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捨てられた負傷のシュナウザー
今日、東京都の城南島から下半身不随のシュナウザーを引き取りました。

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12日の夜中、警察に保護され東京都の委託病院に預けられセンターに入りました。収容期限が過ぎても飼い主は来ませんでした。立つ事も出来ない愛犬を夜中に捨てて行った飼い主。後ろ足は脱臼して、体には3~4箇所腫瘍があり、耳の中は毛が詰まり、爪は魔女の爪。お腹はヘルニアがあり、体も毛むくじゃら。いかに今まで酷い飼い方をされて来たことが伺えます。排泄も寝たままでしてしまいます。飼い主は介護放棄したのでしょう。

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人間も犬もいつかは老いて介護が必要になります。最後の時を世話が出来ないのなら最初から犬は飼うべきではありません。この子の最後の日にもきっと飼い主の顔を覚えているでしょう、そして会いたいでしょう。無慈悲な現実です。この子はK動物病院様で引き受けて下さいました。1日でも幸せな日が続きますように。

朝イチで城南島まで向かって下さいましたTさん、ありがとうございました。

[2023/05/24 15:31] | 保護、団体関連 | page top
保護犬猫の引取りの趣旨
動物繁殖業者の使用した犬猫は以前は行政で引き取りをすることになっていました。しかし「動物取扱業」の法改正で繁殖業者「ブリーダー」は自ら終生飼養をするか里親を探す事という事になりました。また1人の業者が保有できる数を犬は15匹猫25匹までに規制されました。

そんな中で繁殖に使えなくなった犬猫を最後まで飼う事などましてありえません。犠牲にされた犬猫はまた更に業者間でたらい回しされたり、「引き取業者」に渡されたり、最後には餓死させられたり、山に遺棄されたり想像を絶する最期を終える犬猫もいます。

コロナで犬猫を「買う人間」が増えペット業界は仕入れが間に合わないほどに需要がのびて販売価格も今までの3倍ぐらいに高額に跳ね上がりました。それでも欲しい人はお金で命を手に入れました。しかし今そのペット業界にも陰りが出始めています。余剰頭数の犬猫を引き受けている団体も沢山ありますがそれって「業者の商売に加担する事」にならないでしょうか?


いずれフランスの様に日本もペットショップでの生体販売が禁止になるように多くの活動家が働きかけています。業者が一番困ることは「奇形で生まれた子犬」「妊娠しないメス犬」「出産頭数が少ないメス犬」「毎回帝王切開での出産」「先天性遺伝子疾患の子犬」「色配合がミスにより販売不可の子犬」「サイズオーバーな子犬を生むメス犬」等お金に繋がらない個体はいらないのです。


当会も十数年前ある業者から引き取り、里親様を探しました。それはその業者が「頭数を減らしゆくゆくは廃業する」という約束で20数匹を引き取ったことがありました。しかし行くたびに頭数をカウントしても減るどころか反って見ないような犬が増えていました。問い詰めても「増えてない」というだけ。そして引っ越しを期に廃業するはずであった話も頓挫し身内で大々的に商売を今でも行っています。


当会は約束を守らないような人間には2度と協力はしません。最近、里親探しの「マッチングサイト」にも業者が掲載するようになりましたがその場合は無料での譲渡を決められています。そこで1円でもお金にしたい業者は「愛護団体を立ち上げ」て募集をしたり、「愛護団体に託して」不用な犬猫を減らしまた繁殖用犬猫を仕入れてきます。動物には罪はありません。しかしこの様な「動物が犠牲」になる連鎖はどこかでストップさせなければいつまでも真の「殺処分0」にはなりません。

収容施設、繁殖業者から犬猫を引取りそれを販売の様に高額で譲渡をする愛護団体(と称して)も出始めています。ペットショップで売る側、買う側の問題も提起してきましたが、現在は「保護犬保護猫」というだけで飛び付く事が無いように引き取る側にも慎重な姿勢が必要な現状です。

「保護犬猫」とは「誰からも命を救ってもらえなもらえない運命の動物」を保護し里親様に繋ぐための活動であってそれを商売にする「保護犬、猫ビジネス」であってはならないと思います。「保護犬猫を飼う」から「保護犬猫を買う」事にならないようにお気を付けください。

[2023/05/11 14:15] | 保護、団体関連 | page top
乳飲み子タヌキの保護
今朝卒業犬のアリーちゃんが側溝に泣いている小さな黒生き物を発見しTさんのご主人様が持ち帰られました。

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初めは目が開いてない子猫と思われたそうです。しかしどうも子猫ではなさそう。ミャーミャー泣いていて、急遽、K動物病院の先生が預かって下さいました。

あちこち問い合わせをした結果、横浜市のズーラシアで引き取りして下さるとのことでT さんが届けて下さいました。母タヌキさんはどこにも見当たらず昨晩からの雨で流されて来たようです。何の動物でも生まれて来た命は助けて上げたいですね。タヌちゃん、大きく育ってね。いつか皆で会いに行くから。

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[2023/04/26 13:15] | 保護、団体関連 | page top
茨城センターからの引き取り
28日雨の中朝8時にKさんが引き取りに行って下さいました。年度末で高速道路はかなり渋滞していたそうです。

柴犬のメス。
センター職員様からとても良い子なのでいかがですか?と推薦された小さな女の子です。
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また小さなボーダーコリーのようなおとなしい女の子。
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そしてお人形さんのような真っ白な長毛の子犬。
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毎日沢山の子犬が収容されてきます。生まれては捨てる飼い主。どうして1回の手術をしないのでしょう。過密なセンターから3匹を引き取っても焼け石に水と思いますがこの子達は3週間頑張りました。幸せになりましょう。



帰りは5時半過ぎになり、1日がかりの搬送、お疲れ様でした。3匹とも元気に東京迄無事に到着致しました。ありがとうございました。
[2023/03/29 06:42] | 保護、団体関連 | page top
捕獲が出来ない母犬
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つくば市で今まで3回出産している母犬の捕獲に努力されている「しっぽの仲間」様からのお写真です。当会でも今までに乳呑児で生後2日目からのこの母犬の子犬を2回「12匹」引き受け育て、トレーニングをし家族として里親様に迎えて頂きました。しかしこの母犬「ララちゃんと命名」は警戒心が強く捕獲檻を設置してもダメ。

Sさんは毎日の様に「から揚げ」を持って現地に行き捕獲を試みていますがこの2年半どうしても保護出来ません。また来月にはシーズンが来て10月頃には9匹の子犬を生む可能性があります。この母犬「ララちゃん」の母犬「祖母犬」も捨てられた犬から3匹産まれた中の1匹でした。1匹は死亡、1匹は猟友会で射殺されこのララちゃんだけが生き延びました。その様子を見ていたララちゃんは人間に対して非常に警戒心を持っています。それは当然の事です。

このようにたった1匹の犬を手術もせず生まれては捨ててしまう飼い主が1人いるだけで子々孫々まで不幸の連鎖は終わりません。猛暑の中、捕獲スペースの設置をしましたが警戒して入ってくれないようです。本当にご苦労様です。このような1つ1つの案件をセンター側も積極的に働いてくださるように切に願います。そうしなければセンターの収容頭数は絶対に減少しません。そして野犬化した犬だけが収容されて団体側も引き出せる状態の犬ではない為どんどん溜まって行ってしまいます。譲渡推進の前に入らないような「蛇口を閉める」事に尽力いただければとお願い致します。



2022-7-28追記
つくばの母犬が27日しっぽの仲間のSさんの努力で捕獲出来ました。
[2022/07/28 15:01] | 保護、団体関連 | page top
神威、生後2週間になりました。
お鼻の奇形で生まれたシーズーの赤ちゃんは今日生後2週間になりました。300グラムになり元気一杯。このままスクスク大きくなってね!
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ガルル~っと文句を言う「オレ様」ボーイになってきました(笑)
https://twitter.com/NpoSeikenJouto/status/1445333626267201537




[2021/10/05 19:28] | 保護、団体関連 | page top
緊急事態宣言下の引取り
東京だけでなくとうとう茨城県も「緊急事態宣言」が発令されてしまいました。当会がセンターに引き取に行くと言う事は東京—神奈川県—埼玉県—千葉県—茨城県と4県をまたいでの移動になってしまいます。県をまたいでの移動は自粛するように言われている中で直接センターまで伺う事は良くない事です。

しかし予約してある最後の1匹を引き取らなくてはならず、そこでまた茨城の愛護団体様にお願をして朝センターまでお迎えに行っていただき途中の三郷インターまで運んで頂きました。今日から「パラリンピック」が開催のため首都高速は車の数も少なく「料金が1000円加算のためか」空いていて今までの半分ぐらいの時間で行く事が出来ました。

今日の引き取りはパグの女の子だけ。
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かなり繁殖に使われていたようでお乳も垂れ下がり皮膚は禿げ禿げ。それでもニコニコとご挨拶してくれました。収容時「膣脱」だったためセンターで処置もしておいてくださり元気に引き取が出来ました。

繁殖業者が遺棄したようです。帰りは「ブルーインパルス」がスカイツリーの近くを飛ぶ姿を高速道路上で見る事が出来るかなと思いましたが空いていたため2時前には通り過ぎてしまい残念、見られませんでした。しばらくセンターには行かれそうにありませんがどうか職員の方々、犬猫達の事をお願い致します。また宣言が解除されましたら伺いたいと思っています。

何度も搬送いただきましたNPO法人「しっぽの仲間」S様、暑い中ありがとうございました。パグちゃんの幸せなご縁を探します。
[2021/08/24 21:40] | 保護、団体関連 | page top
天使の成長記録3

海ちゃん、空君も目が開きました。
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ラキ君、アーヌちゃんの目が開きました。
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8月18日生後1か月になりましたら「予約受付」の写真を掲載致します。生後2か月過ぎに1回目のワクチン接種後譲渡いたします「9月末頃」。そろそろ性格の違いも出てきています。3カ所のお預り人の方とも相談をしてその子に合ったご家族様を検討してい行きたいと思います。

[2021/08/08 12:16] | 保護、団体関連 | page top
三葉と四葉 成長記録
三葉と四葉ミルクは1回に120cc飲み干し体重は800~900gになりました。
一番チビだった白の四葉が、ブチの三葉を抜いて大きくなりました。

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時々、お座りして周りを見たり、声かけに反応したり、可愛い時期に突入してます。


哺乳瓶が空になってもなかなか離しません(笑)
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[2021/08/07 13:08] | 保護、団体関連 | page top
天使たちの成長記録
生後2週が過ぎ少しづつ目が開き始めました。
ミルクも1回に60から80CCを飲んですくすく成長しています。
離乳まで6匹のミルクが相当必要になります。
もしご支援していただけましたらお願い致します。
子犬用粉ミルクでしたら銘柄は構いません。

名前は空、海、三つ葉、四つ葉、ラキ、アーヌちゃんです。

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[2021/08/03 13:18] | 保護、団体関連 | page top
小さな天使がやってきました
茨城県で前回も10匹の赤ちゃんを産んでしまった野犬の母犬から今年もまた10匹の赤ちゃんが生まれてしまいました。みな400−500グラムの元気な兄弟姉妹犬です。茨城の団体様が10時に哺乳して頂き当会が三郷インターでの引き取が1時。暑さもあり全員が大合唱で「お腹すいたー」と泣きわめいています。

行きも帰りも高速道路は気味悪いほどがらがら状態。クーラーも効いた車の中で皆気持ちよさそうに保冷剤のタオルに乗り大人しく横浜の病院まで到着。先生の奥様がミルクを用意して待っていただきました。すぐに体重測定と哺乳開始です。グビグビお腹がポッコリする程沢山飲みました。見ていてこちらまで気持ちが癒されます。動物の生きようとする姿にはいつでも素晴らしいオーラを感じますね。

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この子達は3カ所の保育場所で育てて頂きます。7月18日生まれ「現在生後2週齢」。もうすぐ目が開きそうです。モーモー柄、白茶ブチ、白い子とこれから6匹はそれぞれの幸せな家族の元にスタートです。他の4匹は昨日茨城の他の団体様の所でお世話になっています。10匹とも全員が幸せになれますように。



PS。リツ、サン、アロー、ウィロー、まめ丸、オレオ君。あなた達の兄弟ですよ。みんな元気ですか?
[2021/07/31 18:56] | 保護、団体関連 | page top
愛護相談センターより引取

保護依頼の黒柴さんを東京都動物愛護相談センターより引取しました。

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警察に預かりして頂いた期間に飼い主のお迎えがなくセンターに搬送されました。収容期間が終了して当会で引取いたしました。鑑札、名札も着いていませんでした。これではお家に帰れませんね。

皆様の愛犬達は着いていますか?一生最後まで飼育することの中で連絡先を着けておくことは一番大切なことです。後日募集開始致しますので宜しくお願い致します。

[2021/07/08 16:07] | 保護、団体関連 | page top
久しぶりの引取り
東京はまだ緊急事態宣言中でしたが、引き取り予定の犬達の事が心配だったため意を決して茨城へと向かいました。また新規の委託会社の方のセンター管理がどうなっているのかも心配でしたが思ったほど酷くはなっていませんでした。収容頭数も最近は落ち着いてきていて少し減少したことは安心いたしました。

今日の引き取りは2匹。ビビリの柴犬系さんとフレンドリーなミックス系の2歳位の女の子たち。

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長い間自治体のセンターに出入りをさせて頂いています当会はいろいろな気が付く事、要望などがありお話させて頂きました。内容はここでは伏せておきますが自治体の今後の役割、譲渡事業の体勢についてお時間を頂きセンター長様、以前譲渡でお世話になりましたY様「課長になられました」と前向きなお話をさせて頂きました。理想となる譲渡活動を願っている当会の思いが叶いますように。

行きも帰りも道路は空いていてスイスイと走りました。犬達も東京までの道程はケージの中で大人しく良い子でいました。これからケアー、診察、手術をして良いご縁を探したいと思います。この子達は首輪も付けていて、いかにも飼い主がいるような子です。いなくなった愛犬の事が心配にならないのでしょうか?

「縁あり家族になった犬」を最後まで責任をもって飼ってください。


[2021/06/17 23:58] | 保護、団体関連 | page top
保護犬エール君の近況
近況報告です。
群馬から運ばれて来た、エール君はすっかり変わり人間、
犬の後を着いて歩く迄になりました。
今までどれ程緊張していたのでしょうか。
子犬らしさが出て来ました。
引き取って6日目でここまで変化しました。。
お預かりの家族と同居犬のお陰です。






[2021/01/29 07:52] | 保護、団体関連 | page top
群馬県から来た子犬達
群馬県の団体様がセンターで見て来た子犬達。前橋はセンターがなく保健所で収容されるそうです。ですから他の業務もあり子犬に手をかけてあげられないで2か月程置かれているとか。この子たちの母犬が野良さんで捕まらず赤ちゃんを産んでいるようです。子犬達は母犬の行動を学習してしまうため早くに保護し人間との繋がりを学習しないと難しくなります。

保健所ではこのような子は譲渡が出来ず、処分対象になるそうです。

男の子ちまき君「新らしい名前はエール」と
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女の子はしろみちゃん。
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FUNFUN様で引き渡しの場をお借り出来ました。

ボイジャーから出した途端、隅に逃げてしまいました。初めて首輪を着けたので引っ張られるとびっくりしてしまいます。ただ怖くても咬むことがないので人間との共存は時間がかかると思いますが可能と思います。これから脱走させないように慎重に保護しトレーニングをしてから里親様募集を致します。

まだまだ東京、神奈川以外はこのように子犬が産まれては処分の悪循環が続いています。雨の中「DR群馬様」はこの子達を救いたい気持ちで車を走らせて連れてこられました。同じ活動をしている当会もその「処分されるのは避けたい」と言う気持ちは痛いほど分かります。全ての子を救う事は出来ませんがお預りのI様が協力頂けるとのことで引き取する事が出来ました。男の子は当会で、女の子は神奈川の団体様で保護していきます。

野良さんだったのにペットシーツでトイレが出来たそうです。エール君、授かった命を幸せに向かって頑張ろうね。

[2021/01/24 12:53] | 保護、団体関連 | page top
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