むための 機械のように扱われている現実に目を背けてはいけないのです。 今回の御支援の事はどんな社会貢献をしたい等と言われていても、 「店頭販売」廃止を唱えている当会は断固辞退いたします。 またこのような企画をしようとするならば、 その店頭販売会社がどのような所「子犬工場」で子犬子猫を産ませているのか実態調査し、 販売方法に問題が無いか、その位の事前調査をするべきではないかと思います。 信念を持ってその犬種の繁殖をしているブリーダーさんもいらっしゃいます。 そのような方はペットシップには卸しません。 またこんなに沢山の子犬子猫を店頭に並べ全ての子犬猫が 買われて行くことはあると皆様は思われますか? 商品としての命を最後まで責任を持って販売していたら採算など、 とれるはずがありません。 現状はかなり売れ残っています。 そして売れ残った子達の行く末は???。 ペット産業も下降線になり始め多くの繁殖場が倒産しています。 このように「薄利多売」の店がある限り現実の悪循環に終わりはありません。 |
神奈川県動物保護センターからの紹介という方が最近多くお電話を頂くようになりました。
神奈川県のセンターには収容される犬が少なく、 また成犬は一般譲渡はしていません。 全て団体譲渡で後の管理は会が責任を持って行う事になっています。 譲渡前に手術、ワクチン、フィラリア検査、検便、マイクロチップ等のケアーをして ボランティア料金の経費は新飼い主様にお願いをしていま。 それ以外の乳腺種、歯石、結膜炎、外耳炎、下痢、血液検査、レントゲン等の治療を 会で負担をして皆さまに家族にしていただいております。 今かかってきた、女性「30歳」は チンの6か月位の子をペットショップで6万円で買ったけど、 ワクチンしてあると言われたのに1週間でジステンパーで死亡してしまったとのこと。 そこでセンターで無料でもらえるとかけたようです。 お話の中で、マンションとのこと。 「ペット許可されていますか?」 「皆飼ってます] [分譲ですか?] 少しためらって「そうです」 「それなら購入した時に書類にペット可と書かれていませんか?」 「それは大丈夫です。」 「犬は無料ですが最低限の手術代等かかりますが良いですか?]と聞くと 「ワクチンしてないんですか?」と聞くので 「ワクチンだけでなく、センターからのお約束で手術もしなければなりません」 「不妊手術ってなんですか?」と聞くので 丁寧にお話をした挙句、 最後の言葉が「あんたたちは金もうけでやってるのか」とガチャンと電話を切られました。 金もうけという言葉を発するとは何と言うことでしょうか。 このような事でお金儲けなんか、どうして出来るのでしょうか。 このようなレベルの低い人間が犬猫を飼い、病気したりすれば捨ててしまう。 動物にお金をかけたくない人は、犬猫等の飼育はしないでほしい。 余り腹が立ったので、神奈川県のセンターに 「紹介するのは良いですけれど、このような経費はかかりますと言ってください」と電話をしました。 職員の方もびっくりされていて 「一応言っているのですが、ご迷惑をおかけしました」と謝っていました。 このような人間に飼われる動物は不幸ですね。 私たちの活動は飼い主様とのお付き合いもしていかなければなりません。 その譲渡犬猫が生存している間は、いろいろな相談にも対応して行っておりますから、 やはり気持ちよくお付き合いを出来る方でないと、犬猫達もかわいそうですから。 このお電話してきた女性の方、 貴女はもう少し動物との関わり方を考え直されたほうが良いのではないですか? |
日本TVの番組の中で、生まれたてのミックス犬の子犬を紹介していました。
スピッツ×プードルで「スピプー」。 マルチーズ×パピヨンデ「マルヨン]。 マルチーズ×ダックスで「マルックス」、 この他にもゴールダ―、 しかし、こんな犬種あるわけないじゃないですか。 単に珍しい犬を作れば売れると言うブリーダーの商法に皆引っかかっているだけです。 こんな番組は不愉快極まりないですね。 この他にも、マルシーズ、チワックス、ダップー、 巷にはこのような名前を付けられて売り出されています。 またそれを鼻高々で「この犬は珍しい犬なんですよ」という飼い主。 以前動物病院に来た患者さん。 「豆ラブです」と先生に犬種を言っていました。 ラブと柴の掛け合わせをそのような名前で売っていたのを買ってきたそうです。 「そんな犬種はありません]と先生。 「えっ、そうなんですか?」。無知としか言いようがありません。 売れればいいと、あえてミックス犬を作り産ませている繁殖屋が日本国中沢山います。 そのような事をするところでは他の繁殖犬達の管理も見なくとも想像がつきます。 別にミックス犬だからダメということを言っているのではありません。 たまたま誤ってミックスが産まれてしまい処分しないで飼い主を捜すというのなら許せますが、 今はそうではないんです。 プロとしてのプライドも無くただ売るためにミックス犬を作っているんです。 買う側の人間ももっと利口になって欲しいですね。 犬を飼育するための勉強を自ら試みてから、飼い主となっていただきたいです。 余りにも、知識が無く犬猫を簡単に買ってくる人間が多いのは呆れてしまいます。 簡単に買ってきた人は簡単に放棄します。 お決まりパターンのようですよ。 |
ペット里親会さまのブログに、
焼けた看板の上に炎天下子猫を乗せて 人が集まるのを喜んでいる爺さんが、 以前掲載した時から今だやっていると書かれていました。 どうか皆さま中央区の警察、 東京都動物愛護相談センター本所「03-3302-3507」に 動物虐待に当たると抗議の電話を入れてください。 またその現場に遭遇された方はすぐに警察に届けてください。 なにせ、その虐待に当たる現場を通報しなければ警察は動いてくれません。 子猫はどうして飛び降りないのか?睡眠薬でも飲ませているのか。 またトイレをするからと水も与えていない。 もしかしたら以前の子猫は死んでしまい、 また新しい子猫を連れてきているのではないかと疑います。 いずれにせよ、見た方々は「あー可愛い」ではなく、 その爺さんに抗議し、通報しなければいけませんよ。 動物はおもちゃではありません。 |