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飢餓状態の犬のフード支援
飢餓状態で共食いまで起きている犬達に全国から沢山のフードが届きました。今お陰様で倉庫に置けないほどのフードが届き犬達はお腹いっぱい食べられたことで顔つきも穏やかになりました。そこでLIFEの会様宛のご支援を一時中止させてください。しかしこの場所の犬達は順次「茨城県動物保護センター」に少しずつ収容していきますのでセンターの方にご支援いただけましたら有難いです。

〒309-1606茨城県笠間市日沢47、茨城県動物指導センター宛て。
ウイークデーの4時ごろまでに着くようご配慮お願い申し上げます。
皆さまの暖かなお気持ちを感謝申し上げます。




2018-37追記
「フードのご支援」

皆様どうもありがとうございました。今回の多頭崩壊飢餓現場へのフードのご支援はかなりの量を送っていただき当座は間に合いますので茨城県動物指導センターへのフードのご支援もいったん中止させていただきたいと思います。まだこの先長期戦になるかと思いますのでその時には再度お願いをする事と思います。皆様の犬達への暖かなお気持ちには深く感謝申し上げます。今後ともこの子達の幸せなスタートが出来ます様、家族に迎えていただける方がございましたらご紹介をお願いいたします。本当にありがとうございました。

[2018/03/06 12:54] | 命の現場 | page top
②「飢餓状態の犬達大きく動きました」
今日は多くの団体様、茨城県動物指導センターの職員様多数が現場に行ってくださいました。妊娠の可能性「疑い」がある子、小さな子達7匹が現場から出されたそうです。そしてアルマ様が2匹を引き取られセンターには5匹が収容されました。妊娠している可能性の子は手術をセンターでするそうです。

このほかにLIFEの会様が2匹のご縁を繋ぎ9匹の子がこの現場から助けられました。本当に良かった。泣けてきます。「しっぽの仲間」「アルマ」様の代表様、牛久の「ホーリーキャット」様、「けいせつ基金」のs様が現場に駆けつけて下さり個体管理の番号を付け雨をしのぐためターフを広げて犬達の避難場所も出来ました。でもまだまだ沢山の犬達がいます。どうぞ今後ともご支援お願い申し上げます。

今日の様子は「けいせつ基金」様のブログに掲載されています。お読みください。
https://ameblo.jp/totojanice/entry-12357840307.html


追伸
茨城県動物指導センターの職員の皆様。沢山の収容犬がいる中「80匹位」で早速現場に向かっていただき7匹の犬を保護して下さいまして有難うございました。妊娠の疑いのある子はすぐに手術をするそうです。自治体と愛護団体がこうして協働で「犬達優先」の動きをして頂き感謝申し上げます。

[2018/03/05 20:31] | 命の現場 | page top
「蛍雪基金様のブログより。」飢餓状態崩壊現場①
今回の鉾田市の飢餓状態の犬達の事は早急に動かないと弱っているイヌ、妊娠しているイヌなどがかみ殺される危険な状況になっています。今日も3匹の犬が死んでいたそうです。エサをばらまく事は非常に犬達の攻撃性をあおる為、喧嘩が起き殺し合いになるのは当然です。1日も早くここから救出しなければならないと思いますが当会もまた愛護団体様もどこも満杯状態。最後はセンターにお願いをするしかありません。

「蛍雪基金」のS様もブログに書かれていますが明日センターにお願いに行くそうですが受け入れられるかどうかは不明。茨城のセンターには80匹ぐらいの犬が常時保護されているのが現状ですからそこにまたこの子達を収容することはかなり難しいと思います。メス犬、妊娠しているイヌ、弱っている犬だけでも保護してもらうように当会も6日にセンターに行きますのでお願いしてきます。

このような危機状況に置かれている犬達があのピースワンコのように手術もしていないまま脱走でもされたら大変なことになります。多くの皆様が今回フードの支援をして下さり本当に有難くお礼申し上げます。しかしこれで終わったことではなく今後この50匹の犬達の手術代、狂犬病注射代も必要になってきます。どうぞその為のご支援もご協力宜しくお願い申し上げます。詳しくは「けいせつ基金」様のブログをお読みください。
https://ameblo.jp/totojanice/


また変化がありましたらご報告していきます。
[2018/03/04 20:52] | 命の現場 | page top
繁殖場の地獄の光景です。
すし詰め子犬工場、地獄の光景
マスやケージ所狭し、強烈悪臭
2018年3月1日 午前7時20分
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/299941

このような光景、全国にまだまだあるのでしょうね。これでもペットショップで買いますか?とお店の横で問いかけたいくらい。
[2018/03/01 19:44] | 命の現場 | page top
子犬のせり市を廃止にするべき
子犬工場「繁殖場」で質より量の繁殖をする業者は
生まれた子犬を毎週開かれている「せり市」に出品します。
子犬たちは段ボールに入れられ流れて行きせりにかけられ売られていきます。
しかし最近この「ペットブーム」に陰りが出てきて売れなくなってきました。

しかしそこに目を付けた中国のバイヤーが日本から子犬を繁殖用に買っています。
「あの恐ろしい殺し方をする中国」へ日本の子犬たちが持って行かれ、
売れ残ったり繁殖に使えなくなったり、病気になれば「食肉」として殺される可能性が出てきました。
ペットとして飼う方がいても盗まれ肉用に売られてしまうこともあり得ます。唖然としました。

今まで「中国犬肉祭り」廃止の署名を集めたり助けている楊さんへの
フード支援など犬達を1匹でもあの非人道的殺し方をする
「生きたまま熱湯に投げ込まれ蓋をされ茹でられる。
首つりさせ叩き殺す、
生きたままバーナーで焼き殺す等」人間から助けられればと活動してきました。

しかし我が国からそんなおぞましい事をする国へ犬達が運び込まれているなんて。
言葉もありません。
「せり市」が廃止になればそこに出す「パピーミル」の大量繁殖業者は売る場所を無くします。
そうなればそのような繁殖場は減っていくでしょう。
あくどい人間はどんなことでもして「命」をお金に換えてしまいます。

そして最終的にはペットショップでの「生体販売」を無くすべきだと思います。
衝動的に猫犬猫を買い最後まで飼養しないで放棄する飼い主がとても多い現実を変えるのは
「殺処分0」の前に「飼い主放棄0」を唱えるべきです。
まず業者の「蛇口」を閉めることが最優先するべきではないでしょうか。

[2016/09/11 17:24] | 命の現場 | page top
我が子のもとへ
昨日は収容所から親子犬を他団体様が引き取り
茨城から鎌倉へ移動することになっていました。
3日前母犬はリードをかみ切りドアーを開けて
「鍵がかかっていなかったので」逃げてしまいました。
余程怖かったのでしょう。
そこで「捕獲箱」を設置し昨日夜8時に子犬たちがいる場所へ戻ってきて
捕獲箱に入っていたそうです。

母犬はまだ1歳未満、初産だったようですが
母性本能で子犬のもとに帰ってきました。
しかしこのような犬を再度譲渡は難しいと言うことで
茨城の団体様はセンターに戻すと言うことでした。

それを聞いて鎌倉の団体様kさんは「処分になるなら引き取ります。
子犬だけ助けて母犬を処分なんかは出来ない」と
昨日は2回も子犬の引き取りと母犬の引き取りに夜中の12時半まで動きました。

今日は子犬たち4匹もママのそばで泣かずに寝てミルクも飲んだそうです。
母犬も手から食べ物を食べてくれたと報告がありました。
2日間不安な思いで何も食べれず彷徨い
子犬のもとへやっと帰って来た気持ちを思うと泣けてきます。
せっかく子犬のもとに戻れても自分が処分になる事も知らずに一生懸命戻ってきたのです。
戻ってから処分になるのでは確かに残酷です。

この母犬が今までどのようにここまで生きてきたのかは分かりませんが
いずれにせよ無責任な飼い主が飼育放棄し自分で生き抜いたのでしょう。
うろついている間に妊娠をし出産、
すぐに6匹の子犬が収容されて「多分通報された」次の日母犬も捕獲されました。
何度も子犬たちと離れ離れになりながらそれでも健気に子犬の元へ戻る愛情は
動物と言えど人間も見習わなければなりませんね。
どうかこの親子たちが幸せに将来を生きられるよう心から祈っております。
当会で保護しています兄弟犬もこれから里親募集をしていきますので
皆さまどうぞ宜しくお願い致します。

[2015/12/21 19:20] | 命の現場 | page top
被災繁殖場廃止の要望
茨城県常総市の犬繁殖場業者に対し
「動物取扱業」の登録剥奪の要望を「県生活衛生課」と
「茨城県動物指導センター長様」あて郵送いたしました。
9月の鬼怒川決壊でここの半数の犬は水に流され残された犬は
ミイラ化した遺体の放置された部屋に置かれ最悪の状況でした。

業者は満足な世話もせずカラオケなどに遊びほけ、
見かねた被災ボランティアさんが餌、水などを与えていたそうです。
しかし犬のボランティアさんではないので
満足なお世話することが出来ないのも当然の事。

このような悪辣繁殖場は茨城県には今までもありました。
このような事例を容認するようであれば、今後も、業者の劣悪管理は起きるでしょう。
茨城県は「殺処分全国1」から「全国2」に今年は変わりましたが
そんなことはどうでもいいことです。

数字上減ったことより動物行政の内容、質の問題です。
茨城県橋本知事様、「動物の事より人間のほうが先だ」と言われていましたが、
もう少し動物にもお心かけていただけないでしょうか。

[2015/11/29 17:16] | 命の現場 | page top
殺処分0の裏では
日本中で「殺処分0」と言う言葉が広まってやっと動物たちの尊厳も認められたと
称賛を浴びていることは本当に喜ばしい事と思います。
しかし皆様は処分0になってそれでは行き場がない犬猫はどうなるのか、
誰が最期を看取るまで保護するのだろうかと考えたことはないですか?

処分は無くなっても捨てられたり、放棄される犬猫は後を絶ちません。
自治体に認可していただいている団体様が必死で引き取り、
里親探しをしても終わりはありません。
そして里親様に渡せないような高齢、病気、
難しい性格の犬「猫」はどうしても溜まってしまいます。

でもその子達もたった1つの大切な命です。
出来る限り治療し手をかけ、時間をかけ、里親様にお渡しできるように
日々大変な労力で保護をしています。

「殺処分0」と言うのは簡単です。
しかしその言葉の裏でどれだけの
心身ともに費やす活動をしているかをご理解いただけますか?。
最終的には「放棄0」が実現しない限りいつか、
この「殺処分0」は夢物語の言葉になってしまいます。

最近「多頭飼育崩壊」が増えています。
無責任に犬猫を手術もしないで飼育し、
ある時どうにもならないような頭数まで増やしてしまいそうなってから放棄する飼い主。
それを引受けるのは誰でしょう?「愛護団体」しかいませんね。
特に猫の団体さんは自分の生活まで犠牲にして大変な活動を強いられています。

飼い主は「愛護団体」だから後始末してくれる事は当然と思っているのでしたら大間違いです。
また繁殖業者が放棄する犬猫達。
これも法改正で「終生飼養」を義務つけたため自分で里親探しをするか、
最後まで飼うことになります。

しかしそのような事をするはずもありません。
ボロボロになった繁殖用の犬猫達を回収する業者まで出てきています。
業者から愛護団体が引き取り里親探しをすることも、
今現在営業をしている業者からの引き取りは効果がありません。
業者は「渡してやっている」と良い事をしているような考えで後始末を団体にさせています。
これも引き受ける段階で「引き取ってあげている」ぐらいの
強い負荷を与えるような姿勢で対応しなければ単に
「繁殖リタイヤ―の引受業者」になってしまいます。
これではこの繁殖業者の営業を支援していることと同じです。
最終的にこのような「繁殖業」と言うものが無くならなければ
真の「殺処分0」とは言えません。

市場に出回る子犬子猫が1年で2万頭もが生後間もなく親から離されストレス、
衰弱、病気で亡くなっているということが判明しました。
これでは殺処分と同じです。
このように「殺処分0」の真の実現には遠い道のりの幕開けでしょう。

[2015/10/19 08:32] | 命の現場 | page top
パワハラで自殺された職員
栃木県のセンターで動物のために働いていた職員、山崎さんの自殺を
センター側が「パワハラ」を認めたそうです。
1人の命を犠牲にし改善するなんて言語同断。
山崎さんの志を忘れずに世の中が動物にも人間にも
優しい世の中になることを願います。

山崎さん、お会いした事はありませんが
貴方様のお気持ちはセンターにいる動物たちはきっと感謝している事でしょう。
お疲れさまでした。
ゆっくりお休みください。
[2014/05/27 04:22] | 命の現場 | page top
追伸
「拡散して下さい」の中の亡くなられた職員、
山崎氏が抱っこしている犬は「共食い」現場の犬でした。
この飼い主は1メーター四方の檻に8匹もの犬を詰め込み
糞尿の中で犬達はエサも与えられず共食いをしていました。
それで栃木県は飼い主を[動物虐待」で逮捕したいきさつがあります。
「上三川の虐待犬」で検索してください。
以前当会のブログにも掲載致しました事件です。
このような悲惨な現場の犬を「糞尿で毛が固まり、
ハサミさえ入らない状態」綺麗に洗ってあげてお世話をした山崎さんの気持ちを思うと
本当にどれほど悔しかったか、むなしかったか心を痛めます。
山崎さん、私たちは出来る限りそのような運命の犬達を助けます。
どうか天国からエールをお送りください。
[2014/05/24 16:17] | 命の現場 | page top
拡散してください
こんなに一生懸命にお仕事をされていた栃木県の職員の方が自殺されたそうです。
栃木県のセンターの動物への意識の低さから
このような心ある1人の職員の死が闇へ葬られてしまいます。
皆さまに知っていただき日本国中のセンターの職員の方が
「1匹でも多く命を救ってあげたい」と言う気持ちを持って頂ければと願います。
センターの中から変わって行ってくださる事がいかに大切なことか、
私たち愛護団体がいくら、もがいてもそれはどうにもならない事も沢山あります。
動物は人間の力無しでは生きられません。
動物の命を大切にする心を持つことはいつかは人間に反ってくることだと思います。
2度とこのような事が起きないよう、
ここで考え直さなければいけないのではないでしょうか。

にゃんともわんだふるさんの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/bicribicl421/37933591.html


拡散希望!
転載記事《栃木県動物愛護センター職員山崎さんの死を無駄にしないために》


栃木県動物保護ネットワークさんよりシェア

<動物のことをやりたいなら他へ行け~
栃木県動物愛護指導センター・栃木県生活衛生課~>


山崎さんがパワハラで亡くなって以降、
その記事のアメブロなどの内容が削除されています。


以前も県の生活衛生課の職員の横暴をUPしたら、
その団体様の記事が消されるなどのことがありました。
もし、お気持ちがある方がいたら、シェアはもちろんですが、
画像ごと元記事をコピペしていただければと思います。
消されたくない記事なのです。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

長年、栃木県の動物行政の中で、
動物たちのために孤軍奮闘されていた山崎 重寿さんが
職場のパワハラで自殺されました。



享年 50歳・・・
以前から、栃木県動物愛護指導センターの上部組織でもある
栃木県生活衛生課の現課長には
他の人もいる席でだったり、また、センターの上層部から事あるごとに
呼び出されてはパワハラを受けていました。

でも、センター犬で唯一の家族でもある「花子」が生きている間は
頑張るというのが山崎さんの口グセだったのですが・・・

4月14日 山崎さんは職場のお休みの日でした。
午前中にいつも通り、犬のお散歩ボランティアを終え、
お帰りになったそうです。

4月14日の 午後、突然、各方面の携帯に着信やメールなど、
山崎さんから連絡が入りました。
長年、レスキューで頑張ってきたある方へのメールには、
「急遽ここを離れることになりました
○○さんには、ワンコのことで大変お世話になり、いつも感謝していました。
どうかこれからもワンコの達のために頑張って下さいありがとうございました」
家族同然のお付き合いをしていた方へは感情が高ぶった様子で、

電話があり・・・

職場に急に呼び出されて行ったら
(栃木県動物愛護指導センター)センター長と総括から携帯を見せろ、
(塩谷町の現場の)団体に情報を流したのはお前だろうと言われたこと。
もう動愛は辞める。お散歩にはもう行けない。
花子(センター犬で山崎さんの愛犬)のことをよろしく頼む。と電話が切れたそう・・・

こちらにも何回か着信が入ってただ事ではないのが分かったのですが、
電話でお話しできたのは夜でした。
山崎さんは携帯を見せるように言われたこと。
塩谷町の現場について、公務員しか知りえない数字を
団体に横流ししたのはお前だろうと濡れ衣を着せられたこと。
反論はしたけれど信じてもらえなかったこと。
そして・・・動物たちの置かれた環境改善のために頑張っていた山崎さんを
普段から煙たがっていたセンター長と総括たちに・・・

「ここは動物のためじゃなく、人間のための職場だ。
そんなに動物のことがやりたいなら他へ行ってやれ」と言われたそうです。
この日、山崎さんは職場を辞める決断をし、
とりあえず、明日から休むと言ってセンターを出ました。
死ぬ覚悟をして・・・その塩谷町の数字は、
町役場の職員2名と栃木県動物愛護指導センターの係長が団体に話した数字でした。
そして、隠すような秘密の数字でもありません。
栃木県生活衛生課と、栃木県動物愛護指導センターは、
自分たちにとって「ヤバい現場」を
外部に知られたくなかった一心でいつも情報隠しをしていました。
そして、団体側や報道が動くたびに、情報を漏らした人間を探す犯人捜し・・・

そして、ついに現場を解決する努力もせずに自分たちの保身のために・・・

濡れ衣を着せて、人を一人殺したのです。
私も現センター長が栃木県生活衛生課にいたころ
その情報をどこで知ったのかと聞かれたことがあります。
どこで知ったかなんてそんなに大事ですか?
山崎さんのことは全く存じ上げない頃でしたが・・・
前センター長も問題解決に尽力してくださっている先生方との人間関係を詮索したり。
そんなことが何かに役立ちますか?
山崎さんに身寄りがないのは知っていたから自殺に追い込んでも
公務労災にもならないことは生活衛生課課長もセンター長も計算していたでしょう。
居場所とやりがいを奪い、自分を否定され、
唯一の家族である花子との時間も奪われて
山崎さんは生きていけるわけなんてなかったのも
栃木県動物愛護指導センターのみんなが知っていたはずです・・・


だからこそ、14日、山崎さんがいなくなった後、
センターの職員が朝と夕と山崎さんの自宅を見に行っていたのでしょう。
センターは山崎さんを追いこんだら「何かが起きる」ということを知っていたのです。
山崎さんは身寄りがいないばかりに、火葬は宇都宮市生活福祉課が担当しました。
そして、その火葬の立ち合いには
追い込んだ側の栃木県生活衛生課、栃木県動物愛護指導センターの職員ばかり・・・

もちろん職員の中には心ある人はいたでしょう・・・

しかし、
追い込んだ側の栃木県生活衛生課課長と動物愛護指導センターのセンター長の
「こいつ面倒くさいことしやがって」という逆に被害者面をはっきり見ることができました。
葬祭場に団体側の人間がいるのを見つけて固まっていた上層部。
騒ぎになる前にと会葬時間よりも早く、さっさと火葬を開始しようと、
上層部の判断で山崎さんを窯に入れるような対応をしました。
駆け付けた団体側が会葬開始時間よりかなり
早く火葬がはじまっていることを抗議すると
栃木県動物愛護指導センター長が
「会葬案内を出していないお前らが何で来るんだ!帰れ!」と怒鳴ったこと。
殺した人間が、山崎さんがお別れの挨拶を言っていた側の人間に言うことですか?
団体側に会葬案内は来ませんでした。
山崎さんの死を闇から闇へ葬るために。
山崎さんももしかしたら覚悟していたかもしれません。
私たちに迷惑をかけないように、
負担をかけないようにそういうことを気にしていた人だったので。
今回のことで、各団体は情報や話を集めました。
山崎さんは不遇な育ちで、身寄りがありませんでした。
自分のことをかたくなまでに語らない人でしたが、
幼いころに親戚に預けられ、悪いことをすると犬小屋に閉じ込められていたこと。
きっと、ここで犬たちと仲良くなったのだと思います。
そして、自分も不遇な育ちで身寄りがなかったからでしょう・・・

心から・・・本当に心から・・・

センターに収容された動物たちに心から寄り添える人でした。
動物たちの適性判断は職員の誰よりも正確。
そして、いい子だから助けてやってほしいというお気持ちの中で、
団体側やレスキューされている個人の方との交流がありました。
譲渡されてセンターを出る犬や猫には、抱っこして、頭を撫でてやって

「おまえ、良かったな~幸せになれよ」と。
そして、私達には深々と頭を下げて「助けてくださって、
本当にありがとうございました。
この子のこと、どうかよろしくお願い致します。」
とても丁寧で、優しく、お人柄がにじみ出る対応でした。
それだけのお付き合いでしたが・・・


でもそれが上層部に疑われる結果となり・・・事件が起きました。
私たちはかけがえのない人材を失ってしまったのです。
だからこそ、県内の団体全部、
そして個人的にでも助けてもらったいのちとご縁があった方たちが
ここまで山崎さんの死を悼んで、動いているのです。

おそらく皆様も目にされたことがある
栃木県動物愛護指導センターの収容動物情報。
そこにも小さないのちのための山崎さんの細やかな配慮がありました。
センターに行った時に、私たちがわんこを出すときの判断材料で、
抱っこされていたり、素手で触っている収容動物情報の画像を見て、
この子は大丈夫そうだと思って選んだと話したら、
山崎さんはにっこり笑って、
「ワンコは汚くない、
それに素手で触っている写真だと噛まないとか分かるでしょう?
俺が抱っこしていれば、
噛まないとか可愛いとかいい子だってみんなに分かるじゃないですか!」と・・・

2014-5-22-005.jpg

聞けば、職場の申し合わせなどではなく、
山崎さんの想いで自分がやっているだけとのこと。
その時に初めて、収容動物情報ひとつとっても動物たちのために
少しでもチャンスを広げようと私達でも気が付かないようなことまで
気を配って努力していることを知りました。
ちなみに彼が抱っこしていた犬は私たち団体側が手を出す前に
一般市民から希望が出て、一般譲渡で決まっていました。
彼は本当にたくさんのいのちをつないできていたのです。

上三川の犬達は共食いばかりがクローズアップされ、
なかなか譲渡先が見つからず、
山崎さんがいつか処分されてしまうのではないかと恐れていた上三川の虐待犬。
新聞社からの取材で犬を抱っこして見せていたのもそんな想いがあったからでしょう。
いい子ですよ、抱っこできるし、可愛いよって・・・

上三川の虐待犬達は、劣悪な環境下で糞尿のヨロイが体表面にガッチリ付いていて、
シャンプーどころかバリカンも入らない状態の犬達でした。
シャンプーも何もしていないのにここまできれいにしたのは山崎さんだったそうです。
本当に汚い状態の犬達でしたが抱っこして、触って、
そして自然にヨロイが取れてキレイになって・・・
犬達の心のヨロイも取れて改善していったのは山崎さんだからこそできたことです。

収容施設に勤めていた時は、せめて殺処分場に送られる前まで、
自分のところにいる間はと、自分のポケットマネーで動物たちのベッドを購入し、
特別においしいおやつやフードをあげていたそうです。
私も県南ドッグセンターは環境がいいと話は聞いたことがありました。
もしこういった配慮がなければ、
度々皆様がご覧になる栃木県ドッグセンターのように
濡れた冷たくて固いコンクリート床に
死ぬまで置かれるだけの犬達だったに違いありません。
体を休めたくてもぬれた固い床の上だけ。
寒くても寒さをしのぐことさえできない環境・・・
彼はどうしてもその環境を見過ごすことができず、
個人的にできる限りのことをしていました。
「俺のところにいる間はせめて不自由させない」と。
でもこの件でさえ、上層部からは特別なことをするな!と
ことあるごとに注意されていたそうで、
そのころから俺は職場の厄介者だからと言っていたそうです。
彼は、私たちでさえなかなかできないくらいのぜいたくおやつなどをたくさん準備し、
動物たちのために自分のポケットマネーをはたく割には自分は質素な生活で・・・

朝早くにセンターに行って、
身寄りのない彼の唯一の家族でもあるセンター犬の花子との時間を取って
お世話をしてから通常業務。
お仕事が終わったら、
自分がお願いして助けてもらったわんこさんたちのお散歩のボランティア。
帰りにスーパーやコンビニでおつまみを買ってビールを飲む。
唯一の家族でもある花子との時間を何よりも楽しみに大切にしていました。
二人でいるのを見ただけでも、誰が見ても分かるくらいの特別な絆だったそうで・・・

小さないのちに寄り添い動物たちのためにと頑張り続け、
組織がいい方向になるようにと働きかけを続けていた職員に対しての仕打ちが彼から、
やりがいや居場所を奪い、否定し、身寄りのない彼の唯一の家族を奪うことだったのです・・・
山崎さんは最後の電話の中で、
「中から変えようと思って頑張ってきた。
中から変える必要があると思っていた。
中に自分がいる意味があると思って頑張ってやってきた。
でもダメだった・・・もうダメだ・・・

俺は負けたんだ・・・もう二度とセンターの門はくぐりたくもない。
あんなところ二度と行きたくない。」と・・・

濡れ衣を着せられたことを怒りもしなかった山崎さん。
それよりも何よりも職場に対して常々持っていた疑問、
捨てられて収容された動物や、悲惨な現場に向き合わず、
情報が漏れたのではないかと犯人捜しをしたり、
動物たちのためにと何かやれば、余計なことはするなと潰されていく職員たち・・・
俺は負けたんだと繰り返す中には、
職場のあり方にただただ絶望していることしか伝わらなかったです・・・

職場を辞めるということは唯一の家族でもある花子と別れるということ。
今までは、花子が生きている間はここで頑張ると言っていた山崎さん。
ついに心が折れた時でした・・・
居場所ややりがいを奪われて、自分を否定されて、
身寄りのない山崎さんにとって唯一の家族でもある花子と
離れて生きていけるわけがなかったのにその時点で気が付くべきでした。
栃木県の動物行政の上層部はそのことを知った上で、そして・・・

身寄りがないことをいいことに追い込んだのです。
身寄りがなければ、労災にもならず、おとがめなしです。
そして私たちに知らさなければ彼を闇から闇へ葬ることができました。
山崎さんは自殺する直前の最後の電話で遺言ともいうべきお願いをしました。

●山崎さんが家族同然だったお付き合いをしていた人
 その動物たちを守るような配慮をすること

●上三川の虐待事件現場からレスキューされた犬たちで
  自分がトレーニングしていた犬達が殺処分されたりしないようにすること、
  譲渡先の確保

●これからもできる限り動物たちを助けてほしいこと。

●栃木県の動物行政は変わって行ってほしいこと。
いのちや現場に向き合ってほしいこと。
そして最後に一つだけ・・・。
彼のわがままなお願い。唯一の家族でもある花子のことをお願いしますと・・・
本当に最後の最後まで、自分のことより小さないのちに寄り添う人でした。
センター犬でもある花子ちゃんは今14歳くらい。
花子が子犬のころから山崎さんがハンドラーとしてついた犬だそうです。
身寄りのない彼にとって唯一の家族で、
花子のことをよく娘だと言っていました。
びびりな子で山崎さんをはじめとするごくわずかな人にしか心を許さないわんこさん。
私は花子のことお願いしますって言われても無理だよ、
会ったことがないし、びびりな子なのだから山崎さんがいないとダメだよ、
大体、山崎さんだって花子がいないとダメでしょうって言ったら・・・

山崎さんは、穏やかにやさしく一言。
「大丈夫だよ。どこにいてもいつか虹の橋で会えるから・・・」
絶望の淵でも忘れることがなかった花子のこと。
でももう会えないとなったときの「いつか会える」は彼のわずかな希望でした・・・
彼の引っ越しはいつも一時間で済む荷物だったそう。
ご自宅にはテレビとお布団だけが残っていたそうで
着替えやタオル歯ブラシなどの日用品もなかったようで・・・

ごみに捨てたのでしょうか。
あちこちにご連絡をしてお別れのあいさつをしながら大きなものだけを残し、
部屋の後片付けをして、車に乗って最後の場所へ向かった山崎さん。
きっと、家族同然だった人のおうちを通って、
いつも犬達とお散歩していたルートをたどってから最後の場所へ向かったはずです。
最後の場所も私たちの知っている場所でした・・・

皆様にお願いがあります。
山崎さんのような小さないのちに寄り添う職員がいのちを絶たなくてはならない職場や、
この現状を変えたいと思います。
こういう職員がやりがいを持って笑顔で仕事ができる職場へ・・・
私たちは改善していきたいと思います。
今の栃木県の現状を変えるためにも皆様の声を届けていただけないでしょうか?
下記の手法のいずれかで要望していきたいと思います。

~*~*~*~☆知事にアクセス☆~*~*~*~
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c05/pref/kouhou/iken/chijiakusesu.html

提案の方法
1.ホームページ上での提案方法提案フォームへのリンクを開くと入力画面が表示されます。
2.電子メールで提案するメールアドレス:teian@pref.tochigi.lg.jp
3.郵送又はファクシミリでの提案方法

①郵送送付先〒320-8501 郵便番号のみで住所の記載は必要ありません。)
栃木県広報課「知事にアクセス」受付係

②ファクシミリ送付先FAX番号:028-623-2160
☆お問い合わせ:広報課☆
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 
県庁舎本館3階電話番号:028-623-2158
ファックス番号:028-623-2160
Email:kouhou@pref.tochigi.lg.jp


下記、要望内容です。
これに皆様のお気持ちを付け加えていただければ幸いです。

~*~*~*~*~要望内容~*~*~*~*~

1.動物行政の上層部の更迭
この度のパワハラによる自殺の直接の原因となった栃木県生活衛生課 
課長と栃木県動物愛護指導センター センター長の更迭を求めます。
これは、自殺事件の直接の原因の責任を取らせるという意味合いよりも、
人材を生かせなかった管理職のトップとしての責任と上層部に逆らえば、
今度は自分が追い込まれると恐怖心を感じている、
今の職場環境の改善、
似非愛護のNPO法人や鹿沼市の登録取消の動物取扱業者上三川の虐待事件、
安楽死用薬品紛失事件、塩谷町のアニマルホーダーの現場など様々な現場の対応の遅れ、
また、収容動物のオスメス間違いなど基本的なミスやあってはならない感染症が頻発するなど
度々、外部からも注意を受けているにもかかわらず、
改善がないことについて責任を取っていただきたいということです。
なによりも小さないのちや都合の悪い存在を殺す、
排除するという思考は危険であると同時にその管理職の能力不足でしかありません。
これを機に真に人材を生かす職場に生まれ変わっていただきたいです。

2.収容された動物たちの場所の環境改善と、
  収容動物の生存の機会拡大をお願い致します。

①殺処分場でもある栃木県ドッグセンターには床にすのこなどを敷くこと
四季を通じて、マットなどを敷いて、
動物たちが体を横たえることができる環境つくりをすること。
現在のように冬期はマットを敷いてもらえるけれど、
春からは濡れた冷たいコンクリート床に直接、
身を横たえる現状が改善されることを願っています。

②殺処分場でもあるドッグセンターの過酷な環境の改善と、
生存の機会拡大のために新しく長期の保護管理ができる
譲渡用の施設新設をお願い致します。
必要であれば、そのための基金を創設してください。
ドッグセンターは冬期マイナス10度以下です。
養豚マットなど熱源があるということですが、
大部屋で使用されているのを見たことがありません。
また、現在、法律にある適正保管の基準を満たすとは到底言える代物ではなく、
建物の構造的にも室内保温が難しいため作り変えることが必要です。
また、隔絶された山の上にあるため、
人目につかず、譲渡のチャンスそのものが少ない環境です。
職員も栃木県動物愛護指導センターと栃木県ドッグセンターの二手に分かれてしまい
結果的に動物たちの保護管理が満足に行えない結果、様々な問題が起きています。
ドッグセンターにいる嘱託の獣医師職員も高齢であり、臨床経験自体がなかったりと、
実際、人材不適だったりします。
人材が集積されている場所での管理の一元化をお願いしたいです。
最終的には、全国的な流れに沿って、市街地の中、または近くなど、
人が訪れやすい場所で、殺処分される施設ではなく、
収容された「動物たちがセカンドチャンスを得る新しい施設」ができることを強く望みます。

3.職員の研修を行ってください。
動物の管理にあたって、必要な臨床経験を積むこと、
収容場所や業務改善のために必要な研修を受けてください。
またその研修内容を職場全体で共有し、きちんと業務に反映させてください。
オスメス間違いの頻発などあってはならないことです。

4.民間と協働してください。
自分たちにとって都合のいい団体との協働ではなく、活動実績があり、
活動している県内の民間団体との共働を強く望みます。
現在、県内で抱えている問題をお互いの信頼関係の中で
一緒に解決して行く必要があります。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~


最後になりますが、

国には、
収容された動物たちのための収容場所の基準を作っていただきたいです。
行政の収容場所であるにもかかわらず、
動物たちの「5つの自由」が守られていない不適正な収容場所がまだあります。
山崎さんは美しいものを美しいと感じる心があって
自分の信じた道を行った純粋な人だからこそ壊れてしまったのだと思います。
自分の信じる道でしか生きられなかった不器用で、本当に純粋で優しい人でした・・・

不遇な少年時代、そして身寄りがいなかったからこそ
捨てられた動物たちに心から寄り添えた優しい人。
孤独の中で生きてきたからこその優しさ。
自分を見失わない強さ。
大好きだったというStingのShape Of My Heartを思わせるような生き方。
あなたは負けたんじゃない。
自分の信じる道を譲れなかっただけ。
自分の信じる道でしか生きることができなかっただけ。
なんて優しい、不器用な人・・・


そしてこれからは一人じゃないから。
だから、今度こそ、一緒に行こう。全国のセンターや保健所の職員が
いつかこんな素敵な笑顔でお仕事できるように一緒に変えていこう。
これからもみんなで頑張ろう。

山崎さんは4月14日に栃木県動物愛護指導センターで
上層部のパワハラを受けた後同日4月14日の夜に亡くなりました。
ご遺体が発見されたのは、日が経った4月20日・・・
警察に収容され、検死後、火葬され、納骨されたのは5月14日。
身寄りのない彼は、
自分を追い込んだ栃木県動物愛護指導センター側の人間によって送られることになり、
そして無縁仏として御遺骨は宇都宮市内の霊園に納められました。
せめて、皆様には彼のような職員がいたことを知ってほしい。
彼のような職員がやりがいをもって素敵な笑顔で
動物のために寄り添って働ける職場になってほしい。
全国のセンターや保健所が彼のような人材を生かし、
動物たちへセカンドチャンスを与える場に生まれ変わってほしい。
私たちの切なる願いです。

山崎さんが助けてほしいと言ってレスキューされた秋田犬とお世話をする山崎さん。

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山崎さんが助けるきっかけを作った秋田犬とのお散歩ボランティア風景。
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山崎さんが描いた素敵なスケッチ画。
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2014-5-22-002.jpg
実はとても絵を描くのが上手でした。

皆様、どうかよろしくお願い致します!

山崎さんのことを私たちは絶対に忘れない。
心からの感謝と共に・・・



2014-5-24追記
亡くなられた職員、山崎氏が抱っこしている犬は「共食い」現場の犬でした。
この飼い主は1メーター四方の檻に8匹もの犬を詰め込み
糞尿の中で犬達はエサも与えられず共食いをしていました。
それで栃木県は飼い主を[動物虐待」で逮捕したいきさつがあります。
「上三川の虐待犬」で検索してください。
以前当会のブログにも掲載致しました事件です。
このような悲惨な現場の犬を「糞尿で毛が固まり、
ハサミさえ入らない状態」綺麗に洗ってあげて
お世話をした山崎さんの気持ちを思うと
本当にどれほど悔しかったか、むなしかったか心を痛めます。
山崎さん、私たちは出来る限りそのような運命の犬達を助けます。
どうか天国からエールをお送りください。
[2014/05/22 16:51] | 命の現場 | page top
24年度茨城県の処分頭数他




処分頭数ー3177「内子犬1286匹」

返還ー174

譲渡ー665「内子犬432匹」

飼い主放棄「成犬484.子犬163匹」

飼い主不明「成犬1777、子犬1469匹」





処分頭数ー3197「内子猫2744匹」

返還ー0

譲渡296「内子猫282匹」

飼い主放棄「成猫271、子猫224匹」

飼い主不明「成猫235、子猫2768匹」

犬猫合わせて処分6374匹、返還174匹「犬のみ」、譲渡961匹」



この数字は日本全国処分頭数ワースト1の茨城県の現実です。
どんなに頑張っても譲渡頭数は処分頭数の1、5割程度しかありません。
返還頭数もたったの174匹。
放し飼いをしているためその内に帰ってくるだろうとお迎えに来ません。
そのため苦情が寄せられ捕獲されてしまいます。
また不妊去勢手術をしないまま放し飼いをするため、
あちこちで繁殖が繰り返され不幸な小さな命が処分されて行くことになってしまいます。
特に猫の繁殖率は犬より高く処分頭数のうち殆どが子猫なのです。
処分頭数「6374匹」と言う数字を重く受け止め、
また「6374匹」の生きていた命が無責任な飼い主のために
葬られ消え去って行った事を決して忘れてはならないと思います。

参照「犬猫救済の輪」様より。
[2014/02/08 04:15] | 命の現場 | page top
小金井のペットショップが火事
今日19日未明小金井貫井南町のペットショップ兼住宅で大規模な火事が発生し、
かなりの数「100匹?」の犬達が焼け死んだとのこと。
ショーケースの子犬達も焼け死んで悲惨な状況。
店主「71歳」が死亡し、助かった犬達はゴールデン12匹、
あとウエスティーが残っているようですがすすまみれでまっ黒。
しかし現場検証があるため犬達はレスキュー出来ません。
この店を知っている当会のトリマーさんは「劣悪な環境の店だった」と話していました。
命を売る仕事をしているならこのような事件が起こる事がないよう
管理をしっかりしなければならないはずなのに本当にやり場のない怒りを覚えます。




追記
小金井の火事の現場にはゴールデンが12匹残されているそうです。
そして生活のため残った犬達は売りたいと。
ウエステイー40匹、ゴールデン1匹はまだこの仕事を続けるためか
お預人に引き取られていったそうです「多分業者」。
こんな事になっても最後までお金に代えたいとのこと。
現場にはケースに入ったまま焼け死んだ子犬、成犬が横たわり地獄絵図のようだと・・・。

一応所有権があるので勝手に持ち出すことはできませんが、
この寒さの中ずぶ濡れになっている犬達は寒い事でしょう。
このような事は今後も起きる可能性大です。
「動物取扱業」の許可をもっと厳しくしてほしいと心から願います。
この店も酷い飼育をしていたようです。
管轄は東京都の多摩支所です。
これから連絡してみます。
動物を扱う業としている方々は一度管理をもう一度見直ししてほしいと思います。
[2014/01/20 10:21] | 命の現場 | page top
ペットのバーゲン
19日新聞の投稿を読みました。

新春初売りやセールで様々なものが安くなるこの季節。
売り場でガラスケースに「30%オフ」と貼られたペット達を見て立ち止った。
命の値引きの光景とそれを囲むお客さん達に違和感を覚えた。
飼い主を選べず値引きされたペットがお客の前で尾をふる光景は
まるでSF映画の中で宇宙人に征服され、
おりに閉じ込められた人間を連想させた。

と言う投稿です。

巷には命に「セール」「○○パーセントオフ」等と
何の配慮も無い言葉で物扱いをするペットショップがかなり多いのが目につきます。
インターネット上でも子犬繁殖場のサイトに「初売り」と言う言葉が書かれていました。
当事者にしてみたら別に違和感も無く売れれば良いのですから
人呼びでこのように[命の初売り」を唱っているのでしょう。
しかし心ある消費者「購入者」はそのような所から子犬など買いません。
日本の動物業者のレベルの低さは恥ずかしいものがあります。
無理な繁殖を繰り返しボロボロにされた母犬達は悲惨な最後を迎えています。
命がけで子犬を産み1カ月ぐらいで取り上げられ栄養状態も満足でないまま
次のシーズンにまた妊娠させられます。
檻に入れっぱなし、運動もさせず生きている尊厳もありません。
このような商売があること自体おかしいと思いませんか?
ポリシーを持ってきちんと繁殖をしている人こそ
「ブリーダー」として言う事が出来るのです。
そして犬の繁殖は採算が取れる商売ではないはずなのです。
日本も「店頭販売」は廃止し子犬を飼いたい人は
真のブリーダーの元を訪問し飼い方、その犬の習性等話を聞いてから
譲ってもらえるような体制になるべきなのです。
あちこちで「子犬繁殖場」が崩壊して来ている現在。
犬猫を食い物にしている商売はそろそろ下降線に向かっています。
いつの日か「子犬繁殖場」が存在しない日が来る事を切望します。
[2014/01/20 10:10] | 命の現場 | page top
遠い国での可哀想な犬達
「にゃんともわんだふる」様のブログを拝見しました。
緊急署名のお願い「ルーマニアの犬を助けてください」と書かれていました。
http://blogs.yahoo.co.jp/bicribicl421


犬の問題を放置してきた国は今になり増えすぎた犬達を残酷な方法で殺し始めています。
野犬化した犬達はとうとう子供を咬み殺してしまった事件が起きてしまいました。
145000匹の犬が殺されても追いつかないぐらいの犬が増えています。
子犬も含め子供たちの面前で犬を捕獲し殺して放置しています。
中国の「毛皮にされる犬猫」、「食用に繁殖されている犬達」。
同じ地球上に生きている動物達に人間はこんな残酷な仕打ちをしている現実を知るたびに
人間の罪の深さに心痛めてしまいます。

しかし遠い日本からこのルーマニアの犬達になにをしてあげられるのかなすすべがありません。
せめて1人でも多くの方にこの今、行われている現実を知っていてほしい。
本当に可哀想な動物が多すぎます。
それに比べると私たちが助けている犬猫の数を考えれば
大海の中から1匹の魚を救いあげている位にしかならないのかもしれません。
[2013/11/06 15:09] | 命の現場 | page top
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